シュモクザメの特徴や習性、危険性など

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夏に海水浴場など近海(浅瀬)で目撃例が増えている「シュモクザメ」の生態や、人への危険性などをまとめています。

シュモクザメは、別名ハンマーヘッドシャークと呼ばれるサメで、頭部が左右に張り出してハンマーのよう形(T字型)が特徴のサメです。固有の名称ではなく、メジロザメ目のシュモクザメ科に属するサメの総称です。

シュモクの由来は、T字型の頭部が仏具の鐘などを鳴らす時に使う、「撞木(しゅもく)」に似ていることから命名されています。

※このページの内容の一部は、wikipedia等を参考にしています。

シュモクザメの種類と生態

シュモクザメ科に属するサメは世界中で9種類あり、日本近海に生息するのは下記の3種類です。

  1. アカシュモクザメ(近海での目撃例が多い)
  2. シロシュモクザメ(外洋性)
  3. ヒラシュモクザメ(外洋性)

 アカシュモクザメ

日本近海での目撃例が一番多いサメです。肌と肉の色が赤みがかっていることから、アカシュモクザメと呼ばれています。

①特徴や生態、習性

  • 体長:最大で全長4メートル30センチくらい
  • 体重:最大で150㎏くらい
  • 寿命:30年以上と推定。
  • 分布:日本近海では最も個体数が多く、比較的浅い沿岸に生息しています。海水浴場などの浅瀬で目撃されるのは、このアカシュモクザメが多いです。大人が立てるくらいの浅瀬にも出没することがあります。
  • エサ:さまざまな種類の魚、カニ、イカやタコなど
  • 習性:サメの中では珍しく、数百匹の大きな群れを形成して泳ぐこともあります。
  • 性格:基本的には、おとなしい性格。
  • 危険度:体長1.5メートル程度以下であれば、危険性は低い。
アカシュモクザメ

出典:wikipedia

②人への危険性

シュモクザメは人食いサメとして分類されることもありますが、小型(1.5メートル程度以下)であれば、人を襲うことはほとんどありません。2メートルを超える大型では、人を襲うことが稀にあります。しかし基本的には臆病なサメで、ホオジロザメやイタチザメのように、人間を捕食対象として積極的に襲うことはほとんどありません。

事故例としては、2014年に豊橋市の遠州灘でサーフィンをしていた男性がサメに襲われる事故(詳細)が発生していますが、種類は特定されていません。
※事故の状況から、アカシュモクザメの可能性。

また死亡事故としては、1982年8月に熊本県天草郡の羽干(はぼし)島の近海で、家族でヨットで海に出て泳いでいた中学生がサメに襲われ死亡する事故が起きています。歯形から大型のシュモクザメと推定されています。(海水浴場ではない)

シロシュモクザメ

最大で5メートルにもなる大型のサメです。外洋性のため、ダイビング中などを除き、浅瀬での遊泳中に遭遇することはほとんどありません。

ヒラシュモクザメ

シュモクザメ科としては最大で6メートル以上に達するサメです。人にとって大変危険なサメですが外洋性であることと、個体数が少ない(絶滅危惧種)こともあり、事故例は少ないサメです。

サメとの事故を防ぐ対策

日本近海には、およそ100種類のサメが確認されています。人に危害を与える可能性のあるサメは下記の種類です。

  • シュモクザメ(別名:ハンマーヘッドシャーク)
  • ホホジロザメ
  • イタチザメ
  • オオメジロザメ
  • ヨゴレ
  • ヨシキリザメ

サメとの遭遇を避けるために・・

  1. 朝や夕方は特にサメが出没しやすいため、海に入るのはなるべく避ける。
  2. ケガで出血している場合、生理中の人は海に入らないこと。また海の中で小便や大便はしない。サメの嗅覚は100万倍に薄めた血液でも反応するそうです。また数キロ先からでも血の匂いで近づいてくることもあります。
  3. 光るアクセサリーの装着や目立つ色の服は避ける。サメは色の識別はできないといわれていますが、光るものに反応してエサと間違われることがあります。
  4. サーフボードで浮いていると、カメなどのエサと間違われて襲われる場合があります。

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