連続放火(不審火)による火災・火事

全国で発生した火災は年間で約3万9千件。このうち放火または放火の疑いがある火事は約6400件で、出火原因の1位(約16.5%)であり、約6件に1件が不審火です。

※上記数値は消防庁の統計から(平成27年のデーター)

出火原因の1位は放火

過去10年での出火原因の1位は放火です。(平均で約18%)

連続不審火(放火)

最近(過去3ヵ月~4ヶ月程度を目安)発生した火事で、連続放火の疑いがある事件。

放火(疑いを含む)による火事は、下記以外にも多く発生しています。同一人物が短時間、短期間に連続して犯行におよぶケースが多く、火災の発生情報を地域住民で共有することが大切です。

西成区天下茶屋で4件の不審火

  • 発生日時:平成29年2月26日(日)午前11時半ごろから午後5時
  • 発生場所:大阪市西成区天下茶屋
  • 被害:空き家に貼られたポスターなどが燃える火事が4件発生。

東京都北区、足立区で不審火

平成29年2月17日から18日夜にかけ、東京都北区、足立区で不審火と見られる火災が連続して発生しています。

知多市の阿久比町で不審火

平成29年2月6日(月)夜から7日(火)未明にかけ、愛知県阿久比町と隣接する知多市で、不審火と見られる火災が2件発生しています。

安城市で2件の火事。連続不審火(放火)の疑い

  • 発生日時:平成29年1月24日(火)午後6時から7時ごろ
  • 発生場所:愛知県安城市東端町地内(山ノ神、祈祷)
  • 被害:民家の敷地内に置かれた木の枝、畑の枯れ草など燃える。

安城市の不審火(詳細)については、こちらをご覧ください。

広島市佐伯区で3件の連続不審火(放火)

  • 発生日時:平成29年1月23日(月)午後6時30分ごろから7時45分ごろ
  • 発生場所:佐伯区五日市、佐伯区八幡東、五日市町石内
  • 被害:スーパーに屋外設置してある回収ボックス、自動販売機などから出火。。

西尾市で4件の火事。連続不審火(放火)の疑い

  • 発生日時:平成29年1月19日(木)午前5時頃から6時頃の間
  • 発生場所:愛知県西尾市奥田町地内、および周辺地域(半径1キロの範囲)
  • 被害:農機具小屋や農業用ハウス、工事現場の仮設事務所など4件

西尾市の不審火についての詳細は、こちらをご覧ください。

船橋市行田町で不審火

  • 発生日時:平成29年1月5日午前3時ごろ
  • 発生場所:千葉県船橋市行田町内のアパート
  • 状況など:バイク1台、と付近のアパートで傘が2本燃えている不審火。

平成28年11月から、半径500メートルの範囲で今回の不審火を含め14件発生しています。

船橋市前貝塚町で不審火

1月23日に舟橋市前貝塚町の自営業、廣田健太郎 容疑者(41)が逮捕されました。同市内で相次いでいる不審火について、関連を調べています。

  • 発生日時:平成28年12月15日午前1時20分ごろ
  • 発生場所:千葉県船橋市前貝塚町
  • 状況など:アパートの駐輪場でオートバイが燃える。付近では11月からオートバイなどが焼ける不審火が10件相次いでいます。

北九州市小倉区など

  • 発生日時:平成28年12月5日午前1時20分ごろ
  • 発生場所:福岡県北九州市小倉北区黒原、小倉南区湯川新町、今町
  • 状況など:アパート前のゴミ置き場のネットが燃やされる火事。周辺では12月4日夜から、放火と見られる火事が5件連続して発生しています。

宮城県白石市で4件の不審火

  • 発生日時:平成28年11月23日未明
  • 発生場所:白石市半沢屋敷西
  • 状況など:駐車場の軽乗用車など。11月8日から4台の車が燃やされる不審火が発生。

宮城県白石市で4件の不審火

  • 発生日時:平成28年11月23日未明
  • 発生場所:白石市半沢屋敷西
  • 状況など:駐車場の軽乗用車など。11月8日から4台の車が燃やされる不審火が発生。

愛知県扶桑町で4件の不審火

  • 発生日時:平成28年11月17日午後11時50分ごろから
  • 発生場所:愛知県丹羽郡扶桑町南山名の駐車場、付近の神社など
  • 状況など:置いてあった土のう袋、神社の幟旗などが燃える。

船橋市で5件の不審火

  • 発生日時:平成28年11月10日午前0時半から6時ごろ
  • 発生場所:千葉県船橋市前貝塚町など
  • 状況など:集合住宅前のベビーカーや自転車、バイクなど5件

付近では6日に2件、7日に3件のオートバイや乗用車などが燃える不審火が発生しています。

津市・松阪市で不審火が多発

松本市で3件の不審火

  • 発生日時:平成28年11月2日
  • 発生場所:長野県松本市沢村の沢村公園など、計3ヶ所
  • 状況など:自動販売機(計4台)が燃える火事
放火の検挙率は約75%

警察庁が発表している「犯罪情勢統計」では、放火は重要犯罪(殺人や強盗など)に分類されています。

最近の検挙率

  • 平成27年:74.2%
  • 平成26年:76.6%
  • 平成25年:71.7%
  • 平成24年:76.0%
  • 平成23年:78.4%
放火の罪

放火は火災を発生させた対象物、類型などによって、法定刑が異なります。おもな放火の罪と法定刑などについて要約しています。

現住建造物等放火(刑法108条)
  • 要件等:人が住む建造物等(住居、住居以外の建物、電車などを含む)への放火。
  • 法定刑:死刑又は無期若しくは5年以上の懲役

殺人罪(刑法199条)と全く同等の法定刑を有する重罪です。火災による死者数においても放火が最も多く、放火の疑いを含めると374人(全体の約24%)です。[平成27年]

非現住建造物等放火(刑法109条)
  • 要件等:人が住居に使用せず、かつ人がいない建造物などへの放火。
  • 法定刑:2年以上の有期懲役(自己所有物への放火は6ヶ月以上7年以下の懲役)

※空き家や倉庫などに放火した場合等が該当します。

建造物等以外放火罪(刑法110条)
  • 要件等:建物等以外への放火。
  • 法定刑:1年以上10年以下の有期懲役

※車やオートバイ、自転車などに放火した場合等が該当します。

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