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首都圏の地震発生確率(震度5・震度6)2020年版

東京・埼玉・千葉・神奈川の
地震発生確率(2020年版)
今後30年以内に予想される地震の震度の超過確率(%){例えば震度6弱以上は震度6弱と震度7を含む地震が発生する確率}です。数値は「J-SHIS=防災科研」の地震ハザードカルテから出典(2021年3月現在)しています。
[目次]
東京都
23区
各地点は区役所の周辺地域です。同じ区内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。
23区内で震度6弱以上の発生確率がもっとも高いのは、江戸川区で89.4%、次いで足立区(83.7%)、荒川区(80.2%)の順です。また海に近い江東区は77.9%です。
津波が発生した場合は「荒川」に面した荒川区や墨田区、「江戸川」にも面する江戸川区、「多摩川」に面した大田区などでは「河川津波=海水が川を遡上する」にも注意が必要です。河川津波は陸の津波よりスピードが速く、陸の津波と合流したり川が氾濫した場合は、四方八方から海水が押し寄せるため、より避難が難しいということです。避難場所となる高台へのルートや建物をあらかじめ確認することも大切ですね。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
千代田区 | 11.3 | 54.2 | 95.1 | 100 |
中央区 | 9.8 | 50.3 | 93.7 | 100 |
港区 | 7.7 | 44.4 | 91.2 | 99.9 |
新宿区 | 9.3 | 49.2 | 93.1 | 100 |
文京区 | 16.4 | 64.4 | 97.6 | 100 |
台東区 | 9.0 | 48.5 | 93.1 | 100 |
墨田区 | 12.4 | 56.8 | 96.0 | 100 |
江東区 | 26.2 | 77.9 | 99.3 | 100 |
品川区 | 10.9 | 52.8 | 94.4 | 100 |
目黒区 | 9.1 | 48.3 | 92.6 | 99.9 |
大田区 | 16.1 | 63.4 | 97.1 | 100 |
世田谷区 | 7.7 | 44.2 | 90.6 | 99.9 |
渋谷区 | 9.8 | 50.2 | 93.4 | 100 |
中野区 | 10.9 | 53.1 | 94.5 | 100 |
杉並区 | 14.7 | 60.6 | 96.4 | 100 |
豊島区 | 7.4 | 44.0 | 91.0 | 99.9 |
北区 | 15.5 | 62.9 | 97.3 | 100 |
荒川区 | 28.2 | 80.2 | 99.5 | 100 |
板橋区 | 11.2 | 54.0 | 95.0 | 100 |
練馬区 | 7.4 | 43.7 | 90.6 | 99.9 |
足立区 | 31.9 | 83.7 | 99.7 | 100 |
葛飾区 | 25.1 | 76.9 | 99.2 | 100 |
江戸川区 | 40.4 | 89.4 | 99.9 | 100 |
木造家屋が密集する地域で、不燃領域率が70%を下回っている地域(区役所で確認できます)は、火災発生時の延焼が広がる可能性が高いと言われています。また地震だけでなく、水害を含めたハザードマップは各区のHPで確認できます。もしもの時の避難経路、避難場所を含めて、ご確認をお勧めします。
都内のおもな市町村
各地点は市役所の周辺地域です。同じ市内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。また地震だけでなく水害を含め、もしもの時の避難経路、避難場所等について、各市が発表しているハザードマップの確認をお勧めします。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
八王子市 | 1.9 | 19.6 | 64.0 | 96.1 |
町田市 | 12.5 | 53.7 | 93.2 | 99.9 |
府中市 | 6.7 | 38.2 | 85.5 | 99.6 |
調布市 | 4.2 | 31.2 | 80.5 | 99.3 |
西東京市 | 9.3 | 47.7 | 91.7 | 99.9 |
立川市 | 4.4 | 29.1 | 77.0 | 98.9 |
武蔵野市 | 9.7 | 49.2 | 92.5 | 99.9 |
多摩市 | 2.8 | 23.3 | 70.4 | 97.9 |
東村山市 | 5.9 | 37.0 | 85.0 | 99.6 |
青梅市 | 1.3 | 12.7 | 51.9 | 91.8 |
おもな離島
各地点は役場の周辺地域です。同じ町村内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。また地震だけでなく水害を含め、もしもの時の避難経路、避難場所等について、各役場が発表しているハザードマップの確認をお勧めします。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
大島町 | 5.9 | 40.7 | 85.9 | 99.1 |
三宅村 | 4.1 | 32.2 | 83.3 | 99.0 |
八丈島 | 0.1 | 2.1 | 14.1 | 52.3 |
埼玉県
今後30年以内に予想される地震の震度の超過確率(%){例えば震度6弱以上は震度6強と震度7を含む地震が発生する確率}です。数値は「J-SHIS=防災科研」の地震ハザードカルテから出典(2021年3月現在)しています。
各地点は市役所の周辺地域です。同じ市内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。また地震だけでなく水害を含め、もしもの時の避難経路、避難場所等について、各市区町村が発表しているハザードマップの確認をお勧めします。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
さいたま市 | 13.9 | 60.2 | 96.7 | 100 |
川口市 | 26.7 | 78.7 | 99.4 | 100 |
川越市 | 7.7 | 45.0 | 91.0 | 99.9 |
所沢市 | 8.2 | 44.6 | 90.0 | 99.9 |
越谷市 | 16.3 | 65.1 | 97.9 | 100 |
秩父市 | 0.3 | 6.6 | 38.1 | 83.2 |
坂戸市 | 3.5 | 29.3 | 79.6 | 99.3 |
入間市 | 6.2 | 38.0 | 85.5 | 99.7 |
熊谷市 | 2.2 | 22.5 | 73.8 | 98.8 |
加須市 | 17.9 | 68.8 | 98.4 | 100 |
千葉県
今後30年以内に予想される地震の震度の超過確率(%){例えば震度6弱以上は震度6強と震度7を含む地震が発生する確率}です。数値は「J-SHIS=防災科研」の地震ハザードカルテから出典(2021年3月現在)しています。
各地点は市役所・役場の周辺地域です。同じ市内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。また地震だけでなく水害を含め、もしもの時の避難経路、避難場所等について、各市区町村が発表しているハザードマップの確認をお勧めします。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
千葉市 | 16.2 | 62.3 | 97.2 | 100 |
船橋市 | 13.6 | 58.7 | 96.5 | 100 |
松戸市 | 16.1 | 64.2 | 97.7 | 100 |
市川市 | 17.1 | 65.5 | 97.9 | 100 |
市原市 | 15.4 | 59.9 | 96.6 | 100 |
成田市 | 19.8 | 67.6 | 98.1 | 100 |
柏市 | 13.0 | 58.0 | 96.5 | 100 |
野田市 | 10.6 | 53.1 | 95.2 | 100 |
木更津市 | 15.4 | 60.5 | 96.5 | 100 |
館山市 | 26.4 | 73.8 | 98.7 | 100 |
浦安市 | 33.2 | 84.4 | 99.8 | 100 |
いすみ市 | 20.7 | 64.3 | 97.1 | 100 |
九十九里町 | 25.0 | 72.7 | 98.7 | 100 |
旭市 | 36.0 | 83.6 | 99.6 | 100 |
銚子市 | 24.3 | 71.7 | 98.2 | 100 |
神奈川県
今後30年以内に予想される地震の震度の超過確率(%){例えば震度6弱以上は震度6強と震度7を含む地震が発生する確率}です。数値は「J-SHIS=防災科研」の地震ハザードカルテから出典(2021年3月現在)しています。
各地点は市役所の周辺地域です。同じ市内でも地盤の強度などにより、揺れの大きさが異なる場合があります。また地震だけでなく水害を含め、もしもの時の避難経路、避難場所等について、各市区町村が発表しているハザードマップの確認をお勧めします。
地点 | 震度6強 以上 |
震度6弱 以上 |
震度5強 以上 |
震度5弱 以上 |
横浜市 | 21.7 | 70.5 | 98.1 | 100 |
川崎市 | 17.4 | 65.4 | 97.4 | 100 |
相模原市 | 10.5 | 48.5 | 90.3 | 99.8 |
横須賀市 | 12.2 | 49.1 | 90.7 | 99.8 |
藤沢市 | 14.8 | 56.9 | 93.7 | 99.9 |
三浦市 | 9.9 | 45.9 | 89.2 | 99.7 |
厚木市 | 22.5 | 68.7 | 97.1 | 100 |
茅ヶ崎市 | 20.3 | 65.9 | 96.3 | 100 |
小田原市 | 31.2 | 74.7 | 97.3 | 100 |
秦野市 | 6.9 | 36.6 | 78.8 | 98.3 |
伊勢原市 | 27.5 | 73.2 | 97.7 | 100 |
震度6弱の揺れと被害
気象庁が発表する震度は、震度0~震度7(うち5と6は強・弱の2段階)の10段階あり、「震度6弱」は人や家屋の被害が大きくなる目安です。

出典:気象庁
状況や被害(気象庁の想定)
- 立っていることが困難になる。
- 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。
- ドアが開かなくなることがある。
- 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
- 耐震性の低い木造家屋は、瓦が落下したり建物が傾くことがある。
※補強されていないブロック塀などは、「震度5強」から崩れることがあります。
▲その他の震度については、気象庁が配布している資料(PDF)が役立ちます。
津波の多くは震源が海底である場合に発生し、陸地での震度とは別に地震が発するエネルギー(マグニチュード)、海底の断層やプレートのズレや大きさが要因になります。沿岸部や河川に近い場所で揺れを感じた場合は、まずは高台に避難し気象庁の発表する津波情報の確認が必要です。