児童虐待の増加が過去最多。通告件数は1万3037件(平成26年上期)

警察庁は平成26年1月~6月に、保護者らによる虐待の疑いで全国の警察が児童相談所に通告した人数が、1万3037人で過去最多と発表。

年間の統計がある2004年以降で、最悪だった2013年(2万1603人)を上回るペース。また事件として扱われた被害者数は、320人(+43%)、摘発件数は、317件(+43%)でいずれも過去最多。

児童虐待の内訳

カッコ内は、前年同期比

  • 心理的虐待:7768人(+37%)※全体の約6割。
  • 子どもがDV(ドメスティックバイオレンス)を目撃する“面前DV”:5116人
  • 身体的虐待:3471人(+20%)
  • 育児怠慢・拒否:1715人(+19%)
  • 性的虐待:83人(+48%)

摘発された罪名

  • 傷害・傷害致死:146件
  • 暴行:61件
  • 強制わいせつ:23件

※その他を含め、328人が摘発されています。

児童虐待の通報先

「虐待をうけたと思われる子ども」を見つけたときや、ご自身が出産や子育てに悩んだときにの「児童相談所」や「市町村の窓口」に連絡。
(連絡は匿名で行うこともできます。また、連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。)

厚生労働省では、相談窓口を設置しています。

児童虐待の通報電話番号(全国共通)

189番(いちはやく)

全国の児童相談所一覧

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv30/h23.html

児童虐待の定義

  • 身体的虐待: 殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる など
  • 性的虐待: 性的行為の強要、性器や性交を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
  • ネグレクト: 家に閉じこめる、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、保護者以外の同居人による虐待を放置すること など
  • 心理的虐待: 言葉による脅し、無視、兄弟間での差別的扱い、子どもの目の前でドメスティック・バイオレンスを行うこと など