全国の橋で老朽化が進み、危険性のある橋が約1万箇所と判明。

国土交通省が全国で行っている橋の一斉点検で、部材の落下など老朽化による人的被害の危険性が指摘された橋は約1万箇所。未実施の橋を含めるとさらに増える可能性も。

調査・点検は全国にある橋(約44万箇所)を対象に、管理者である国、地方自治体、高速道路会社がそれぞれ実施。調査・点検の終わった約36万箇所のうち、約1万箇所で、修繕の必要があることが判明。平成26年6月現在では、まだ2割が未実施であり今後さらに増える可能性もあります。

橋の点検調査結果

  • 調査対象:約44万箇所
  • 調査項目:鋼材の腐食、亀裂、ボルトの緩み、コンクリート材のひび割れなど26項目をマニュアルに従って調査
  • 調査完了数:約36万箇所(平成26年3月末時点)
  • 人的被害の危険性のある橋:1万178箇所
  • 上記のうち、地方自治体が管理する橋:1万143箇所

国土交通省によると、鉄筋や部材の修繕、交換が必要となる50年を超える橋は、2014年現在で全体の18%。鉄筋コンクリートの建物の耐用年数は50年で、トンネルや橋などの建造物も同程度。

建設後50年以上で、老朽化が心配される橋梁

  • 2010年4月:8%
  • 2024年:26%、
  • 2034年後:53%

国内の道路にかかる橋の数

日本の高速道路や一般道路に架かる橋梁は、合計で約15万5200箇所。

  • 高速自動車国道:約6,800箇所
  • 一般国道:約2万5,200箇所
  • 都道府県道:約33万3,700箇所
  • 市町村道:約8万9,500箇所