マダニによる「ダニ媒介脳炎」で、男性が死亡(北海道)

平成28年7月中旬、北海道に住む男性(40代)が草やぶでマダニにかまれ、「ダニ媒介脳炎」に感染していることが分かり、入院治療を受けていたものの8月に死亡。

「ダニ媒介脳炎」は、フラビウイルスというウイルスを持ったマダニに、噛まれることで感染し発症する脳炎。国内で感染した人が死亡したのは、初めてだそうです。

花火見物などで草むらに入る場合は、注意が必要です。

感染の概要

  • マダニにかまれた時期:平成28年7月中旬
  • 死亡した日:平成28年8月13日
  • かまれた場所:草むら
  • 亡くなった方:男性(40代)|北海道在住

ダニ媒介脳炎とは?

出典:厚生労働省HPより要約

  • 感染経路:ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染。人から人へは感染しない。
  • ウィルス:フラビウイルス(日本脳炎と同じ分類)
  • 潜伏期間:通常7~14日
  • 症状:熱や筋肉痛などのインフルエンザ様な症状が、2~4日間続きます。約3分の1は、髄膜脳炎に進展し、痙攣(けいれん)、眩暈(めまい)、知覚異常などを発症。
  • 治療:特異的な治療方法はなし。
マダニの写真

フタトゲチマダニ(出典wikipedia)

国内の状況

北海道において平成5年(1993年)に1例、平成28年(2016年)に1例の発生。北海道の一部地域ににおいて「ダニ媒介脳炎ウイルス」が分布が確認されている。

詳細は厚生労働省HPを参照http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/mite_encephalitis.html(外部リンク)

感染の予防

マダニから身を守るにために。

  1. 山野などの草むらに入るときは、肌を露出させない。服装はハイネックや足首まで保護できるズボンを着用。
  2. 噛まれた場合は、すぐにマダニを除去する。ガムテープなどで剥がします。吸われれていることに気づかず、室内に入ることもあります。山野など草むらに入ったあとは、服についてないか確認し、早めにシャワーなどを浴びます。
  3. 虫除けスプレーなどの忌避剤の効果については、国内で販売されている商品に確実な効果はありません。過信は禁物です。
マダニの予防

拡大表示します。

マダニが媒介となる感染症は他にもあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
日本紅斑熱
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