岐阜市は鮎(あゆ)を準絶滅危惧に選定。長良川河口堰(ぜき)の影響を指摘。

岐阜県岐阜市は、将来的に絶滅が危惧される野生生物リスト「レッドリスト」を作成し、鮎(アユ)を「準絶滅危惧」に選定。

鮎は川で産卵します。孵化(ふか)した仔魚(しぎょ)は、海へ下り沿岸域で成長します。そして再び川を遡上する魚です。1995年に完成した長良川河口堰(河口から5.4キロに設置)によって、遡上が阻害されている可能性が指摘されています。

遡上する鮎

遡上する鮎(出典:wikipedia)

鮎は岐阜市の鵜飼漁などで知られる長良川のシンボルです。、

準絶滅危惧とは?

準絶滅危惧」は、レッドリストなどで定められている分類のひとつ。生息状況の評価で、すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する可能性があると判断された生き物です。

リスト化は岐阜大学がまとめ、2009年度から5年間の調査で市内の魚類の分布状況を網羅。その結果をもとに、生態や開発の影響などを点数化して評価しています。(魚類では36種をリスト化)