新社会人や学生を狙った詐欺や悪質な勧誘の手口

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新社会人、大学生をターゲットにした
「詐欺」や「悪質商法」にご注意!

入社・入学時期の緊張が緩みかけた、5月、6月は特に注意が必要です。

 デート商法

ツイッターやLINE、フェイスブックなどSNSの普及で、ネット上での仲間や友達がたくさんいる人も多いと思います。ネット上で知り合った人などから、デートなどに誘われ途中で宝石など貴金属購入を持ちかけられる事例です。デート商法に多い商材としては・・

デート商法

  • 宝石などの貴金属
  • エステ・スポーツなどの利用権
  • 英会話や資格講座の斡旋
  • 自己啓発セミナーなどへの勧誘
  • 投資などの金融商品

嫌われたくない、見栄を張りたいなどの心理、また困ってる人への優しさを利用されます。

 キャッチセールス

街を歩いていたら「化粧品に関するアンケートを実施しています。」などと声をかけられ、軽い気持ちで応じたところ、店舗や事務所に連れて行かれ高額な商品をローンなどで買わされるケースです。

古くからある手法ですが、なくならないのは購入者(被害者)が出ているからとも言えます。(セールスを行う側から見れば、ターゲットが多い。)

契約の段階では複数の人に囲まれ、正常な判断をさせない手口もあります。

マルチ商法の勧誘

健康食品などの販売などで、友達を紹介するだけで報酬が得られるなどと誘われるケースです。違法な組織や法律違反スレスレの販売方法も少なくなく、注意が必要です。

また新社会人の不安や悩みを利用した、怪しい宗教などの勧誘にも注意が必要です。

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就活商法

大学生や専門学校に通う人に注意が必要です。 卒業した先輩やサークルの友人などを通して、「有名な経営者がいる。就活のヒント、参考になる」などと誘われることが多いです。その後、高級レストランなどに誘い食事をしながら、強引な勧誘を行うケースです。

大学生の就職への不安を利用しています。国民生活センターによると、就活商法の相談は、2009年ごろピークでしたが、最近また増え始めています。

就職活動中の大学生に「就職に役立つ」とセミナーなどに勧誘し、高額商品を売り付ける「就活商法」の被害が増加。

ワンクリック詐欺・架空請求

出会い系サイトなどで「登録無料」の広告などで、クリックすると「登録完了」と同時にIPアドレスを記録しました。などと表示され、サイト利用料、解約手数料を請求されるケースです。また架空請求は、身に覚えのないサイト利用料をメールなどで、請求されるケースです。

ワンクリック詐欺

  1. 業者への連絡は絶対に行わない。(メールも電話もダメです。)
  2. IPアドレスだけで、業者によって身元を特定されることはありません。
  3. このような架空請求は、無視することが一番の方法です。

怪しい誘いに応じない勇気、断る勇気が必要!

悪質な販売、詐欺などを行おうとしている人は、さまざまな手法で断ることが苦手な人、商品などを買ってくれそうな人を探します。また購入や契約を迫る段階では、複数の人で仕組んだ対応を行うなど巧妙です。

また若い人の旺盛な好奇心や興味を利用します。 過去の悪質商法被害、悪質な宗教がらみの事件(オウム事件など)などでは、高学歴の若者もターゲットにされています。

インターネットでの情報リテラシーが高い若者であっても、実際に悪質な商法・勧誘に遭遇すると、孤立してしまい正常な判断力を失ってしまいます。

消費者として単独で契約ができる20歳(18歳以上では、責任能力が発生)を過ぎたころの社会経験の少ない若者は、詐欺や悪質商法のターゲット(カモ)になりやすいとも言えます。

「自分は大丈夫」って思っていませんか?

新社会人や大学生の心理を巧みに利用して近づいてきます。初対面で1対1の会話なら警戒できるでしょう。しかし、劇場型詐欺や組織的な勧誘(いくつもの段階に分ける手口)では多くの人が騙されます。

若者だけでなく、多くの人が抱く心理を利用して近づいてきます。そして正常な判断をさせないように仕組まれたレールに乗せようと企みます。

  • 不安や恐れ、孤独、悩み
  • 希望や夢、向上心、自尊心
  • 見栄や好奇心
  • 羞恥心

気づくことが大切です。

少しでも怪しいと感じたら、誘いに乗らない、きっぱりと断ることが大切です。それでも騙されそうになったら、被害にあいそうな場合は、自分で抱え込んではいけません。

スグにご家族や公的な窓口に相談することです。

相談することは恥ではありません。多額の経済的被害で後悔しないために、相談する勇気が必要です。

被害者にならないためには、

  1. 怪しい?矛盾?を気づくこと
  2. 少しでも不安を感じたら、誘いを断る勇気
  3. ご家族や信頼できる先輩、友人への相談。(必ず複数の人に相談)
  4. 公的機関への早めの相談(もっとも重要)

消費者センター188番

※消費者ホットライン全国共通ダイヤルは188番(詐欺被害防止・事故情報)は、国民生活センターが運用する相談窓口です。

犯罪事案については、警察への相談ダイヤル#9110が便利です。

いずれも早め早めの相談・対応が被害に遭わないためのポイントです。

その他の被害に遭わないための情報と知識

悪質商法・投資詐欺など
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