ポケモンGOで知らないうちに犯罪?気をつけたい罪

ポケモンGOのゲーム中に、事故やケガを負うニュースが目立っています。不注意によって被害者になるだけでなく、気づかないで犯罪を犯し、罪に問われるケースもあります。

「ポケモンGO」のゲーム中に、気をつけたい違法行為などをまとめてます。

住居侵入罪

どんな罪?

正当な理由がなく、他人の住居などに侵入する犯罪。住宅やその敷地だけでなく、出入りが規制・または制限されている場所(ビル、学校などの施設、営業時間外の施設)も含まれます。また廃墟などにおいても私有地であることが多く、罪に問われる場合があります。

法定刑:3年の懲役または10万円以下の罰金

刑法:刑法130条

ポケモンを探しているうちに、知らずに他人が管理する敷地や建物等に、入らないように注意が必要です。

※住居不法侵入罪と呼ばれることがありますが、正確には「住居侵入罪」です。また未遂罪もあります。

自転車の危険運転

どんな罪?

「ポケモンGO」をしながら、自転車を運転しした場合は、道路交通法違反で検挙・摘発される場合があります。

平成27年6月1日(月)からは、自転車での信号無視や酒酔い運転、一時停止違反などの14項目の危険行為について、「自転車運転者講習」が命じられるなどの罰則が追加されています。

「ポケモンGO」以外を含め、施行後1年間で約1万5千件(平成28年6月1日に警察庁が発表)の検挙・摘発がされています。

自転車で事故を起こした場合は?

自転車は「道路交通法」で軽車両に該当します。相手を死傷をさせた場合は、「業務上過失致死罪」または「業務上過失傷害罪」が適用されることもあります。

店などのコンセントから、無断でスマホを充電

どんな罪?

「ポケモンGO」のゲーム中に、飲食店や学校など、他人が管理するコンセントから無断で、スマホの充電する行為(電気窃盗または盗電)は窃盗罪になります。

最近では充電サービスを行う店なども増えてきましたが、充電する場合は管理者などに確認をしてから行いましょう。悪質な場合などをのぞき、逮捕・起訴されることは少ないようですが、無断利用はトラブルに発展することもあります。

法定刑:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

刑法:刑法235条

盗撮に疑われる・・

「ポケモンGO」のゲーム中に、他人にスマホを向ける行為で、盗撮と誤解されるケースもあります。実際に勝手に写真を撮られたと勘違いされ、暴力事件に発展したケースもあります。

また盗撮行為は、各地方自治体の「迷惑防止条例」の適用になりますが、滋賀県などでは、スマホを他人に向けただけで、検挙できるように条例の改正が検討されています。

他人にケガをさせる、所有物を壊す

「ポケモンGO」のゲーム中に、不注意によって他人のものを壊したりする恐れもあります。通行人ぶつかった場合など、相手にケガがなくても、所有している物を壊したりするケースです。メガネやカメラ、バックなどを破損させた場合は、賠償責任を負うことがあります。

もしケガなどをさせた場合は、治療費や慰謝料の支払い責任を負うことになります。また「当り屋」と呼ばれる、わざとぶつかり、お金を脅し取られる事件もあります。

不注意で他人のものを壊した場合は、「器物損壊罪」には問われませんが、賠償責任は発生します。

不注意で他人にケガをさせてしまった場合は、「過失傷害罪」になります。(親告罪)

法定刑は30万円以下の罰金又は科料です。

関連記事

自転車運転中の事故では、高額な賠償が発生する場合も・・