長野県のオレオレ詐欺・架空請求・還付金詐欺

金融機関などの窓口で防止件数が増加。潜在的リスクは依然として高い。

2016年に県内で発生した「特殊詐欺」の被害総額は約4億9000万円で、前年より3億円以上減少しています。(5億円を下回ったのは4年ぶりです)

しかし金融機関の窓口などで被害を防止した例が増えており、また詐欺グループ側が犯行を「小口化」している傾向も出ています。被害にあう潜在的なリスクは、依然として高いとみられ十分な注意が必要です。

長野県の特殊詐欺

詐欺被害の状況(2016年)

  • 被害総額:4億8952万円(前年比-39.2%)
  • 認知件数:215件(前年比-27.6%)

おもな手口

※カッコ内は認知件数

  • オレオレ詐欺:2億4773万円(84件)
  • 架空請求詐欺:1億5275万円(65件)
  • 還付金詐欺:4,276万円(46件)
  • 融資保証金詐欺:1,542万円(11件)

全体の被害額は減少していますが、100万円未満の被害件数は全体の約39.8%で、前年の31.6%から増加しています。

被害防止対策

  • 4月13日からアルプス中央信用金庫は、70歳以上で過去2年間にATMの利用がない人を対象に、ATMからの振込みをできなくする対策を開始。長野県信用金庫協会に加盟する5つの信用金庫でも、6月以降同様の対策を実施予定。
  • 長野県警は特殊詐欺の犯人グループが使っている電話番号に、自動で電話をかけ続ける「自動架電システム」の運用を開始。(2017年1月20日から)

「自動架電システム」の運用は、兵庫県などでも運用されており、特殊詐欺の被害を約25%減らす効果が出ているとのこと。

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最近の詐欺事件(2017年)

  • 長野県警は1月17日に、山梨県中央市西花輪のキックボクサー、寺田亮太容疑者(24)を逮捕。2016年7月14日に特殊詐欺グループのメンバーとして、長野県佐久市内の女性(70代)から、現金1000万円を騙し取った疑い。
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