徳島県で「交通死亡事故多発非常事態宣言」

平成28年9月2日(金)に、徳島県で「交通死亡事故多発非常事態宣言」が出されました。同県での発令は、平成に入ってから初めてです。

8月31日までの交通事故による死者数は39人です。前年同期を26件(26人)上回っており、大変深刻な状況になっています。

交通死亡事故多発非常事態宣言の概要

  • 発令日:平成28年9月2日(金)
  • 期間:9月3日(土)~9月9日(金)
  • 地域:徳島県[全域]
  • 取り組み:街頭監視活動および交通取締りの強化

※9月21日(水)からは、「全国秋の交通安全運動」が始まります。

交通事故の発生状況

(1)死亡事故の状況

※「徳島県交通安全対策協議会」の資料から抜粋

  • 人と車:7人
  • 車と車:7人
  • 単独事故:11人
  • 自転車と車:3人
  • 路外転落:2人

死亡者の75%が65歳以上の高齢者です。

(2)交通事故発生率(8月24日現在)

  • 死者数の増加率:全国ワースト1
  • 10万人あたりの死者数:全国ワースト1
  • 車両1万台あたりの死者数:全国ワースト1

8月末現在で交通事故死者数の全国ワースト1は、愛知県で124人です。しかし人口10万人あたりの死者数では、愛知県が約1.7人、徳島県は約5.2人(愛知県の約3倍で全国ワースト1)です。

(3)人身事故件数と負傷者数(8月24日現在)

  • 発生件数:2,365件
  • 負傷者数:2,914人(うち重傷279人)

県民の約318人に1人が事故の当事者となり、約258人に1人がケガをしていることになります。

(4)事故を減らすために

  1. 道路を横断するときは、左右の確認をしましょう
  2. 夜間の外出は、明るい服装や反射材をつけましょう
  3. 交通量が少なくても、前をよく見ながら運転しましょう
  4. 早めのライト点灯をしましょう
  5. 自転車に乗るときはヘルメットを着用しましょう
思いやり運転

ご高齢者に優しい運転を!

(5)「交通死亡事故多発警報」の発令状況

  • 3回目:8月24日(水)
  • 2回目:6月10日(金)
  • 1回目:5月12日(木)

今年に入り3回の「交通死亡事故多発警報」が出されています。被害者はもちろん、加害者にもならないように、くれぐれもお気をつけください。

運転中の「ポケモンGO」で、死亡事故も発生

8月23日(火)には、徳島市で「ポケモンGO」をしながら運転していた男が、横断歩道を渡っていた女性2人をはね、1人を死亡させ、もう1人に重傷を負わせる死傷事故が発生しています。ポケモンGOによる死亡事故は全国で初めてです。

徳島県内で交通事故の多い交差点

※徳島県警データーから(平成23年~平成27年)

  1. 徳島本町交差点:徳島市徳島本町2丁目(国道11号線)|累計53件
  2. 北常三島町交差点:徳島市北常三島町1丁目(国道11号線)|累計40件
  3. 東大工町交差点:徳島市紺屋町24(国道438号線)|累計37件
  4. 八百屋町交差点:徳島市八百屋町1丁目8(国道192号線)|累計35件
  5. 大林交差点:小松島市大林町字宮ノ本98-1(国道55号線)|累計35件

6位以下は、次のとおりです。(いずれも徳島市内)吉野橋東詰交差点、大野交差点、春日橋北詰交差点、大松交差点、元町交差点、佐古二番町交差点、田宮高架下交差点、工業団地南交差点。

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