山岳情報(冬山)東北

八甲田山系、蔵王連峰など、雪山に関する情報です。(2016年から2017年の冬)

東北の冬山

冬山登山などのレジャーを予定される方は、事前の情報収集と安全対策が必要です。また入山届けが義務化されている場所もあります。

この情報は警察庁が発表している情報を、利用規約に準拠して見やすく転載しています。
(出典:https://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki/H28fuyuyama.pdf

岩木山(1,625m)

岩木山は単立の山で、厳冬期は気象の変化が著しく、強風時は秒速約30㍍の突風が発生し、気温は氷点下20度位まで冷え込みます。

また、大量の積雪や雪庇、雪崩、吹雪による視界不良などがあることから、十分な装備と細心の注意が必要です。9

合目からはアイスバーン状態となっていますので、アイゼン、ピッケル等を携行する必要があります。アクセス道路の通称「岩木スカイライン」は、11月上旬から翌年4月下旬まで閉鎖となります。

遭難事故の記録

  • 平成14年1月、8合目から滑り始めたスキーヤー2人が雪崩に巻き込まれ、死亡する事故が発生。

八甲田山大岳(1,584m)

八甲田山の厳冬期は、強風と大量の積雪、吹雪などで地形が分かりにくいため、冬山登山や山岳スキーには、ガイドや経験豊富なリーダーが必要です。

八甲田山は、山岳スキーがほとんどで、滑走可能なコースには誘導ポールやフェンスを設置していますが、毎年コースを外れて遭難する事案が多数発生しています。視界の悪い時は、特に注意して滑走してください。

青森市内から八甲田入口の酸ケ湯温泉までは、通年で通行可能ですが、12月中旬から翌年3月中旬までは、午後9時から午前7時30分までの間、通行禁止となります。

酸ケ湯温泉から谷地温泉までは、11月下旬から4月1日までの間通行禁止となります。また、青森市から田代高原を経由し、十和田湖までは通年の通行が可能ですが、12月中旬から3月中旬までの間、時間規制があるほか、天候によっては閉鎖されますので、悪天候の時は事前に確認してください。

遭難事故の記録

  • 平成19年2月には、スキーツアー客、ガイド等24人が雪崩に巻き込まれ、2人が死亡、8人が負傷する事故が発生しています。

岩手山(2,038m)

冬の岩手山は、独立峰のため北西の季節風が強く体感温度が急激に低下するなど、3,000メートル級の北アルプスに相当する厳しい気象条件となりますので、装備等に十分留意してください。

近年、「つるはし」及び平笠不動の上部西斜面で、雪崩の発生が見られますので、特に気をつけてください。また、標高1,200mを越えるとアイスバーン状態になりますのでアイゼン、ピッケル等冬山装備を必ず携行してください。

最近、岩手山東面第一噴出口上部で、滑落が原因と思われる重大事故が発生しています。また稜線では低体温による事故の発生もみられます。装備と共に天候にも十分注意してください。

冬季間、柳沢コース8合目避難小屋及び焼走り、上坊コースの平笠不動平避難小屋は、無人となりますが利用可能です。

【裏岩手連峰】

岩手山から八幡平にかけての黒倉山、大松倉山、三ツ石山、大深岳、源太ケ岳、嶮岨森(けんそもり)、諸桧岳(もろびたけ)、畚岳(もっこだけ)の標高1,400mから1,600m級の山が連なっている裏岩手連峰は、冬は北西の季節風により吹雪の日が多く荒天が続きます。入山に際しては、余裕を持った日程を立て、ルート確認のための地図、磁石、GPS、ビーコン等の携行を絶対守って、位置確認を怠らずに行動してください。

また、大深山莊は、見落としやすいので注意してください。三ツ石山周辺も天候によっては、方向確認に注意が必要です。網張に戻る予定が、間違って松川温泉側の沢に迷い込んだ事例があります。

遭難事故の記録

  • 源太ケ岳東面は、毎年、大規模な雪崩の発生が見られ、雪崩遭難死亡事故が発生しています。この斜面には近づかないようルート選定に注意してください。

早池峰山(1,917m)

早池峰山の河原坊登山道に通じる県道紫波・川井線は、登山口の花巻市大迫町側6㌔の地点から冬季間(11月中旬から翌年5月中旬までの間)通行止めとなります。

早池峰山は、冬の入山規制はされていませんが、登山道は東北地方では珍しく岩場が連続し、積雪がある冬季間は、雪庇又は凍結による浮き石等で非常に危険な状態となります。

冬季間、山頂避難小屋及びうすゆき山荘(河原坊登山口より花巻市大迫町側約1㌔)は無人ですが利用可能です。早池峰山の河原坊登山道は、平成28年5月28日から土砂崩れのため閉鎖となっています。十分に御注意下さい。

八幡平(1,613m)

冬の八幡平は、北西の季節風が強く、荒天時には視界ゼロとなり、特に源太森からは気象条件が一段と厳しく、加えて目標物が少ないことからリングワンデルングに陥る危険があります。必ず、地図、磁石、GPS等で位置確認を行いながら行動してください。また、単独行動や少人数での入山は避けてください。

茶臼岳から前山経由で旧もみやま荘コースでの入山、下山時とも雪崩に注意してください。

八幡平アスピーテラインは、冬期間は閉鎖となりますが、御在所までは通行可能です。旧八幡平スキー場をトラバースするときは、上部の雪庇崩落等による雪崩に注意して下さい。

岩手県側から八幡平山頂までツアーコースがありますが、大黒森を1番として八幡平山頂を300番とする目標番号板がついていますので参考としてください。

八幡平アスピーテラインは、平成28年11月4日から平成29年4月21日まで、ふけの湯温泉から八幡平頂上まで閉鎖となっています。

蔵王連峰・熊野岳・刈田岳

蔵王連峰は、熊野岳を主峰とし、北の雁戸山から南の不忘山まで25㌔にわたる火山群です。登山道も整備されていることから、今夏も登山客で賑わいましたが、冬の蔵王連峰は、夏と一変し非常に厳しいので、北アルプス登山と同様の装備と心構えが必要です。

蔵王連峰登山道の「ロバの耳コース」は、噴火対策として閉鎖されています。

蔵王の各スキー場において観光客、登山客の自家用車を対象とした車上狙いが発生しています。登山の際は、貴重品等を車内に置かないよう、盗難防止にも十分注意してください。山形側の蔵王スキー場、蔵王ライザスキー場及び宮城側の澄川スキー場は12月上旬にオープンし、世界的に有名な樹氷は1月下旬から2月中旬が見頃となり、すみかわスノーパークでは、雪上車による樹氷めぐりを行っています。

山岳観光道路蔵王エコーラインは、平成28年11月4日午後5時から平成29年4月下旬ころまで冬期間通行止めとなります。

閉鎖区間は、山形県側は蔵王坊平高原冬期閉鎖ゲート、宮城県側は宮城蔵王すみかわスノーパーク入口澄川ゲートまでの間です。蔵王刈田リフトの営業は平成28年11月3日で終了しており、営業再開は平成29年4月下旬頃からの予定です。

熊野岳、刈田岳へのメインアプローチは山形側がライザスキー場、宮城側が澄川スキー場からとなります。

ライザスキー場のライザペアⅡリフトの降り口から刈田岳直下までの間、比較的雪氷のつきにくいスチール製の道標が設置されています。しかし、吹雪、ガスなどの悪天候時にはその道標も遮られ、ルートがわからなくなる場合もありますので、相当な注意が必要です。

蔵王スキー場側からは、地蔵岳直下まで運行される蔵王ロープウエイの利用が可能です。登山届は蔵王ロープウエイ山麓駅や山頂駅でも受付けています。なお、宮城県警察・山形県警察ではインターネットによる登山届も受付けています。

蔵王では、平成27年4月に「噴火警報(火口周辺危険)」が発表され、同年6月に解除されていますが、観光客、登山客等の安全を確保するため、自主規制されていた馬の背カルデラの一部である馬の背登山道(リフト分岐から三又路までの間)は、緊急避難路整備が完了したことから平成28年7月1日午前9時より自主規制を解除しています。

ただし、馬の背カルデラ(想定火口域内)への立ち入りは禁止されており、ロバの耳コース等は依然閉鎖されています。主な登山道に、火山活動等に関する注意喚起看板が設置してありますので、その内容を守り、安全な観光、登山を行って下さい。

遭難事故の記録

  • 平成17年3月には不動滝コースで5人の韓国人スキーヤーが道に迷って行方不明になり、翌日、無事発見救助されるという事案が、平成18年1月にはスキー登山者が悪天候のため遭難する事案が発生しています。
  • 平成19年4月、山形蔵王坊平スキー場から刈田岳への山岳スキー中の男性登山者2人が、悪天候のため道に迷い遭難し、翌日、無事救助される事案が発生しています。地図、コンパス、GPSや冬山の完全装備が必要です。(山形県情報)
  • 平成22年3月、刈田岳にスキー登山中の親子2人が低気圧の接近に伴う悪天候から登山を断念し蔵王エコーラインに沿って下山中、父親が低温と強風の影響から疲労で動けなくなり、息子が携行したアマチュア無線機で救助を要請、捜索隊に無事救助される事案が発生しています。万が一に備えた連絡手段を携行することはもちろんのこと、低気圧の接近時や悪天候の際には、登山の中止や延期などの勇気ある判断が必要です。(宮城県情報)
  • 平成22年3月、男性2人が山スキーのため熊野神社から黒姫ゲレンデに向かって滑走中、雪崩に巻き込まれて1人が死亡するという事案が発生しています。特に雪解けが近くなると雪崩が発生しやすくなりますので、天候や雪の状態をよく把握するなど十分な注意が必要です。(山形県情報)
  • 平成25年1月、男性2人が山スキーのためハイライン料金所付近から、すみかわスノーパークスキー場に向かって滑走中、道に迷い遭難し、2日後に救助される事案が発生しています。事前に滑走コースの確認や、冬山の装備品を確実に携行することが必要です。(宮城県情報)
  • 平成27年1月、男性1人が山スキーのため刈田岳山頂付近から下山を開始しましたが、吹雪等の視界不良のために道に迷い、雪洞を作って山中に一泊。翌日になっても視界が不良だったため、救助を求め、捜索隊が発見、無事救助される事案が発生しています。事前に天候の確認や、冬山の装備を厳重にすることが必要です。(山形県情報)
  • 平成27年2月、男性3人、女性1人の4人でスノーボードをしていましたが、うち1名が冒険心から黒姫ゲレンデ南方のバックカントリーをしようとゲレンデを外れたところ、地理不案内から道に迷い遭難した事案が発生しています。スキー場ではゲレンデから禁止区域に外れることなく、ルールを守って滑りましょう。(山形県情報)宮城県山形県蔵

森吉山(1,454m)

冬の森吉山では、阿仁スキー場のゴンドラ山頂駅(標高1167メートル)から山頂をめざす登山者(山スキーを含む)が多くなっていますが、ゴンドラ山頂駅を利用することで山頂までは比較的距離も短く、気軽に行けるというイメージがありますが、ガスの発生や吹雪による視界不良等による遭難事案が頻発し死者も出ています。

森吉山は悪天候が長く続く山で、捜索救助活動すらできないことも多々ありますので、天候を見極め、決して無理をしないことが重要です。登山届は阿仁ゴンドラ山麓駅でも提出できますので、忘れずに提出してください。

また、気軽さから安易に装備等を簡略化することなく、万全の装備で入山をお願いします。途中の阿仁避難小屋、森吉避難小屋は利用できますが、積雪により小屋が埋まった際は、使用不能となりますので注意が必要です。阿仁スキー場ゴンドラ山麓駅までは、通年通行が可能となっています。

遭難事故の記録

  • 平成28年2月から3月にかけて、阿仁ゴンドラ山頂駅を利用しての登山者の遭難件数は3件(いずれも単独登山)で、内1人が亡くなっています。

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鳥海山(2,236m)

冬の鳥海山は天候が急変しやすく、一旦吹雪になると視界ゼロの状態が何日も続くことから、冬山への登山者はほとんどありません。登山を試みる場合には本格的な冬山登山の知識と十分な経験、装備が必要です。

7合目(御浜付近)より上は、硬い氷に覆われ、アイゼンも刺さりにくい状態になり特に注意が必要です。御浜小屋(7合目)と頂上小屋は、無人となりますが、避難場所として利用できます。しかし、積雪により小屋が埋もれた際は使用不可能となるので注意が必要です。

ブルーラインは毎年4月まで通行止めとなり、鉾立、大平各ルートへの車両の通行はできません。滝の小屋、湯の台の各ルートも鳥海家族旅行村までは除雪されますが、その先は閉鎖となります。積雪時は、鳥海家族村から鳳来山を経由して湯の台コースで滝の小屋に宿泊後、山頂を目指すことも可能ですが、傾斜がきつくかなりの技術・体力を要します。

遊佐町白井新田から入る長坂道には避難小屋がなく、また、万助道には万助小屋が避難小屋として使用されていますが、どちらのコースも積雪が多く大変危険なので一般登山者はほとんどいません。

鉾立、大平山荘は毎年10月下旬までで営業を終了しており、営業開始は翌年4月下旬頃となります。鳥海家族旅行村、鳥海山荘は通年営業です。駒の王子から祓川ヒュッテに通ずる道路は、平成28年11月1日から翌年4月末まで通行止めとなっています。(秋田県)

月山(1,984m)

姥沢口のリフトの営業は10月下旬で終了、町営バスも麓の志津までの運行となります。月山の積雪量は6㍍を越えることから、冬のスキー場は閉鎖され、スキーシーズンは春からになります。

羽黒口(8合目)への山岳道路(月山公園線)は、降雪とともに閉鎖され、翌年6月下旬頃に開通する予定です。

吾妻連峰・西吾妻山(2,035m)

吾妻連峰は東西に長く、日本海と太平洋気候の分水嶺で、天候が急変しやすく、また、福島県と山形県では天候が異なるので十分注意が必要です。特に、県境の尾根付近では、迷いやすいので、ナビの携帯が必要となります。

避難小屋は、有人の慶応吾妻山荘、無人の吾妻小舎(無雪期のみ有人)、酸ヶ平避難小屋、谷地平避難小屋、明月荘、西吾妻避難小屋があります。慶応吾妻山荘から五色沼、一切経、東吾妻へのスキーツアーコースは、ルート表示等が無いので注意して下さい。なお、吾妻スキーが廃業したことから、冬季は、磐梯吾妻スカイライン高湯温泉ゲートから歩くこととなります。裏磐梯グランデコスキー場から西大巓、西吾妻山のルートは、シラビソの樹林帯が続き、山頂付近は樹氷帯となって方向を見間違いやすくなります。

家形山から東大巓、籐十郎、西吾妻にかけての福島・山形県境尾根、特に西吾妻山頂北側稜線一帯は、吹雪になるとホワイトアウト状態となり、なだらかで迷いやすく、毎年遭難が発生しています。冬季間、西吾妻(西大巓、東大巓)を目指す山形県側のルートは、天元台スキー場、若女平の各ルートがメインとなりますが、積雪が多く悪天候時には猛吹雪に注意が必要です。また、スキーヤー、スノーボーダーが入り込むため、トレースに十分な注意を要します。

「吾妻山(一切経)」は平成28年10月18日、噴火警戒レベルが「2」(火口周辺規制)から「1」(活火山であることに留意)に引き下げられましたが、気象台では異常を感じたらすぐ下山するよう注意の継続を呼びかけています。(福島県情報)

グランデコスキー場は、毎年11月下旬からゴールデンウィークころまでオープンしています。リフト等の運行時間等については、事前に確認してください。(福島県情報)

天元台スキー場は毎年11月中旬から翌年5月連休までオープンしています。(山形県情報)登山届はロープウェイ各駅、第3リフト上駅に提出してください。なお、山形県警察ではインターネットによる登山届も受付ています。(山形県情報)

遭難事故の記録

  • 平成6年2月には、山岳スキーの7人パーティーが福島県側の家形山から山形県側滑川温泉に向かう途中、稜線上の霧ノ平で吹雪に見まわれ、5人が亡くなる遭難が発生しています。(福島県情報)
  • 平成17年3月、吾妻連峰若女平で、登山者が道に迷い遭難し救助されるという事案が発生しています。(山形県情報)
  • 平成19年12月、山形県天元台側から登山した男性が、降雪により13日間、吾妻山中を彷徨い、平成20年1月中旬に福島県耶麻郡のスキー場に自力下山する事案が発生しています。十分な冬山登山装備を携行してください。(山形県情報)

グランデコスキー場から西吾妻西大巓のコースでは

  • 平成22年2月(6人無事救出)
  • 平成22年3月(2人無事救出)、平成24年1月(2人無事救出)
  • 平成28年3月(3人無事救出)と毎年のように遭難が発生しています。(福島県情報)

飯豊連峰・飯豊本山(2,105m)

飯豊山荘、天狗平ロッジは毎年11月初旬から閉鎖となっています。(山形県情報)

国民宿舎「梅花皮荘」(通年営業)から飯豊山荘、天狗平ロッジに至る狭隘な山岳道は積雪のため、車両は通行止めとなっています。同山岳道のルートファインデングが困難なので、山形県小国側の飯豊連峰へのアプローチは閉鎖となり、石転ビ沢、梶川、丸森、ダイグラの各コースに至るゲートも封鎖されています。(山形県情報)

山形県側の飯豊連峰冬山への入山口は、奥川入から入山する西俣の峰コースのみとなります。冬山コースでは、雪崩、雪庇崩落、滑落事故等が懸念されます。コースに熟知した経験豊富なリーダーが必要です。(山形県情報)

飯豊連峰の避難小屋のうち、福島県側の3か所の山小屋(三国小屋・切合小屋・本山小屋)は、10月中旬に閉鎖(管理人不在)となりますが、避難小屋としては利用可能です。また、弥平四郎登山口から直ぐの祓川山荘は、雪囲いをしており、2階の窓から出入りできる避難小屋として利用可能です。(福島県情報)

疣岩山より上は携帯電話が使用可能となります。(場所により不通となる場合もあります。)(福島県情報)年末から厳冬期にかけては、偏西風の影響をまともに受け、稜線一帯は大荒れとなり、大雪が降り、雪庇も発達しますので注意が必要です。

福島県側から山形県、新潟県側への縦走・下山ルートは、大量の積雪に加え、猛吹雪が何日も続くことが予想されますので、途中の避難小屋に対する食料デポなど、事前の準備を行い悪天候に備えてください。

杁差岳(えぶりさしだけ)1,636m

大石ダム登山口、西俣コース及び東俣コース(杁差岳)~新潟県関川村大石ダムまでは車両の乗入れはできますが、大石ダムを起点とする西俣コース及び東俣コースは、積雪時は雪崩の多発地帯のため、登山は大変危険となります。(新潟県情報)

大石山(1,567m)

足の松尾根コース(大石山)~新潟県胎内市から入山する足の松尾根コースは、登山口にいたる県道が積雪期は閉鎖されます。

冬季は大量の積雪により雪崩の多発地帯のため、登山は大変危険となります。(新潟県情報)

北股岳(2,025m)

加治川ダムから湯ノ平温泉の間にある北股川の吊り橋は、冬季の間、撤去されるので、新発田側からの入山はできません。(新潟県情報)

大日岳(2,128m)

オンべ松尾根コース(大日岳)~新潟県阿賀町から入山するオンべ松尾根コースは、冬季は大量の積雪により雪崩の多発地帯のため、登山は大変危険となります。(新潟県情報)

朝日連峰・大朝日岳(1,870m)

朝日連峰の各登山口へのアプローチは長く、除雪も西川町大井沢根子地区までで冬季間は公共輸送手段がなくなり、閉鎖状態となります。従って、朝日連峰への入山は、長期間を要することから十分な装備品、食料等のデポ、綿密な計画、経験豊富なリーダー等が必要であり、限られた登山者のみが可能です。

古寺鉱泉口の旅館は11月下旬から4月下旬まで閉館になります。朝日鉱泉の旅館は11月中旬から4月下旬まで閉館になります。

遭難事故の記録

  • 平成15年1月、登山者が竜門小屋で持病の腹痛が悪化し、救出される事故が発生しました。冬山行は十分な健康管理が重要です。
  • 平成20年12月、仲間と登山中の男性が、ガンガラ沢銀玉水付近で強風に煽られ沢に滑落し、折からの悪天候により行方不明となった事案が発生しています。この男性は、登山仲間と所轄警察署及び県警ヘリ等による再三の捜索により、平成21年9月、雪渓の中から遺体で発見されました。
  • 冬季の朝日連峰大朝日岳付近は、強風のため、登山は大変危険となります。慎重な天候判断と予備日を十分に計算に入れた登山を心掛けてください。(山形県情報)

寒江山(1,695m)

新潟県側から朝日連峰(寒江山)への入山口は、村上市の奥三面ダムからとなりますが、冬季間は村上市岩崩集落から通行止めとなります。

入山口から朝日連峰は、大量の積雪による雪崩の多発地帯のため、登山は大変危険となります。(新潟県情報)

安達・太良山(1,709m)

標高が1,700㍍台で、比較的気軽に登山を楽しめる山ですが、悪天候時は迷いやすく、ここ数年連続で遭難が発生していますので、十分注意願います。

年末年始から1月中旬にかけては、例年積雪が少なく、「あだたら高原スキー場」等から登山できますが、天候の急変で大荒れとなることも予想されますので、気象条件を十分把握してください。

1月中旬以降は、天候が不安定となり本山から馬の背、鉄山、箕輪山にかけては強風が吹き荒れて危険ですので、十分注意して下さい。「沼の平」は火山性有毒ガスが発生し危険ですので立ち入らないでください。

あだたら高原スキー場は、12月中旬から3月までオープンしていますが、アプローチとして利用されていた、スキー場と薬師岳みはらし台直下をつなぐ「あだたらエクスプレス」は、冬期間は運行していませんので注意してください。

遭難事故の記録

  • 平成21年12月(1人死亡)、平成22年1月(無事救助)
  • 平成22年12月(1人行方不明)、平成23年1月(2人軽傷)
  • 平成23年2月(1人重傷)
  • 平成25年3月(1人重傷)
  • 平成27年3月(3人無事救出)
  • 平成27年12月(1人重傷)

磐梯山(1,819m)

山頂直下の弘法清水小屋、岡部小屋は11月中旬から冬季閉鎖され、避難小屋としての使用はできません。必ずテントを用意してください。

また、中ノ湯温泉については営業していません。一般ルートとしての猪苗代スキー場登山口及び押立登山口からの登山は、日帰りも可能ですが、裏磐梯銅沼周辺から南側の「噴火口急斜面」付近は、火山性ガスが噴出しているので、迷い込まないよう注意してください。

駒ケ岳(2,133m)

滝沢登山口及びキリンテ登山口からの夏ルート以外は、雪崩の危険が高いので注意してください。特に下ノ沢は大きな雪崩の危険があります。山頂北側の御神楽沢と、山頂から西側の大倉沢・赤柴沢には迷い込まないよう注意してください。

例年11月下旬以降、山稜全体が豪雪で覆われ、山頂直下の「駒の小屋」は完全封鎖され利用できなくなりますので、注意してください。環境保護のため携帯トイレを携行してください。

遭難事故の記録

  • 平成24年4月、2人が道に迷い1人が滑落(重傷)、平成25年1月には、1人が道に迷い亡くなるという遭難が発生しています。

燧ヶ岳(ひうちがたけ)2,356m

尾瀬周辺の山小屋は11月初旬にすべて冬季閉鎖となり、来春ゴールデンウィークころまで利用できません。管理人も不在であることから、入山時は注意してください。

御池登山口から夏道をたどって山頂に至るルートが一般的ですが、広沢田代と熊沢田代手前の急斜面では、一部雪屁が張り出し雪崩の危険もあるので注意してください。付近の道路については、冬季閉鎖となります。

除雪は1月中旬までは七入まで、それ以降はミニ尾瀬公園手前中土合公園までしか行われませんので、車両を乗り入れる際は、除雪状況を確認してください。環境保護のため携帯トイレを携行してください。

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