ロジテック製の無線LANブロードバンド・ルータおよびセットモデル(全11モデル)の一部に、深刻なセキュリティの脆弱性。
新型のコンピューターウイルスが、ロジテック製ルーター(一部)の脆弱性を欠陥を利用し、大規模なサイバー攻撃の危険が高まっていると発表。
この欠陥は4年前に発見されており、最新版のファームウェアに更新されていない機器が多数あるとみられており、大規模なサイバー攻撃の発生リスクが指摘されています。国内のIOT機器の感染台数としては、Miraiの時より格段に多く過去最大規模になる恐れがでています。
脆弱性と対象製品
- メーカー:ロジテック株式会社(LOGITEC)
- 製品名:「ハイパワールータ」や「スリムルータ」など
- 販売期間:平成21年8月から平成25年11月まで
- 販売台数:約92万台
対象機種
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LAN-WH300N/DR | LAN-WH300N/DRCY | LAN-W300N/RS | LAN-WH300N/DGR |
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LAN-W300N/DR | LAN-W300N/R | LAN-W300N/P | LAN-WH300N/DGRU |
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LAN-WH300N/DRCV | LAN-W300N/RU2 | LAN-W300N3L |
- LAN-WH300N/DR(Ver2.14より以前)
- LAN-W300N/DR
- LAN-WH300N/DRCV
- LAN-WH300N/DRCY
- LAN-W300N/R (Ver2.33より以前)
- LAN-W300N/RU2
- LAN-W300N/RS
- LAN-W300N/P(Ver3.09より以前)
- LAN-W300N3L(Ver1.13N3Lより前)
- LAN-WH300N/DGR (Ver1.26より前)
- LAN-WH300N/DGRU
※1~4はシリアルナンバーの末尾が「B」かつファームウェアバージョンがVer.2.14以外の製品が対象。
脆弱性
脆弱性を悪用された場合、国内の最大2万4000ホストに感染の恐れ。アメリカで世界最大規模のサイバー攻撃を引き起こした「Mirai(ミオライ)ウイルスの改造型(亜種)
対策および関連ページ
早急なソフトウェアのアップデートが必要です。利用されている製品のバージョン確認とアップデートの方法については、ロジテック社のHPをご参照ください。