ブラックマネー詐欺で600万円の被害

特殊な液体につけると偽装された一万円札が元に戻るとウソを言い、用意した白紙と相手が用意した600万円をすり替えて盗む。

東京都港区内のホテルで、自営業の男性(41)に「白紙を一万円札で挟み、液体をかけておくと現金になる」とうそを言い、用意させた現金600万円を白紙に替える手口。(犯行は昨年1月)

このブラックマネー詐欺は、事前に用意した黒い紙に薬品をかけると1万円札えに変わる。2002年ごろから被害が出始め、最近になって再び増加傾向にあります。1万円札以外にもドル紙幣や外国の紙幣が使われることも多い。白紙に液体をかけると1万円札になるという稚拙な手口です。

<ブラックマネーの手口>

  1. 政情不安などの架空の理由を作り、海外から億単位の資産を隠して日本に持ち込むためにお金を黒くしたと説明する。
  2. 実際に相手に黒い紙を見せ、ある薬品に紙を浸しそれがドルや1万円札に変わる様子を実演する。(信じ込ませる。)この時点では本物の1万円札を使う。
  3. カバンの中にある大量の黒い紙が紙幣であるとウソを言う。
  4. すべてのお札を変えるには大量の薬品が必要だと説明。
  5. 薬品を用意する費用を貸して欲しいと言う。
  6. すべてのお札が元に戻れば、謝礼払うと約束。
  7. お金を用意させ騙し取る。

表に出せない金であると騙すことで、犯行の発覚までに時間稼ぎできる。また騙された人も被害を届けにくいなどの手口です。外国人が犯罪に関わるケースも多いため、怪しい話には十分な注意が必要です。