児童虐待の件数が10万件を超え、過去最多に(平成27年度)

厚生労働省のまとめでは、平成27年4月から平成28年3月の1年間で、全国の「児童相談所」が把握した、児童虐待の件数は約10万3000件。初めて10万件を超えたと発表。

統計開始以来もっとも多い。増加した要因には、児童虐待に対する社会の意識の高まりから、住民からの通告が増えていることや、家庭内暴力に対応している警察から「心理的虐待」の通告が増えていることなどを分析しています。

児童虐待の概要

  • 発表:平成28年8月4日
  • 集計:厚生労働省
  • 期間:平成27年4月から平成28年3月の1年間
  • 虐待件数:10万3260件|前年比+1万3249件(※)

※全国の「児童相談所」が把握した児童虐待の件数。警察庁が発表している、平成27年における児童相談所への通告件数は、3万7020件。

件数の多い地域

  1. 大阪府:1万6581件
  2. 神奈川県:1万1595件
  3. 東京都:9909件

虐待の内容

  • 心理的虐待:4万8693件(※)
  • 身体的虐待:2万8611件
  • ネグレクト:2万4436件(育児放棄)
  • 性的虐待:1518件

※心理的虐待には、子供の目の前で家族によるDV(ドメスティックバイオレンス)を目撃する「面前DV」等を含みます。

児童虐待の通報先

平成27年7月から、全国統一の3ケタ番号「189番」の運用が始まっています。

虐待の通報番号189番

24時間受付

※通報者の情報は厳重に守られます。

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