検挙された人の再犯率が46.7%と高くなっています。|平成26年の犯罪白書

法務省は、今年の「犯罪白書」をまとめました。平成25年に検挙された人のうち、繰り返して犯罪を犯す「再犯者」の割合が、平成に入って最も高くなっています。

平成25年に起きた刑法犯罪は191万7929件で、11年連続で減少しています。しかし、振り込め詐欺を含む「特殊詐欺」や「危険ドラッグ」での検挙は、前年の平成24年に比べ大幅に増加しています。

※「平成26年版犯罪白書」は,11月14日の閣議に報告されています。

犯罪白書の概要

刑法犯罪の総数:191万7929件

主な内訳と傾向

  • 振り込め詐欺を含む特殊詐欺の認知件数:1万1998件(前年比約4割増)
  • 危険ドラッグでの検挙人数:176人(前年比約6割増)

※平成26年上期での危険ドラッグでの検挙者は、145人と前年同期比で、120%と急増しています。

刑法犯罪の半分を占める窃盗犯については、40歳から49歳の女性や、65歳以上の女性などの、中高年の女性に再犯の傾向が高くなっています。

平成26年の犯罪白書

概要(犯罪白書から転載)

刑法犯の認知件数は,平成8 年から毎年戦後最多を記録し,14年には369万3,928件にまで達したが,15年に減少に転じて以降,年々減少し,25年は191万7,929件前年比11万8,567件(5.8%)減)であり,昭和56年以来32年ぶりに200万件を下回った。最近の認知件数の減少は,例年,刑法犯の過半数を占める窃盗の認知件数が,平成15年から毎年減少していることが大きな要因となっている。窃盗を除く一般刑法犯(刑法犯全体から自動車運転過失致死傷等を除いたもの)の認知件数も,17年から減少しており,25年は33万3,250件であったが,6 年と比べると約1.5倍である。刑法犯の検挙人員は,平成10年に100万人を超え,11年から毎年戦後最多を記録し,16年に128万9,416人を記録した後,17年から減少に転じて,25年は88万4,540人であった。

検挙率は,平成13年には,刑法犯総数で38.8%,一般刑法犯で19.8%と戦後最低を記録したが,14年から上昇に転じ,18年以降は横ばいで推移し,25年は,刑法犯総数で52.0%(前年比0.6pt 低下),一般刑法犯で30.0%(同1.2pt 低下)であった。刑法犯の認知件数では,窃盗が51.2%と最も高く,次いで,自動車運転過失致死傷等(31.5%),器物損壊(7.3%)の順であった。検挙人員では,自動車運転過失致死傷等が70.3%を占めている。

犯罪白書の内容は、下記からご覧いただけます。(法務省|外部リンク)

http://www.moj.go.jp/content/001128569.pdf

法務省の該当ページ(外部リンク)

http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00077.html

各年の犯罪白書(外部リンク)

http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/nendo_nfm.html