徳島県のオレオレ詐欺・架空請求・還付金詐欺

5年連続で1億円を超える被害。架空請求が全体の約7割になっています。

2016年に県内で発生した「特殊詐欺」の被害額は約1億7000万円で、前年より約9900万円減少しています。しかし5年連続で1億円を超える被害が発生し、金融機関の窓口などで未然に防いだ件数も72件(約8500万円)あり、被害に遭うリスクは高い状況が続いています。

2017年8月末までに、県内で確認された特殊詐欺の被害は51件。前年同期より17件(約1.5倍)に増加しています。(被害額は約6800万円)架空請求詐欺が31件と最も多く、全体の約6割です。

最近の詐欺事件(2017年)

  • 8月24日:県南部の男性(60代)が、「有料動画の未納料金で法的手続きをとる」といったウソのショートメールを受け、電子マネーの代金約80万円を騙し取られる被害。
  • 6月12日:徳島県西部に住む女性(60代)が、息子を名乗る男からのウソの電話(女性を妊娠させたなど)で、現金約200万円を騙し取られる被害。
  • 6月5日:徳島市の女性(60代)が、市役所の職員などを名乗る男から「保険料の還付金がある」などとうその電話を受け、現金約130万円を騙し取られる被害。
  • 4月下旬、県北部に住む男性(40代)が「有料動画の閲覧履歴がある。きょう連絡がないと法的手続きに移る」という内容のメールで、電子マネーで約165万円分をだまし取られる被害。
  • 5月8日から「阿波銀行」と「徳島銀行」で、一部の高齢者についてATMからの振り込み限度額を低くする制限を開始。一定期間キャッシュカードで振り込みを行っていない70歳以上の利用が対象。
  • 2月28日午前中から、吉野川市美馬市藍住町などで「あなたの個人情報や口座の情報が漏れています」などと、警察官などを名乗る男からの不審な電話が相次いでいます。
  • 架空のパーティーの招待状を企業に郵送し、「ビンゴゲームの景品代」として電子マネーで協賛を要求する詐欺が相次いでいます。1月末までに県内の5社から警察に相談が寄せられているとのことです。

詐欺被害の状況(2016年)

※徳島県警の発表データー等より出典しています。

  • 被害総額:1億6971万円(前年より9896万円減少)
  • 認知件数:59件(前年より15件減少)
  • 検挙件数:32件(22人)が検挙されています。(前年より23件増え、15人増えています)

※被害者のうち半数以上の32件が65歳以上の高齢者。

おもな手口

  • 振り込め詐欺:58件(1億6367万円)※このうち架空請求によるものが35件と最も多くなっています。前年より13件増加しています。
  • 金融商品取引詐欺:1件(604万円)

架空請求の手口としては、有料サイトなどの利用料名目で金をだまし取る手口が多く、24件(被害額は4343万円)となっています。

徳島県は架空請求被害が多い

マイナンバー詐欺も発生しており、県西部で女性(80代)が約1210万円をだまし取られる被害が発生しています。

徳島県の詐欺対策

  • 徳島県警は電話着信時に、警告の音声を流したあと通話を自動で録音する「不審電話撃退装置」を、高齢者の世帯に試験的に貸し出します。(平成29年度からの予定)
  • 高齢者がいる約2万世帯に、詐欺の手口や発生状況などを電話で注意を呼びかける。
  • 「この電話詐欺かも」と書かれた啓発シールを作成し配布。
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