マラソン大会で「スズメバチ」に刺される事故(岐阜県)

平成28年9月11日(日)午前、岐阜県飛騨市神岡町(山之村地区の高原)で開かれた「山の村だいこんマラソン大会」で、参加者が「キイロスズメバチ」に刺される事故が発生。

症状はいずれも軽症とのことです。

事故の概要

  • 発生日時:平成28年9月11日(日)午前10時20分ごろ
  • 発生場所:岐阜県飛騨市神岡町(打保橋の付近)
  • マラソン大会:「第18回山の村だいこんマラソン」※ハーフマラソン
  • 出場者数:697人(高校生以上)
  • 被害者:115人
  • 負傷の程度:いずれも軽傷

キイロスズメバチ

橋の下に「キイロスズメバチ」の巣があり、マラソンランナーが走る振動で、蜂(ハチ)が驚いたとみられています。巣の直径は40センチくらいで、蜂は約1000匹とのことです。

キイロスズメバチ

出典:wikipedia・昆虫図鑑等

  • 名称:ケブカスズメバチ(キイロスズメバチ)
  • 分布:本州・四国・九州(都市部や市街地にも生息)
  • 大きさ:日本に生息するスズメバチでは、もっとも小型(17mm~24mm)
  • 攻撃性:非常に高い。刺傷事故ではもっとも多い。
  • 活動期間:5月から11月。(秋に刺される事故が多い)
  • 営巣場所:軒下や樹木の枝など(巣の大きさは最大で50センチ以上も)
蜂(ハチ)に刺される事故

毎年平均で約18.6人が蜂にさされ死亡しています。蜂の多くはスズメバチ(キイロスズメバチ、オオスズメバチ、ヒメスズメバチ)で、一部にアシナガバチが含まれます。

スズメバチ

イメージ写真

厚生労働省の人口動態調査[平成28年発表資料]によると、平成27年にハチにさされ死亡した人数は、23人(前年比+9人)です。

  • 年間の平均死者数:18.6人(2006年から2015年)
  • 男女比:男性が約80%、女性が約20%
  • 死亡者の年代:約80%が60歳以上です。

※スズメバチの大きさは、オオスズメバチ >ヒメスズメバチ >キイロスズメバチの順です。

事故を防ぐために

ハイキング中や公園などで休息中に刺されたり、草刈りや山菜採りでの事故例が目立ちます。

  1. 長袖で白系の服を着る。黒色は蜂を興奮させるとのこと。
  2. 帽子をかぶる。
  3. 香水など匂いの強いものを体につけない。

ハチに追いかけられたり、刺されたら・・(詳しく)

猛暑の年は行動が活発化します。十分な注意が必要です。

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