ひまわり8号は、気象観測性能が大きく向上。ゲリラ豪雨などの予報がより詳細に。

気象観測衛星「ひまわり8号」は、世界最先端の気象観測性能を誇り、台風や局地的集中豪雨の観測で、予報精度の向上が期待されています。

ひまわり8号は、現在運用中の「ひまわり7号」の後継機です。最新鋭の気象観測センサー(カメラ)の搭載され、解像度などが大幅に向上します。観測で得られるデータ量は現在の50倍以上となる見込みです。ゲリラ豪雨(局地的集中豪雨)の監視や、台風の発達状況を高い精度で観測できるようになります。

またコンピュータ処理により、上空の風向風速や温度など多くの物理量が計算され、数値予報など様々な用途に活用されます。

ひまわり8号の概要

  • 打ち上げ予定:2014年(平成26年)10月7日(種子島宇宙センターから)
  • 打ち上げロケット:国産主力のロケット「H2A」
  • 衛星重量: 3.5t(打ち上げ時)
  • 全長:約 8 m(軌道上)
  • 設計寿命:15年
  • 製造:三菱電機
  • 静止軌道:東経約140度の赤道上高度約 35,800 km の静止軌道上

※現在運用中の「ひまわり7号」は、2015年に運用寿命を迎えます。また8号と同等性能の9号は、2016年打ち上げ予定です。

ひまわり8号

ひまわり7号に比べ、観測性能が大きく向上

  1. 気象衛星としては、世界で初めてカラー画像の撮影を実現。画像のカラー化で、これまで雲と黄砂、火山灰の区別がつきにくかったのがハッキリ判別できる。
  2. 解像度は、現在の2倍。(水平分解能)
  3. 画像も可視光から近赤外線、赤外線まで16種類(バンド)の波長で撮影が可能。※ひまわり7号は5バンド。
  4. 撮影間隔(衛生から見える範囲)を従来の30分から10分間に短縮。(日本付近や台風周辺などの狭い範囲では、2.5分間隔で観測可能)