栃木県のオレオレ詐欺・架空請求・還付金詐欺

還付金詐欺が前年の3倍以上!振り込め詐欺などの被害と対策。

2017年4月までの特殊詐欺の被害は68件(被害額は約1億2400万円)。このうちオレオレ詐欺の手口が41件で、前年同期(19件)の2倍以上になっています。

2016年に県内で発生した特殊詐欺の被害総額は、約6億2000万円。前年に比べ約1億円減少しています。しかし「還付金詐欺」の被害額が3倍以上に増加しています。

栃木県の詐欺被害

詐欺被害の状況(2016年)

※データーは栃木県警の発表資料等から出典しています。

全体の被害件数は199件、被害金額の合計は約6億2000万円です。被害額は減少傾向にあるもの、未然に被害を防いだケースが236件(約3億円)あり、被害にあうリスクは依然として高く、十分な警戒が必要です。また3千万円を超える高額被害も発生しています。

おもな手口の内訳

前年に比べ全体の被害金額は減少しているものの、還付金詐欺の被害額は3倍以上に増加。年度末は特に注意が必要です。

  • 架空請求詐欺:約2億8000万円
  • オレオレ詐欺:約2億300万円
  • 還付金詐欺:約1億400万円
  • その他:約3300万円
被害の防止対策

栃木銀行で高齢者のATM利用制限

平成29年4月から、高齢者の一部についてATMからの振込みを制限する対策。

足利銀行で高齢者のATM利用制限

70歳以上の高齢者で、過去3年間にATMでキャッシュカードによる振り込みをしていない人について、ATMでの振込みを制限する対策。実施は平成29年4月からの予定。

不審電話「撃退機器」の無料貸し出し

2015年から家庭用の固定電話で、着信相手に警告のメッセージを音声で流す装置を無料で貸し出しています。これまでに約250台を貸し出しており、利用者の被害は発生していません。

設置後の調査結果

栃木県警発表データーから

設置状況

  • 貸出台数:248台 (男性85人、女性163人)
  • 平均年齢: 76.8歳
  • 貸出期間: 平成27年5月1日~平成28年3月31日
  • アンケート回答数 248件(回答率100%)

アンケート結果(被害・効果)

  • 設置後の被害:0件
  • 撃退件数:設置した家庭全体で、着信電話7万5785件のうち2万667件を撃退 (撃退器1台あたり約83件)
  • 効果:利用者の85%が効果を実感(安心感は96%)

※貸し出しに関する相談は、管轄の警察署へ

関連記事

最近の詐欺被害・不審電話(2017年)

  • 4月26日:宇都宮市の女性(78)が警察官を名乗る男から「詐欺グループの名簿にあなたの名前があったので、預金をおろしてください。」などと、ウソ電話を受け現金約800万円を騙し取られる被害。(自宅に訪れた警察官を装った男に手渡し)
  • 4月21日:宇都宮市の女性(61)が県庁や金融機関の職員を装った男から「医療費の戻りがある」などのウソの電話で、約200万円を騙し取られる被害。
  • 4月12日:那須塩原市の女性(79)が、警察官を装った男からのウソの電話で、キャッシュカードをだまし取られ、約50万円を引き出される被害。
  • 4月11日:小山市の女性(79)が警察官を名乗る男から、ウソの電話を受けて現金約1000万円をだまし取られる被害。
  • 4月11日~12日:真岡市の女性(62)が次男を装った男から「不倫相手を妊娠させてしまい、示談金が必要」などとのウソの電話で、現金100万円をだまし取られる被害。
  • 3月17日:さくら市の女性(75)が、市の職員や金融機関の職員を装った男から「ATMで医療費返還の手続きをすることができます」などとウソの電話で、約200万を騙しと取られる被害。
  • 2月21日から23日にかけ、宇都宮市の女性(70)が息子を名乗る男からのウソの電話で、約200万円を騙しと取られる被害。
  • 3月16日:宇都宮市の女性(79)が息子を名乗る男などから、現金約130万円を騙し取られる被害。
  • 1月:日光市の女性(74)が、市の職員を装った男から「医療費の過払い分が戻ってきます」などのウソの電話で、約100万円をだまし取られる被害。
  • 1月:鹿沼市の女性(67)が、証券会社や製薬会社の社員を名乗る男から「あなたが名義貸しをしたことで社員が捕まった」などとウソの電話で、現金1100万円を騙し取られる被害。警察への届出は3月。
  • 1月:融資保証詐欺で、鹿沼市内の会社経営者が約154万円を騙し取られる被害。融資を行うための信用調査費用の名目で騙し取られています。
  • 1月:銀行職員を装い現金500万円を騙しとった男(22)を逮捕。
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