ハイキングや遠足などでは、毒キノコの
「カエンタケ」に、十分な注意が必要。
キノコに触るだけで皮膚がただれるなどの症状を起こし、誤って食べた場合は、死亡することもあります。
カエンタケは、初夏から秋にかけ、広葉樹の枯れ木の近くや、地中に埋もれた倒木などから発生するキノコです。キノコ狩りなどの際には、十分な注意が必要です。
カエンタケの特徴
- 名称:カエンタケ(火炎茸)
- 大きさ:3センチ~15センチ
- 形状や色:赤色からオレンジで、角のような形
- 季節:初夏から秋
- 発生場所:広葉樹の枯れ木付近、地中など
- 分布:九州・本州(特に関西までの地域)
最近では大阪、奈良、和歌山、京都など、関西での発見が多く見られます。
カエンタケの毒性
- 毒の種類:トリコテセン類
- 致死量:3g
- 国内での死亡例:2名(事故例は6件)
症状
食べたあと10分程度で重篤な症状を引き起こします。腹痛・嘔吐・水様性下痢をを発症し、めまい・手足のしびれ・呼吸困難などに至ります。その後死亡する例も多い非常に危険なキノコです。またキノコに触れるだけで、皮膚がただれるなどの症状を引き起こします。
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