児童虐待の通告件数が3万7千件を超える

平成28年(1月~6月)の児童虐待状況は、こちらをご覧ください。

警察庁は、平成27年(2015年)に発生した児童(18歳未満)への虐待について、通告件数・検挙件数などを発表。児童相談所への通告件数は、3万7020件(前年比28%増)で、過去最多を更新しています。

子供が目の前で家族によるDV(ドメスティックバイオレンス)を目撃する「面前 DV」が、2万4159人で、前年の1.4倍になっています。

追記

  • 平成27年4月から平成28年3月までの1年間に、全国の「児童相談所」が把握した児童虐待の件数は約10万3000件で、初めて10万件を超えたと発表。(平成28年8月4日:厚生労働省の発表)

児童虐待の状況

※全国の集計数字(平成28年3月24日発表)

保護された児童数:2624人

検挙件数

  • 総数:785件
  • 身体的虐待:643件
  • 性的虐待:117件
  • 怠慢又は拒否:7件
  • 心理的虐待:18件

検挙案件での被害児童数

  • 総数:807人
  • 身体的虐待:655人
  • 性的虐待:118人
  • 怠慢又は拒否:9人
  • 心理的虐待:25人

総数807人のうち、26人が死亡しています。(出産直後の殺人、無理心中を含む)

虐待のサイン

写真はイメージです。

児童虐待の通報先

平成27年7月から、全国統一の3ケタ番号「189」の運用が始まっています。

虐待の通報番号189番

24時間受付

虐待されている疑いのある子供の特徴

  1. 子供の泣き叫ぶ声が頻繁に聞こえる。
  2. 不自然な外傷(あざ、打撲、やけどなど)が見られる。
  3. 平日など学校にいる時間帯に、公園や店などに一人でいる。
  4. 極端に粗末な衣服を着ている。冬などでは、寒い日にも薄着でいる。
  5. 食事に異常な執着を示す。
  6. 夜遅くまで遊んでいたり、コンビニなどで本を読んでいる。
  7. 理由もなく、保育園や学校を休みがちである。
  8. 不自然な痣(あざ)、やけどなどが見られる。

刑事政策推進室(最高検察庁)

最高検察庁は平成28年6月から、児童虐待への対策などに専門に取り組む「刑事政策推進室」を設置。

  1. 児童相談所や児童虐待の症例に詳しい医師の学会などと連携
  2. 裁判での的確な立証方法や適切な刑事処分の検討
  3. 被害を受けた子どもの保護
  4. 加害者の再犯防止
  5. 全国の虐待事件の事例を集めて分析
  6. 地方検察庁で独自に行われている取り組みを他の地検に紹介

子ども人権110番|法務省

子どもの人権110番

関連記事