大須の「ステーキハウス橋本」で火災。延焼で5軒が全焼

平成28年4月8日(金)夜、名古屋市中区の大須商店街にあるレストラン「ステーキハウス橋本」から出火し、木造2階建の店舗を全焼。隣接する飲食店など9軒に延焼し、5軒が全焼。

けが人などはなし。火災は午後11時前に鎮火したとのことです。

追記

  • 被害状況は、全焼が5軒、半焼が4軒とのことです。

火事の概要

  • 出火日時:平成28年4月8日(金)午後6時40分ごろ
  • 出火場所: 愛知県名古屋市中区大須3丁目32-19
  • 出火店舗:ステーキハウス橋本
  • 出火原因:調査中(厨房で料理中に、近くの炭火に油が入り火が周辺に燃え移ったとのこと)
  • 負傷者など:なし

▲現場は地下鉄鶴舞線「上前津」駅から、およそ100メートルの仁王門通にある店舗。

▲Googleストリートビューから(招き猫広場の付近)

飲食店火災を防ぐポイント

飲食店での火災発生状況と対策ポイント。(消防庁の資料から要約)

(1)火災原因

  1. 放置する。忘れる。:53%
  2. 接炎:10%
  3. 過熱:10%(伝導過熱を含めると18%)

調理中に火をかけたままその場を離れた結果、火災に至るというケースが半数以上。火は排気ダクト内にたまった油脂等で拡大し、建物内部から延焼拡大するケースが多い。

通常において、廃棄ダクトは不燃性材料のため清掃などの管理が出来ていれば、すぐに延焼することはない。しかしで油脂等が付着し堆積した場合、延焼媒体となり火災につながります。

(2)火災を起こさないために

  1. 放置しない。(調理中に場所を離れない)
  2. 厨房設備および周辺は常に清潔にする。※天蓋やグリス除去装置に油脂が付着に気をつける。またフィルターの埃づまりにも注意。
  3. 消火器を備えるなど初期消火がすぐに可能な備えが重要。

多くの店舗では消火器を設置していると思いますが、すぐに利用できる場所に置く、とっさの時にも従業員が使える訓練が必要。また店舗の営業時間の長時間化やアルバイト従業員の増加により、防火教育が徹底されないことが目立つとのことです。

● 防火意識向上シートなどを利用して、防火意識の向上を図っていますか。
● 定期的な厨房設備等や排気ダクト等の点検を行っていますか。
● 点検の結果に基づく清掃が確実に行われていますか。

消防庁資料から

(3)飲食店の火災件数

消防庁の資料(平成27年版)では、平成26年に全国で発生した建物火災(23,641件)のうち、飲食店は、583件(2.5%)となっています。

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