行方不明者数 平成28年(2016年)

警察庁の発表によると、平成28年に届出を受理した行方不明者は8万4850人。3年連続で増加しています。

※警察庁の全国の行方不明者統計(平成29年6月15日発表)から

高齢者(70歳以上)の行方不明者数が平成24年から毎年増加しており、平成28年は前年より約3千人増え、全体の約23%になっています。

概要

70歳以上の行方不明者は19,707人で、前年(平成27年)より3,026人増加しています。
増加率においても約18.1%で、前年と前々年の約11%から急増しています。

認知症(疑いを含む)の行方不明者数は、15,432人で4年連続で増加しています。

所在確認された行方不明者数は、83,865人です。(確認をした年次以前の受理を含む)

年間の行方不明者数と性別

  • 総数:84,850人
    (3年連続で増加)
  • 男性:54,664人(64.4%)
  • 女性:30,186人(35.6%)

平成27年以前のデーター(単位:人)

平成 総数 男性 女性
27年 82,035 53,319 30,186
26年 81,193 52,736 28,457
25年 83,948 53,916 30,032
24年 81,111 52,187 28,927

年代別の人数

  • 9歳以下:1,132人
  • 10歳代:17,118人
  • 20歳代:16,038人
  • 30歳代:10,495人
  • 40歳代:8,769人
  • 50歳代:5,649人
  • 60歳代:5,942人
  • 70歳代:9,589人
    (前年より+1,031人)
  • 80歳以上:10,118人
    (前年より+1,995人)

※年代別では10歳代がもっとも多く17,118人(全体の約20%)ですが、過去5年間では横ばいです。70歳以上が目立って増えています。

おもな原因・動機

  1. 疾病関係:21,852人(25.8%)
    うち認知症(疑いを含む)が15,432人で、4年連続で増加。
  2. 家庭関係:16,142人(19.0%)
  3. 事業・職業関係:9,103人(10.7%)
  4. 学業関係:2,320人(2.7%)
  5. 異性関係:1,737人(2.0%)

※犯罪関係で行方不明になった人は、570人で全体の約0.7%です。

認知症の徘徊

所在確認の状況

  • 所在確認:83,865人
  • 男性:53,915人
  • 女性:29,950人

平成28年中に所在確認された行方不明者は83,865人。過去5年では最も多くなっています。
※確認をした年次以前に受理した届出分を含む。

所在確認の様態は「発見」と「帰宅等の確認」で全体の86.2%です。死亡確認された人数は、3,771人(約4.5%)です。

所在確認までの期間

  • 受理当日:34,603人
  • 2日~1週間以内:27,177人です。

※1週間以内に所在が確認された割合は73.7%

確認まで長期間になった人数

  • 3ヶ月~6ヶ月:2,090人
  • 6カ月~1年:2,627人
  • 1年~2年:2,137人
  • 2年:5,308人
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