猛毒をもつ海の魚「ソウシハギ」に注意!食べると死亡する場合も。

カワハギ科の魚「ソウシハギ」の体内には猛毒パリトキシン(フグ毒の数十倍)が含まれます。致死性の毒で食べると呼吸困難、不整脈、ショック等で死亡する場合もある危険な魚です。

ソウシハギは、別名「センスルー」とも呼ばれます。本来熱帯性の魚ですが、温暖化に伴い本州沿岸、北海道でも発見されています。釣などで捕まえた場合は、絶対に食べてはいけません。

ソウシハギの特徴

  • 学名:ソウシハギ(フグ目カワハギ科ウスバハギ属)
  • 体長:50cm~100cm
  • 形状:体は長楕円形。尾は頭部より長い(尾びれが長い)
  • 模様など:青い波模様や斑点
  • 毒の種類:パリトキシン
  • 毒含まれる部位:内臓
  • 行動:単独で海遊する場合が多い。
  • 分布:普段は暖かい海に生息するが、夏の間には北上する場合もある。
  • 平成24年10月上旬には、北海道胆振(いぶかり)管内で捕獲情報。(胆振は、室蘭、苫小牧などの地域)
  • 平成26年8月4日には、神戸市の兵庫突堤で捕獲されています。
  • 平成26年8月には、長崎県諫早市江ノ浦沖(橘湾)で「ソウシハギ」が釣られたとの情報がありました。

ソウシハギ魚の写真

※出典ウィキペディア、北海道農林水産部

猛毒をもつソウシハギの写真

ソウシハギの写真
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猛毒パリトキシンについて

  • 毒性:加熱しても分解されない毒です。フグ毒のテトロドトキシンより、毒性は強い。
  • 発症までの時間:3時間~36時間。
  • 主な症状:激しい筋肉痛、呼吸困難など。重篤の場合は死亡する場合があります。
  • 毒を含む魚:スナギンチャク、アオブダイ、ソウシハギ(毒の保有は餌となる生物に依存するため、同じ魚種であっても海域により毒性の有無は変わる。)

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