埼玉県春日部市で、毒グモの「セアカゴケグモ」が見つかる。

埼玉県は平成27年8月1日(土)に、春日部市内で特定外来生物の「セアカゴケグモ」が、計5匹見つかったと発表。2015年に入って県内で生息が確認されたのは初めてです。

「埼玉県みどり自然課」によると、7月31日(金)に春日部市大枝の「UR都市機構武里団地内」で、側溝を清掃していた清掃員が生体1匹を発見。付近の団地駐輪場からも生体を4匹確認し、駆除したということです。

概要

  • 発表:平成27年8月1日
  • 種類:セアカゴケグモ(小型の毒グモ)
  • 見つかった場所:埼玉県春日部市大枝(UR都市機構武里団地内)
  • 数:5匹

埼玉県内では、2014年7月から12月に、川越、春日部、三郷、久喜、幸手、富士見市で合計108匹が見つかっています。

セアカゴケグモについて

日本では、1995年に大阪府で発見されて以降、複数の地域で生息が確認されている外来種の毒クモです。性格は基本的におとなしく、素手で触るなどしなければ、噛まれることはほとんどありません。

毒蜘蛛

セアカゴケグモ

  • 体長:メス(約1cm)オス(3mm~5mm) ※メスのほうが大きく、毒はメスのみが持つ。
  • 毒の種類:神経毒の「α-ラトロトキシン」※国内の生息が確認された地域の一部では、医療機関で抗血清を準備しているところもあります。
  • 噛まれた場合:メスに咬まれた部位は、激しい痛みを感じ、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがある。国内での死亡例はない。市販の殺虫剤で駆除できます。

生息場所

活動時期は、4月~10月。西日本各地で生息が確認されています。

年間を通じて発生は見られますが、特に暖かくなる4月から10月にかけて活動。下記のような場所で発見されています。

  • 日当たりが良く、雨風が当たらないところ(公園のベンチの裏やすべり台のスロープの裏、階段部分)
  • 昆虫などの餌が豊富にあるところ
  • 巣を張る適当な隙間があるところ(排水溝のふたの裏、格子部分など)
  • 花壇や植木鉢、プランターの持ち手の裏

ガーデニングなどをされる方は、注意が必要ですね。

もし、咬まれたら

  1. 患部を温水や石けん水で傷口を洗い流す。
  2. 速やかに最寄りの病院で受診。(病院には咬(か)まれたクモを殺してお持ちください。適切な治療につながります。)

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