ツイッターの自動投稿(ボット)で、わいせつ画像を公開し逮捕

警視庁はTwitte(ツイッター)のbot(ボット)と呼ばれる自動投稿機能を使い、わいせつ画像を不特定多数に閲覧できるように公開したとして、IT関連会社役員の男を逮捕。

自動投稿ツールを利用した「わいせつ画像投稿」での検挙は、全国で初めてとのこと。

概要

  • 逮捕容疑:平成27年6月に、女性の裸などのわいせつ画像4枚を投稿し、不特定多数が閲覧できるようにした。また1年前から数百枚のわいせつ画像を自動投稿していたということです。
  • 罪名:「わいせつ電磁的記録媒体陳列」の疑い。

※ニュースによると、逮捕された本人は違法行為であることを認識していなかったということです。

ツイッター利用での危険行為

犯罪予告や脅迫内容はもちろんのこと、本人の自覚が少ない場合でも、下記のような行為は違法であり、検挙される場合があります。

  1. 他人がツイートしたわいせつ画像等を含む内容、また該当サイトへのURLが含まれるものを“リツイート”した場合は、同様に処罰の対象となる場合があります。
  2. 他人になりすまし、本人の信用を損なわせるツイートした場合は「名誉毀損」になる場合があります。またアカウントを乗っ取ってツイートした場合も同様です。
  3. 児童ポルノサイトなど、違法なサイトのURLをリンクしたツイートも摘発の対象になる場合があります。(掲示板にリンクを貼る場合も同様)

上記の1については、2014年に実際に摘発されています。3については、掲示板に違法サイトのURLをリンク公開したことで、摘発→起訴→有罪となった事例があります。(2007年)

警察では違法な画像が直接添付されていない場合でも、リンク先のページに該当画像がある場合、自分が画像を公開したと判断するようです。(文字情報だけでも摘発対象になるということです。)

本人に自覚のない行為でも、犯罪となる場合があることに注意!

SNSの利用は慎重に!

間違って「アプリ連携」してしまい、第三者に勝手にツイートされるケースも散見します。この場合は、ツイートした端末のIPアドレスなどから、なりすましツイートであると証明できると思いますが、いずれにしても自分のアカウント管理は厳重に行い、パスワードの流出や不注意によるアプリ連携には十分な注意が必要です。

えっ?こんな書き込みで?逮捕・検挙された例!

  • 海底ケーブルを切断する予告:書類送検→起訴猶予になったようです。
  • エロ写メ売ります:逮捕(所持していたため)
  • わざと誤字を使用した犯罪予告:悪質と判断され逮捕された例が複数あります。

海底ケーブル切断など、実際に実行することが困難であっても「威力業務妨害」になるそうです。

起訴された場合は、初犯であれば執行猶予の判決がほとんどですが、逮捕から拘留・起訴まで数ヶ月間拘束される場合があります。さらに実名報道された場合は、大きなダメージになります。

追記:伊勢志摩サミット(2016年5月26日・27日)の開催が近づいています。警察のネット監視も厳しくなることが予想されます。掲示板やSNSでの情報発信には、誤解されないような慎重さが必要です。

スマホなどの紛失にも注意!

スマホやタブレット端末の盗難や紛失にも注意が必要です。時期や詳細は不明ですが、携帯電話を失くしてしまい第三者によって、犯罪予告に悪用をされたケースがあります。本人は逮捕され、なりすまし行為であると証明されるまで、数ヶ月拘留されたそうです。

万一スマホなどを紛失したり、盗難にあった場合は、一刻も早く利用中止手続を行い、盗難であれば警察への届出を行ったほうが無難です。

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