マルハニチロ冷凍食品農薬混入事件|契約社員の49歳男を逮捕

マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬工場で製造された冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された事件で、容疑者を逮捕。

 

容疑の概要

  • 逮捕容疑:偽計業務妨害。
  • 容疑内容:2013年10月3日~7日において、同工場内で4回にわたって冷凍食品に殺虫剤の農薬を混入し商品の回収や操業停止などの業務を妨害した。
  • 逮捕者:阿部利樹(あべとしき)容疑者(49)(同工場の契約社員)
  • 逮捕日:平成26年1月25日

阿部容疑者は8年ほど前から大泉町の工場に契約社員として勤めていて、主にピザの製造ラインで働いていたということです。容疑者を知る従業員は、「ふだんから給料が安くてやってられない」としばしば周りの従業員に不満を話していた。事件が発覚してからは急におとなしくなるなど様子がおかしかったということです。※阿部容疑者は「覚えていない」と容疑を否認している。

阿部利樹容疑者の写真

アクリフーズの阿部利樹

▲毒物混入で逮捕された阿部利樹容疑者の写真

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※1/25埼玉で逮捕

偽計業務妨害とは?

刑法第233条(信用毀損及び業務妨害)
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。警察や消防、企業などへの度重なるいたずら電話や、ネットでの犯罪予告などに適用される。

上記法律以外に、「流通食品への毒物の混入等の防止等に関する特別措置法」に問われる可能性があります。

1984年~1985年に起こったグリコ・森永事件を契機に制定された法律。
流通食品に毒物を混入したり毒物飲食物を流通食品に混入した者は、10年以下の懲役又は30万円以下の罰金とする。また、死傷させた場合は、無期又は1年以上の懲役とする。