長崎市でマダニの感染症(SFTS)により男性が死亡

平成28年5月28日に、長崎県長崎市の男性(60代)がマダニが媒介するウィルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群|SFTS」で死亡。

長崎県内での死亡例は、2014年3月以来。今回の例では、症状などを訴え病院で受診後1日で亡くなられています。

重症熱性血小板減少症候群とは?

  • 原因:ウィルス(※)を保有するマダニに噛まれることで感染
  • 症状:吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などの消化器系の症状など
  • 潜伏期間:6日~14日
  • 致死率:10%~30%
  • 治療法:対症療法のみ。(有効な薬剤やワクチンはない)
  • 日本での感染例:170名以上(2016年2月現在)

※重症熱性血小板減少症候群ウイルス

マダニの活動期間・生息場所など

マダニは、マダニ亜目マダニ科に属するダニの総称(約50種類)

  • 活動期間:4月~10月(11月~3月は活動停止)
  • 生息場所:草むら・水田など
  • 生息域:日本全域

※活動のピークは、5月~9月だそうです。

マダニ

国内で確認されている主なマダニ

  • ヤマトマダニ
  • フタトゲチマダニ
  • シュルツェマダニ
  • クリイロコイタマダニ
  • ツリガネチマダニ
  • キチマダニ

噛まれた場合

無理にマダニを除去ぜず、医療機関での処置が推奨されています。無理に取り除こうとした場合、感染リスクが上昇するとのことです。

やむを得ない場合は、アルコールや酢、ライターの火などを近づけることで、マダニが離れることもあります。

マダニに噛まれないために

マダニは人や動物が出す、二酸化炭素や体臭に反応して吸血します。

マダニの予防

※虫除けスプレーについては、国内で販売されている商品では、確実な効果を得られないとのこと。過信は禁物です。

草むしりなどの作業時、犬の散歩などでは、特に注意が必要です。マダニは犬や猫などの動物にも吸血します。殺ダニ剤などでの除去が必要です。

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