振り込め詐欺などの被害額が過去最悪の約487億円!|2013年

平成25年に把握した振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害総額は、486億9325万円を記録。過去最悪の被害状況となり深刻な状況。

2004年以降で最も多かった2012年の約364億4千万円を約122億6千万円(33.6%)上回った。被害件数(認知件数)についても2012年に比べ、3305件(38.0%増)多く、1万1998件だった。息子や孫などを装う「オレオレ詐欺」が昨年(2013年)比べ5割増加したほか、1件当たりの被害額が大きい傾向の「手渡し型」が横行したことが主な要因。平均すると1日あたり、33件発生し1億3千万円以上の被害金額。

※息子などを装ったオレオレ詐欺による被害が、170億7678万円と2012年よりも52.5%の増加!

平成25年の特殊詐欺発生・被害状況

  • 特殊詐欺事件(未遂含む):前年比38%増の1万1998件
  • 被害者:60歳以上が85%
  • 事件の類型別:オレオレ詐欺が全体の件数の44%(被害総額も前年比52%増の170億7000万円)
被害者の85%が60歳以上

被害者の85%が60歳以上

手渡し型が急増(被害額は振込み型の約2倍)

  • 手渡し型の割合:手口別で42.7%と最多。(オレオレ詐欺に限ると、前年比約27%増の77%%を占めた。)

1件当たりの被害額

  • 振り込み型:204万円
  • 手渡し型:401万円。

手口の割合

  1. 手渡し型の割合:手口別で42.7%
  2. 振込み型:39.8%
  3. 送付型:15.6%(私書箱などに郵便や宅配便で現金を送らせる手口)

※日本郵便とヤマト運輸がリストに掲載されている私書箱への配達差し止めを実施。ヤマト運輸の分だけで1億8千万円分の被害を防ぐ。

警察庁が発表している詐欺で使われた住所

2013年(平成25)の特殊詐欺状況

特殊詐欺の被害額推移

投資詐欺・もうけ話し詐欺も深刻

うそのもうけ話を持ち掛ける「金融商品取引名目などの詐欺が約176億円で被害額が最も多い。前年(2012年)より5.0%減少したが高止り状態。被害はすべての都道府県で発生している。

検挙・摘発の状況

  • 摘発件数:3414件
  • 検挙者:1805人
  • 上記の内で主犯格の摘発:93人
  • 未成年の逮捕者:316人(受け取り役や見張り役が多い)

すぐにでも簡単にできる対策

  • 昼間は固定電話を留守番電話状態にして、直接は電話に出ない。
  • 携帯電話も含め、非通知の電話には出ない。
  • NTTの電話帳(ハローワーク)から電話番号を削除。
  • 合い言葉(パスワード)を決めておく
  • 不審な電話には、違う名前で呼んでみて反応を確かめる。