北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合の対応

内閣府は北朝鮮が「弾道ミサイル」を発射した場合、日本に着弾の恐れがある時の対処方法をホームページで公開しています。

公開された内容について、テキスト形式で要約しています。

詳細については、内閣府が公開している下記のページ(PDF形式)をご参照ください。

ミサイルの発射情報は、Jアラート「全国瞬時警報システム」により、スマホなどの携帯端末に配信されます。

  1. 速やかな避難行動
  2. 正確かつ迅速な情報収集

ミサイル発射のQA

何分で日本に届く?

ミサイルの種類や発射場所によって異なる。

過去の事例では、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から発射された弾道ミサイルは、約10分後に約1600km離れた沖縄県先島諸島上空を通過しています。(2016年2月7日)

弾道ミサイルについて(参考)[表示]

弾道ミサイルは、大気圏(地表から概ね500km以下)もしくは、その外側を弾道を描いて飛ぶミサイルのこと。

  • 種類:大きく分けてIRBM(射程が3000km-5500km|中距離弾道ミサイル)とICBM(射程が5500km以上|大陸間弾道ミサイル)また潜水艦から発射されるミサイルは、SLBMです。 ※弾頭に核兵器や化学兵器の搭載も可能。
  • 落下最終速度:秒速2km~7km(音速のおよそ6倍~20倍)
  • 命中精度:半径100m~2km程度

※北朝鮮(平壌)と東京の距離は、約1290kmです。(沖縄・那覇市は約1430km、札幌市は約1380km、新潟市は1160km)

北朝鮮の弾道ミサイル

  • 準中距離:ノドン、スカッドERなど
  • 中距離:ムスダン、北極星1号(SLBM)、北極星2号など
  • 大陸間:銀河2号(テポドン2号の改良型)、銀河3号、光明星など

日本の迎撃システム

  • 迎撃ミサイルSM3:イージス艦に搭載
  • 地対空ミサイル:パトリオットミサイル(PAC-3)|上昇限度15,000m、射程20km。日本全体で576発(36発射機)配備されているそうです。

平成29年8月29日のミサイル発射の経過(5回目)

ミサイル発射からJアラートの発令[表示]

北朝鮮が発射の事前通告なしに、ミサイルを発射するのは極めて異例。

今回発射されたミサイルは、最高高度約550km、飛行距離は約2700kmとみられる。(飛行時間は14分前後とみられる)

  • 午前5時57分~58分ごろ:北朝鮮が平壌市スンアンからミサイルを発射。
  • 午前6時2分にJアラート発令。
  • 対象地域は、北海道 、 青森県、 岩手県、 宮城県 、 秋田県 、 山形県、 福島県、 茨城県、 栃木県、 群馬県、 新潟県、 長野県。
  • 午前6時4分ごろ、北海道地方から太平洋に通過した模様。
  • 午前6時14分頃、ミサイルは北海道の襟裳岬の東方およそ1180キロの太平洋上に落下したもよう。(ミサイルは1個で3個に分離したもよう)破壊措置はなし。
  • 午前6時30分現在、船舶への被害情報はなし。
  • 午前6時30分現在、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線で運転を見合わせ。
  • 午前6時40分から官房長官の記者会見。

屋外で避難する場所は

  • できるだけ頑丈な建物内、地下施設(地下鉄など)に退避する。

自宅(木造住宅)にいる場合

  • 出来るだけ窓から離れた場所で待機する。

車を運転中は?

速やかに車を停めて、頑丈な建物内に避難。避難場所がない場合は、頭を覆って地面に伏せる。また高速道路などでは、安全な場所に車を停めて車内で待機。(外に出ると危険な場合)

ミサイルが着弾した後は?

弾頭の種類に応じて被害の状況や対応方法が大きく異なるため、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じて情報を収集。

近くにミサイルが着弾した場合は?

  • 屋外にいる場合は、口と鼻をハンカチで覆いながら、現場から直ちに離れ、密閉性の高い屋内の部屋または風上に避難。
  • 屋内にいる場合は、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをして室内を密閉する。
北朝鮮のミサイルが発射されたら?

▲拡大表示|出典:内閣府

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