コンビニおよびファーストフード店で使用している、鶏肉の生産国と安全対策(まとめ)

中国産食品の安全性が問題になっています。日本国内の主なハンバーガーショップ、コンビニエンス・ストアなどで販売されている、鶏肉(チキン)の生産国です。

上海福喜食品有限公司の鶏肉加工における不衛生事件の発覚など、中国産食品への安全性に不安が高まっています。日本国内での中国産鶏肉の使用状況などについて、まとめています。

詳細な情報は各社のホームページ等で、ご確認をお願いいたします。

<全体図>日本国内の店舗が含まれていない場合があります。

中国産鶏肉

 日本国内の状況は?

ハンバーガー店

——ファーストフード店——

 

モスバーガー(国内1416店)

01

①生産国

  1. モスチキン:中国
  2. チキンナゲット:日本ブラジルフィリピン

②品質管理体制と今後の対策

商品製造委任先でのチェック体制に加え、「モス基準」にて自社のスタッフが年に数回現地を訪問。衛生管理・施設・設備の状況、製造過程の監査を行う。現地監査の回数を増やすなど、今後のチェック体制の強化を協議している。

モスの安心・安全(外部サイト)

 

日本ケンタッキー・フライド・チキン(国内1165店)

02

①生産国

  1. レギュラー商品:日本
  2. レッドホットチキンや季節限定商品:主に日本。一部アメリカ

②品質管理体制と今後の対策

自社独自の安全管理規定があり、工場などの実態調査、衛生管理、文書の調査を実施している。安全基準はかなり高く設定しており、現在の管理体制を維持しながら、今後必要に応じて、見直しを行っていく。

ケンタッキー・フライドチキン原産地情報(外部サイト)

 

日本サブウェイ(国内478店)

03

①生産国

  1. ローストチキン:日本
  2. 炭火テリヤキチキン、スパイシータンドリーチキン、サブウェイチキン:タイ

②品質管理体制と今後の対策

産地を問わず、自社食材採用安全基準に基づき、安全性を確認。既存仕入先および工場は、当社で定めた評価基準により、頻度を定めて現地監査を実施。不定期に視察をすることもある。新規仕入先や工場の選定は、書類審査および現地監査を実施。新規生産商品については、現地生産監査を実施。

「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして(外部サイト)※日本サブウェイでは、中国産は未使用。

 

ロッテリア(国内449店)

04

①生産国

  1. ホットタンドリーチキン、骨なしチキン、チキンからあげっと:タイ

②品質管理体制と今後の対策

現地工場の生産過程および税関通過後の商品に対して、定期サンプリング検査による品質チェックを実施。商品に問題がある場合は、当社工場監査基準に基づき、衛生・安全・生産の管理、原材料の仕入および、品質管理従業員教育体制に関する管理書類の抜き打ち提出を求め、監査を実施している。

 

日本マクドナルド(国内3139店)

05

①生産国

  1. チキンマックナゲット、チキンフィレオなど鶏肉を使ったバーガー6種類、シャカチキ:タイおよび中国
  2. マックウィング:タイ

②品質管理体制と今後の対策

国際基準の衛生管理手法(HACCP)に加え、品質・規格・衛生・行動規範・動物福祉など、各分野100以上のチェック項目で、構成された厳しい自社基準を定め、全世界のサプライヤーが順守。輸入製品は3ヶ月に1回、動物医薬品検査、飼料添加物検査、微生物検査、食品添加物検査を実施。店舗でも品質管理担当者やマネージャーによる官能検査を実施。

7月25日からは、中国産チキン商品の販売を中止。すべてタイ産の商品を販売。

中国製チキンの販売中止発表(外部サイト)

コンビニ

——コンビニエンス・ストア——

 

セブンイレブン・ジャパン(国内1万6664店)

06

①生産国

  1. 揚げ鶏、塩からあげ、和風鶏からあげ:ほとんどがタイ・一部中国

②品質管理体制と今後の対策

取引開始時には、本部の品質管理担当者が必ず現地に出向き、工場や肥育場を確認。原材料については数百ページに及ぶ報告書で、管理体制の確認を行う。定期的に工場や肥育場、加工場、原材料の検査確認を行っているが、今回こういった件が起きたので、さらに検査を強化。

取り扱い食肉の安全性に関するお知らせ(外部サイト)

 

ローソン(国内1万1873店)

07

①生産国

  1. からあげクン:ほとんどが日本。ごく一部がブラジル
  2. Lチキンなどその他の鶏肉商品:タイおよび中国

②品質管理体制と今後の対策

当社担当者が現地工場を訪問し、監査を行い、品質管理、衛生管理を徹底。ほとんどの工場で内外の重点箇所にカメラを設置し、定期的に映像確認を行っている。今後はカメラの映像確認の頻度を上げ、工場の立ち入り検査の回数を増やすことを検討していく。

「上海福喜食品」の食材の不使用について(外部サイト)

 

サークルKサンクス(国内6273店)

08

①生産国

  1. チキンナゲット:タイおよびブラジル
  2. フライドチキン、からあげ棒、香ばしチキン串:中国

②品質管理体制と今後の対策

メーカーと連携し、規格書や産地証明、現地の確認を実施。あらためて社内や取引先への啓蒙活動や抜き打ちチェックなどを検討している。これまでの体制を一層強化し、お客様への安全・安心な商品を提供できるよう、取り組んでいく。

「上海福喜食品」製造の食材不使用に関するお知らせ

 

ミニストップ(国内2196店)

09

①生産国

  1. ジューシーチキン、フランキーチキン、旨味から揚げ串、ハーブチキン、ハンマーチキン:おもに中国、一部タイ

②品質管理体制と今後の対策

ファーストフードの場合、発売前に商品の原材料規格書を中心に、産地証明、品種証明、抗生物質、残留農薬結果などの内容と安全を確認する。海外で使用する工場は、商品部員および品質管理担当、取引先による工場への立ち入り検査をすると同時に、国際的な監査機関へ依頼し、第三者の視点で監査を実施。

ミニストップで使用しているチキンに関して(外部サイト)

 

ファミリーマート(国内1万756店)

①生産国

  1. ファミチキ、フライドチキン、ファミマプレミアムチキン、チキンナゲット:タイ(主力チキン商品)、一部中国

②品質管理体制と今後の対策

製造開始前、施設や設備、製造工程、原材料の保管状況を検査するほか、大腸菌や黄色ブドウ球糖などの菌類の検査も実施。さらに金属探知機による検査、エックス線検査も行っている。今まで以上に衛生・安全基準の厳格化を行う。日本のメーカーのような、厳しい品質管理が行き届いた取引先に変更していくということを、一から検討していく。

上海福喜食品有限公司製造の2商品について、販売を中止。商品購入者に対して返金に応じる。(詳細は、ファミリーマートのホームページを参照)

「上海福喜食品有限公司」に関する報道につきまして(7月25日更新)(外部サイト)

 

ココストア

ココストア

上海福喜食品有限公司の製品は未使用。中国製造原材料の取り扱いはある。(本部への質問と回答)

厚生労働省・消費者庁も動いておりしかるべきガイドラインが示されるものと思います。弊社といたしましては、法令、ガイドラインに基づき消費者の皆様にしかるべき情報提供を行うとのこと。

平成26年8月現在、ホームページ等での情報開示はなし。