ノロウィルスの新型「G2.17」の感染が拡大中

平成27年初めから、新型のノロウィルス(G2.17)の感染が関東・甲信地方の4自治体で拡大していることが、「国立感染症研究所などのチーム」等の調査で判明。秋から冬にかけて、大流行の恐れもあり、注意が必要です。

埼玉、栃木、長野および神奈川県川崎市で、昨年(平成26年)以降に検出されたノロウイルスの遺伝子型を調べたところ、「G2.17」という新しい型が平成27年以降に急増し、例年主に流行する「G2.4」型を大きく上回る。

感染の概要

  • 感染拡大地域:埼玉、栃木、長野各県および神奈川県川崎市
  • ウィルスの型:G2.17
  • 感染者数:平成27年8月末までに、19件36人

ノロウイルスは、感染性胃腸炎や食中毒の原因なるウィルス。

ノロウィルス

  • 感染後の潜伏期間:24時間~48時間
  • 症状:吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱(37度~38度)
  • 感染経路:感染した人から人へ感染。また感染した人の吐しゃ物などを介して、2次感染するケースも多い。

ノロウィルスは、アルコール消毒や高温に対する耐性があります。また乾燥や酸にも強く、通常の手洗いでは、確実な感染予防が困難です。またウィルスの遺伝子には、多くの型が存在し、1度感染しても免疫ができることはなく、何度も感染する可能性があります。

柿渋のタンニンで感染予防

柿渋に含まれる「タンニン」がノロウィルスに効果を発揮!家庭での作り方などをまとめています。(詳しくは、こちらから)

ノロウイルスによる食中毒予防

  1. 手洗いの徹底(アルコール消毒や通常の石鹸では完全に予防できません。)
  2. 消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)が効果を発揮します。家庭用の塩素系漂白剤を水で、50倍~250倍程度(※)に薄めます。
  3. 食品の十分な加熱(中心温度85℃から90℃で90秒間以上)
  4. 調理器具類の十分な洗浄消毒
  5. 調理従事者の体調管理(下痢や嘔吐等の症状がある場合は調理を行わないなど)
  6. 嘔吐物などの適切な処理

※家庭用塩素系漂白剤を水で薄めたものを消毒液として使用

  • 50倍に薄めたもの:タオルに消毒液をひたして消毒する場所を拭きます。(時間をおいて水拭きする)
  • 250倍にうすめたもの。:フィンガースプレーを取り付け、消毒する場所にスプレーします。

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