毒キノコの種類と写真、特徴など

夏から秋にハイキングや紅葉見物で野山に入るときは、毒キノコに注意が必要です。厚生労働省が公表している食用と間違えやすいキノコなどをまとめています。

猛暑と雨の多かった夏は、キノコの生育が盛んになる傾向があります。またキノコは都市部の公園などでも自生しており、散歩や遠足などにおいても十分な注意が必要です。

※写真等は厚生労働省から(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kinoko/)から利用規約に基づき出典、要約して掲載しています。

食用と間違えやすい毒キノコ

クサウラベニタケ

クサウラベニタケ(毒キノコ)

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  • 特徴:夏から秋に発生。傘の大きさは3~10cm程度。色は灰色~黄土色(赤みを帯びるものもある)、茶色の個体もあります。
  • 症状:食後20分~1時間程度で嘔吐や下痢、腹痛など消化器系の中毒症状。
  • その他:匂いは粉臭さやガス臭さ。苦みはない。

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ツキヨタケ

ツキヨタケ(毒キノコ)

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  • 特徴:夏から秋に発生。傘は10~20cm程度の大型キノコ。初め黄褐色で成熟すると紫褐色~暗紫褐色に変化。
  • 症状:食後30分~1時間程度で嘔吐や下痢、腹痛などの中毒症状。
  • その他:ブナ、イタヤカエデなどのに重なり合って発生する。

平成28年10月22日に、山形県で家族3人が「ツキヨタケ」による食中毒で手当てを受けています。(快方に向かっているとのこと)同県では「ツキヨタケ」による食中毒が、これまでに6件発生しており、注意を呼びかけています。(食用のヒラタケと間違えるケースが多い)

ニガクリタケ

ニガクリタケ(毒キノコ)

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  • 特徴:傘の大きさは2~5cm程度の小型キノコ。年間を通じて発生。
  • 症状:食後3時間程度で強い腹痛、激しい嘔吐、下痢,悪寒などの中毒。重症の場合は、脱水症状、けいれんなどの症状が現れて死亡する場合もあります。
  • その他:肉が非常に苦い。

スギヒラタケ

スギヒラタケ

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  • 特徴:傘の大きさは2cm~7cm前後。白色でほとんど無柄で特徴はない。耳形から扇形に成長し、ふちは内側に巻いている。
  • 症状:主な症状は意識障害,不随意運動,上肢振戦,下肢脱力など。
  • その他:古くから食用とされてきたキノコ。食後、急性脳症のような症状を疑う事例が発生しているため、十分な注意が必要です。

致死量はわずが3グラム。カエンタケに注意!

カエンタケは、火炎茸とも書き、文字通りの激しい症状を引き起こす猛毒キノコです。

カエンタケ

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  • 特徴:表面はオレンジ色から赤色。細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する。
  • 症状:食後30分から,発熱や悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、手足のしびれなどの症状を起こす。1日後に消化器不全、小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることも。
  • その他:毒性が非常に強く、素手で触るだけで皮膚がただれるなどの症状を引き起こします。

カエンタケの詳細については、こちらのページもご参照ください。

毒キノコを食べてしまったら・・

毒キノコの種類、含まれる毒の成分、食べてからの時間などによって、治療方法が異なります。万一食べてしまったら、一刻も早く医療機関での受診が必要。また毒キノコを安全に持参して、種類などを特定できるようにします。

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