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交通事故の発生状況とランキング(2024年)
3月も安全運転でいきましょう!
加害者にも被害者にもならない!
横断歩道・交差点事故にご注意。
昨年3月の死者は226人でした。
交通事故日報からの発生状況
今の状況を知るだけでも事故抑止につながりそうです。
交差点と横断歩道での事故に注意だね!
- 交通死亡事故ランキング(2024年)
日報データーからの順位 - 交通安全に関すること
- 加害者・被害者にならない
夜間の死亡事故(歩行者×自動車)は、
ハイビーム走行で半数以上が衝突を
回避できた可能性が高い!
掲載データーは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、警察庁・政府統計総合窓口、および各都道府県の警察本部HPから出典。(表やグラフなどは当サイトで作成)
交通死亡事故ランキング
2024年1月からの累計(交通事故日報からの暫定数)で、翌日の午後に発表されています。(土日祝・連休をのぞく)またページの更新は1日~2日遅れる場合があります。
3月18日までの累計
順 位 |
都道 府県 |
死者数 | 前年比 |
1 | 愛知 | 30 | +2 |
2 | 千葉 | 29 | 0 |
3 | 東京 | 27 | +6 |
4 | 兵庫 | 26 | +7 |
5 | 大阪 | 23 | -13 |
6 | 神奈川 | 22 | -5 |
7 | 福岡 | 21 | -4 |
8 | 広島 | 20 | +1 |
9 | 茨城 | 19 | -2 |
10 | 静岡 | 17 | -8 |
全国(累計) | 死者数 | 前年比 |
今年 | 518 | -5 |
当月 | 113 | -23 |
すべての都道府県[2月と年累計を表示]
- 都道府県順
- 太文字は累計で前年比6人以上増加
- 月ごとに更新
大きく増加しているところは、取り締まりが厳しくなるかもしれません。
都道 府県 |
2月 | 前年比 | 2024年 (累計) |
前年比 |
北海道 | 3 | ±0 | 9 | -7 |
青森 | 3 | +1 | 8 | +2 |
岩手 | 3 | +2 | 7 | +2 |
宮城 | 1 | -1 | 9 | +1 |
秋田 | 0 | -2 | 4 | +1 |
山形 | 1 | ±0 | 3 | -1 |
福島 | 2 | ±0 | 11 | +2 |
東京 | 9 | +2 | 21 | +5 |
茨城 | 5 | -2 | 12 | -7 |
栃木 | 3 | +1 | 6 | +1 |
群馬 | 2 | -1 | 4 | ±0 |
埼玉 | 4 | -4 | 8 | -9 |
千葉 | 15 | +6 | 25 | +1 |
神奈川 | 6 | -1 | 13 | -5 |
新潟 | 5 | +1 | 10 | +1 |
山梨 | 0 | -4 | 2 | -4 |
長野 | 9 | +5 | 10 | +4 |
静岡 | 7 | +5 | 12 | +7 |
富山 | 2 | +1 | 4 | +2 |
石川 | 2 | ±0 | 4 | -1 |
福井 | 1 | -1 | 1 | -3 |
岐阜 | 6 | +4 | 12 | +8 |
愛知 | 12 | +2 | 22 | +6 |
三重 | 4 | +1 | 9 | -3 |
滋賀 | 2 | ±0 | 3 | -4 |
京都 | 2 | -3 | 7 | -6 |
大阪 | 11 | -1 | 20 | -6 |
兵庫 | 6 | ±0 | 22 | +7 |
奈良 | 2 | ±0 | 3 | ±0 |
和歌山 | 2 | +1 | 5 | +3 |
鳥取 | 1 | +1 | 1 | +1 |
島根 | 0 | -2 | 2 | -3 |
岡山 | 6 | +3 | 9 | +3 |
広島 | 12 | +5 | 17 | +3 |
山口 | 2 | -2 | 4 | -3 |
徳島 | 1 | ±0 | 7 | +4 |
香川 | 4 | +1 | 6 | ±0 |
愛媛 | 2 | ±0 | 12 | +7 |
高知 | 3 | +2 | 5 | +4 |
福岡 | 5 | -3 | 18 | +1 |
佐賀 | 3 | +3 | 6 | +6 |
長崎 | 2 | -2 | 5 | ±0 |
熊本 | 3 | +1 | 6 | +2 |
大分 | 2 | +1 | 5 | ±0 |
宮崎 | 0 | -4 | 1 | -5 |
鹿児島 | 4 | -1 | 6 | +1 |
沖縄 | 5 | ±0 | 9 | ±0 |
月別の推移
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
2024 | 220 | 185 | ||||||||||
2023 | 217 | 170 | 226 | 185 | 208 | 176 | 236 | 241 | 215 | 252 | 254 | 300 |
前年比 | +3 | +15 | // | // | // | // | // | // | // | // | // | // |
2月の死者数は185人で前年より15人増加しています。もっとも多かったのは千葉県で15人(前年比+6人)、次いで広島県が12人(同+5人)、愛知県が12人(同+2人)です。
交通安全に関すること
3月7日に昨年の交通事故発生状況(確定数)が発表されています。死者・負傷者等、および死亡事故の原因(違反)と類型など、おもなデーターをまとめています。
もうすぐ春休みじゃん。
ね、桜も咲く頃だね。自転車に乗るときはヘルメット着用して、衝突や転倒事故に気をつけようね。
お、おう!
わん、わん
令和6年「交通安全スローガン(全日本交通安全協会)」をランダムに表示
すべての標語[表示]
出典:全日本交通安全協会
〇運転者・同乗者に呼びかけるもの
- 今日もまた あなたの無事故 待つ家族
(内閣総理大臣賞) - 抜け道と 思うな そこは通学路
- 挙げる手を やさしく見守る 横断歩道
- 飲みません 今日は私が ハンドルキーパー
- ぎりぎりの 時間と車間が 事故を呼ぶ
〇歩行者・自転車利用者に呼びかけるもの
- 身につけよう 交通ルールと ヘルメット
(内閣総理大臣賞) - 車だけ? 交通ルールは 皆のもの
- さあ青だ 踏み出す前に 再確認
- 反射材 光って気づいて 事故防止
- 自転車も 歩行者優先 安全走行
〇子供たちに交通安全を呼びかけるもの
- わたるまえ わすれずかくにん みぎひだり
(内閣総理大臣賞) - しんごうき あおでもかくにん わすれない
- 見つけてね ピカピカぼくの はんしゃざい
- ちょっと待て 車のかげから もう1台
- 交差点 自分を守ろう 周り見て
- じゅんびした? じてん車のるとき ヘルメット
横断歩道での一時停止率
2023年の「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止率」は全国平均が45.1%です。全国でもっとも高かったのは長野県の84.4%で8年連続全国1位、もっとも低かったのは新潟県で23.2%です。昨年の検挙数は約33万6500件(1日あたり922件)で、5年以上連続して増加。(都道府県ごとの停止率、ランキングはこちらから)うっかり摘発されないために!
道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。
地球交通事故撲滅本部
警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!・・けしからん!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。運転者向けに作られた3つの動画(各3分程度で字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]
上記は運転者編 ①(横断歩道に近づいたら)です。
- 運転者編 ②(横断歩道に歩行者がいたら)
2分57秒 - 運転者編 ③(横断歩道の手前に止まっている車がいたら)
2分53秒
動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!
1日の安全運転にもつながるね。
かもしれない運転って知ってる?
被害者にも加害者にもならない!
「携帯電話に事故の知らせが入る」
ことがないように・・
夜間はハイビームで事故防止
自動車と歩行者の死亡事故が半分になるかも
千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。
照射距離と歩行者発見までの距離
前照灯 | 照射 距離 |
黒っぽい 服装 |
明るい 服装 |
反射材 着用 |
ロービーム | 40m | 約26m | 約38m | 約57m |
ハイビーム | 100m | 約65m | 約95m | 約143m |
※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。
停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。
夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。
ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)
(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}
交通違反の取り締まり状況
(1日の検挙数は約1万4900件)
歩行者・自転車は反射材で事故防止
▲前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。反射材は100円ショップでも購入できます。