夏休み中の子供の事故と防犯指導(犯罪対策)

夏休み期間中の防犯対策、水難事故、自然災害への安全対策について、情報をまとめています。

近年出没が目立っているクマや危険生物の情報も記載。

子どもの連れ去り・不審者対策

警察庁が公表しているデーターによると、平成26年1月~11月に発生した子供(13歳未満)の連れ去り事件の認知件数が、9年ぶりに100件を超えています。

年少者には、安全指導が不可欠!
連れ去りを防ぐ防犯標語(合言葉)として、「つみきおに」と「いかのおすし」があります。

つ・み・き・お・に

  1. 知らない人にいていかない。
  2. んなといっしょにいよう。
  3. 出かけるときやなにかあったら、ちんと知らせる。
  4. 知らない人に連れて行かれそうになったら、お声でたすけを呼(よ)ぶ。
  5. こわいと思ったら、すぐげる。

誘拐

いか・の・お・す・し

  1. ない(知らない人についていかない)
  2. らない(知らない人の車に乗らない)
  3. おきな声で呼ぶ
  4. ぐ逃げる
  5. らせる(何かあったらすぐ知らせる)
いかのおすし

拡大表示します。

子供の水難事故(7月と8月)

子供(中学生以下)のみで事故にあった状況。(平成28年)
(高校生以上の同伴と一緒に事故にあった場合を含みません)

発生状況

  • 発生件数:98件(前年対比-21件)
  • 水難者132人(前年対比+1人)
  • 死者・行方不明者:19人(前年対比-10人)

発生場所

  • 河川12人(63.2%)
  • 湖沼池3人(15.8%)
  • 海、プールそれぞれ2人(10.5%)

おもな行為別

  • 水遊び:11人(57.9%)
  • 水泳:3人(15.8%)
  • 魚釣りなど:2人(10.5%)

川遊び

子供の水難事故(死者・行方不明)では、4割以上が川で発生しています。川での事故は海に比べ致死率も高く、救助も困難です。

  1. ダムの放流を知らせるサイレンに注意。
  2. 川は急に深くなったり、流れが速くなる場所があります。対岸まで泳ぐ遊びで、溺れる事故も少なくありません。また橋の上から飛び込むレジャーは、場所の安全と管理者の元に、慎重な判断が必要です。
  3. 急な天候の変化(局地的集中豪雨)による増水。特に中州でバーベキューを楽しんでいる間に、急な増水で事故にあう危険性があります。
  4. 天候の変化に注意。上流で大雨が降った場合、気づきにくく急に増水する場合があります。カミナリの音が聞こえたり、落ち葉や流木、ゴミが流れてきたときは、すぐに川岸に避難しましょう。

スズメバチ

2014年までの10年間では、毎年20人前後が死亡しています。(厚労省の人口動態調査から)

刺されないために・・

  • 長袖で白系の服を着る。黒色は蜂を興奮させるとのこと。
  • 帽子をかぶる。
  • 香水など匂いの強いものを体につけない。

スズメバチ

もし刺されたら・・

  • 刺された場所を水で流しながら圧迫して毒を出す。(口で吸ってはダメ)
  • オシッコやアンモニアに効果はない。(俗説)
  • とにかく患部を冷やすこと。アナフィラキーショックも軽減できる。
  • 早く病院で手当をしてもらう。市販薬なら、抗ヒスタミン剤かステロイド配合の薬を塗る。(薬剤師に相談)
  • ハチの毒に対応した虫刺され薬、保冷剤などを準備しておくと万一のときに役立ちます。

マダニ

マダニは草むらなどに生息し、「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」やウィルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群|SFTS」を媒介するダニです。死亡例も発生しており、草むらに入る場合は注意が必要です。

マダニの種類

出典:国立感染症

※虫除けスプレーについては、マダニに対して確実な効果が実証されていません。

マムシ(毒蛇)

国内の事故件数は推計で、年間1000人~2000人程度と見られます。

マムシの活動時期は、本州で4月~10月です。また活動時間は夜が多く人が近づいても、とぐろを巻いたまま逃げないので、見落としやすいヘビです。

マムシ

画像出典:wikipedia

もし噛まれたら・・

  1. スグに傷口から毒を吸い出す。口で直接吸出し、出血する血液と共に毒液を吸い取り吐き捨てることを何回も繰り返す。
  2. 噛まれた傷口より、心臓に近い部分をタオルや布などで縛る。
  3. 縛るものがなければ、噛まれた部分は心臓の高さよりも下にしておく。
  4. 出来るだけ早く医療機関で受診する。(安静は重症化する原因になる)

ヤマビル(吸血ヒル)

ヤマビル(ヤマヒルとも呼ばれる)は、山林などに生息する吸血性のヒルです。人から出る二酸化炭素や熱、振動などを感知し、気づかないうちに体に吸着し血を吸われます。人体に影響のある毒などはないですが、市街地でも被害が多く発生しています。

吸血ヒル

吸血された場合の対応・・

  • 食用の酢をかける
  • 塩をかける
  • ライターなどで火を近づける。(やけどに注意)

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猛毒キノコの「カエンタケ」に注意!

致死量はわずか3グラム。公園や山に入る場合には、毒キノコの「カエンタケ」(火炎茸)に、十分な注意が必要です。

このカエンタケは、食べることはもちろん手で触るなど肌に触れるだけで、重篤な症状を引き起こします。

毒キノコのカエンタケ

海水浴場では、ヒョウモンダコに注意

「ヒョウモンダコ」は、、唾液に強力な神経毒であるテトロドトキシンが含まれ、人間でも噛まれると危険であり、死亡する場合もある危険生物です。海水浴場に生息する場合もあり、注意が必要です。

猛毒をもつヒョウモンダコ

画像出典:wikipedia

ツキノワグマ

昨今、本州の多くの地域でツキノワグマの出没が増加しています。特に8月が活動のピークとなる地域もあり十分な注意が必要です。

ツキノワグマ

夏休みなどに出没地域の山間部や川原などで、ハイキングや魚釣り、キャンプ、バーベキューなどのレジャーを予定される方は、地元自治体の情報、安心メール、ツイッター等から情報を得て、十分な安全対策が必要です。

ツキノワグマの出没状況

局地的な集中豪雨・落雷

近年では「ゲリラ豪雨」とも呼ばれる、局地的な集中豪雨も目立っています。猛暑が続く日は、アスファルトの道路や人工物の多い都市部で、地表付近の温度が高くなります。上空との温度差により積乱雲が発生しやすくなり、豪雨やカミナリの原因の一つになります。

入道雲

夏の豪雨

特に朝から晴れた日で気温が高い場合は、午後から気象状況が急激に変化することが多く、十分な注意が必要です。

増水による事故を防ぐために・・

  • 防災メールを受信できるようにしておく。
  • スマホの防水ケース(またはビニール袋)を携帯する。
  • 豪雨予報が出たら、すぐに安全な建物、高台に避難する。川や側溝近くは危険。
  • クルマを運転中の人は、ガード下など冠水しそうな場所から移動する。

屋外にいてカミナリが鳴ったら・・

  • すぐに建物内に避難。周囲に避難する場所がない場合は、とにかく低い姿勢をとる。
  • 鉄塔や木などの高い物の近くは危険。
  • 自転車やオートバイを運転中は、降りて避難する。(クルマの中は、体を外に出さない限り安全)

ラジオに「ガリガリ」という雑音が入ると約50km(避難の準備が必要です。)、 ゴロゴロと雷の音が聞こえたら約10km(危険な範囲です。)

関連ページ

犯罪対策

水難事故

危険生物

災害

緊急電話番号など

110番(警察)、119番(救急)以外にも覚えておきたい番号です。

  • 海(海上)での緊急通報:118番(海上保安庁)
  • 救急相談センター:#7119(東京など一部)
  • 生活の安全に関する不安や悩み(警察相談専用電話):#9110
  • 天気予報:177番 (市外局番+177で、該当地域の天気が分かります。ネットが使えない場合に便利)
  • 災害伝言ダイヤル:171番

災害伝言ダイヤルの使い方

[録音]

  1. 「171」にダイヤルします。
  2. 「1」をダイヤルします。
  3. ご自分の電話番号をダイヤルし、ガイダンスに従い録音してください。

[再生]

  1. 「171」にダイヤルします。
  2. 「2」をダイヤルします。
  3. 安否情報等を確認したい相手の電話番号をダイヤルします。

海の安全情報の入手(海上保安庁)リアルタイム

携帯電話用QRコード(MICS(沿岸域情報提供システム)へのリンク)

▲上記QRコードを読み取る、またはhttp://www.kaiho.mlit.go.jp/info/mics/m/ にアクセス。

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