活性酸素の「ヒドロキシラジカル」を除去する水の健康効果

水道水を電気分解して水素を発生させ、活性酸素の一種「ヒドロキシラジカル」を抑制・消去する水が作れるといった商品について、抑制率のデータは人体に対する効果・効能を表記したものでない。

平成28年3月10に、国民生活センターが調査結果を発表。

活性酸素とは

活性酸素は細胞内のDNAを傷つけ、さまざまな病気の原因の一つとなるだけでなく、老化の促進などの要因になると言われています。

「ヒドロキシラジカル」は、活性酸素の一つで酸化力が強いといわれています。

国民生活センターへの相談

相談件数:2010年度以降2015年12月末までの5年間に220件。

主な相談内容

  • 販売方法に関する相談:157 件
  • 契約・解約に関する相談:130 件
  • 品質・機能、役務品質:109件
  • 価格・料金:109件

販売方法については、「ガンが治る」などと勧められた事例もあります。

試験結果

  • 試験対象製品について、抑制率のデータは、人体に対する効果・効能を表すものではないとの記載はされていた。
  • 除去装置にかけた水には「ヒドロキシラジカル」の消去は確認されたが、実験で発生させた「ヒドロキシラジカル」の量を多くした方法では消去率は低下した。

根拠が不明な効果を表示した商品は、購入に注意が必要です。

「ヒドロキシラジカル」の除去製品だけでなく、水素水マイナスイオンといった健康効果をアピールした商品には、根拠が不明または医学的、学術的なエビデンス(合意)が不十分なものも少なくありません。

また医療機器の認定を受けていない製品では、効果・効能を表記することはできません。(認定製品においても、表記に制限があります。)

購入にあたっては、販売事業者の説明だけで即決せず、国民生活センター等消費者窓口への相談も必要です。

消費者センターへの相談窓口

188番(全国共通)※“いやや”と覚えましょう。

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