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猛暑のあとの冬は寒い?暖冬?(季節ごとの気温)

3か月ごとの平年差
(季節ごとの気温推移)
過去5年(2016年~2020年)の季節ごとの平年差について、地域(4つの区分)ごとに掲載しています。近年の夏と冬の気温は平年より高い傾向です。
- 春:3月~5月
- 夏:6月~8月
- 秋:9月~11月
- 冬:12月~翌年2月
[目次]
- 北日本
北海道、東北 - 東日本
関東・甲信、北陸、東海 - 西日本
近畿、中国、四国、九州(北部・南部) - 沖縄・奄美
- 近年のラニーニャ/エルニーニョ
数値は気象庁の「地域平均気象データー」から出典した2次情報です。数値を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。
北日本
平年並の範囲(季節ごと)
春 3~5月 |
夏 6~8月 |
秋 9~11月 |
冬 12~2月 |
-0.4~+0.4 | -0.4~+0.4 | -0.3~+0.4 | -0.2~+0.4 |
平年差を色分け
- 気温平年差(℃)です。
- 気象庁の色分けではありません。
平年差 | |||
高い | +0.1 ~ +0.5 | +0.6 ~ +1.0 | +1.1以上 |
低い | -0.1 ~ -0.5 | -0.6 ~ -1.0 | -1.1以下 |
年 | 季節 | 平年差 | おもな特徴 |
2021- 2022 |
冬 | /// | |
2021 | 秋 | /// | |
夏 | +1.4 | 北日本で平年の気温を大きく上回り、4年連続で前年を超えています。 | |
春 | +1.3 | ||
2020- 2021 |
冬 | -0.4 | |
2020 | 秋 | +0.9 | |
夏 | +0.8 | ||
春 | +0.7 | ||
2019- 2020 |
冬 | +0.9 | |
2019 | 秋 | +0.5 | |
夏 | +0.4 | ||
春 | +1.1 | ||
2018- 2019 |
冬 | +0.2 | |
2018 | 秋 | +0.6 | |
夏 | +0.2 | ||
春 | +1.0 | ||
2017- 2018 |
冬 | -0.7 | 期間を通して平年を下回り寒かった冬。 |
2017 | 秋 | -0.8 | |
夏 | 0.0 | ||
春 | +0.6 | ||
2016- 2017 |
冬 | +0.3 | |
2016 | 秋 | -0.9 | |
夏 | +0.4 | ||
春 | +1.2 |
東日本
平年並の範囲(季節ごと)
春 3~5月 |
夏 6~8月 |
秋 9~11月 |
冬 12~2月 |
-0.3~+0.3 | -0.2~+0.2 | -0.2~+0.3 | -0.3~+0.3 |
平年差を色分け
- 気温平年差(℃)です。
- 気象庁の色分けではありません。
平年差 | |||
高い | +0.1 ~ +0.5 | +0.6 ~ +1.0 | +1.1以上 |
低い | -0.1 ~ -0.5 | -0.6 ~ -1.0 | -1.1以下 |
年 | 季節 | 平年差 | おもな特徴 |
2021- 2022 |
冬 | /// | |
2021 | 秋 | /// | |
夏 | +0.1 | ||
春 | +1.2 | 3月の気温(平年差)は過去最高。 | |
2020- 2021 |
冬 | +0.7 | ラニーニャ冬。しかし2月は統計開始(1946年)以降、2番目に高い(平年差は+2.1℃)。 |
2020 | 秋 | +0.6 | 9月は厳しい残暑。 |
夏 | +0.7 | 6月と8月の気温は統計開始以降でもっとも高い。 | |
春 | +0.5 | ||
2019- 2020 |
冬 | +1.9 | 記録的な暖冬で降雪量はかなり少ない。 |
2019 | 秋 | +1.2 | |
夏 | +0.1 | ||
春 | +0.4 | ||
2018- 2019 |
冬 | +0.8 | |
2018 | 秋 | +0.4 | |
夏 | +1.3 | 7月と8月は災害級の暑さといわれた夏。 | |
春 | +1.6 | ||
2017- 2018 |
冬 | -1.0 | ラニーニャで期間を通して寒い冬。福井で豪雪など。 |
2017 | 秋 | -0.7 | |
夏 | +0.2 | ||
春 | +0.2 | ||
2016- 2017 |
冬 | +0.5 | 2016年夏から2017年春にかけ、ラニーニャが継続したものの冬は暖冬。 |
2016 | 秋 | +0.3 | |
夏 | +0.2 | ||
春 | +1.2 |
西日本
平年並の範囲(季節ごと)
春 3~5月 |
夏 6~8月 |
秋 9~11月 |
冬 12~2月 |
-0.1~+0.2 | -0.1~+0.3 | -0.3~+0.4 | -0.3~+0.4 |
平年差を色分け
- 気温平年差(℃)です。
- 気象庁の区分ではありません。
平年差 | |||
高い | +0.1 ~ +0.5 | +0.6 ~ +1.0 | +1.1以上 |
低い | -0.1 ~ -0.5 | -0.6 ~ -1.0 | -1.1以下 |
年 | 季節 | 平年差 | おもな特徴 |
2021- 2022 |
冬 | /// | |
2021 | 秋 | /// | |
夏 | +0.1 | 8月中旬は長雨で平年の気温を下回る。 | |
春 | +1.1 | 3月の気温平年差は平年より1.0℃以上高い。 | |
2020- 2021 |
冬 | +0.6 | ラニーニャが継続した冬。しかし2月は統計開始(1946年)以降で、3番目に高い。 |
2020 | 秋 | +0.3 | |
夏 | +0.4 | 6月と8月のの気温は統計開始以降で2番目に高い。 | |
春 | +0.2 | ||
2019- 2020 |
冬 | +1.8 | 期間を通して暖冬。降雪量は非常に少ない。 |
2019 | 秋 | +1.1 | |
夏 | -0.2 | ||
春 | +0.5 | ||
2018- 2019 |
冬 | +1.1 | |
2018 | 秋 | -0.2 | 9月に入ると気温は大きく低下。 |
夏 | +0.9 | 7月と8月は災害級の暑さといわれた夏。 | |
春 | +1.1 | ||
2017- 2018 |
冬 | -1.5 | ラニーニャ継続で期間を通して寒い冬。 |
2017 | 秋 | -0.5 | |
夏 | +0.4 | ||
春 | +0.2 | ||
2016- 2017 |
冬 | +0.5 | ラニーニャが継続したものの冬は暖冬。 |
2016 | 秋 | +0.9 | |
夏 | +0.5 | ||
春 | +1.0 |
沖縄・奄美
平年並の範囲(季節ごと)
春 3~5月 |
夏 6~8月 |
秋 9~11月 |
冬 12~2月 |
-0.3~+0.2 | -0.1~+0.1 | -0.2~+0.2 | -0.3~+0.0 |
平年差を色分け
- 気温平年差(℃)です。
- 気象庁の色分けではありません。
平年差 | |||
高い | +0.1 ~ +0.5 | +0.6 ~ +1.0 | +1.1以上 |
低い | -0.1 ~ -0.5 | -0.6 ~ -1.0 | -1.1以下 |
年 | 季節 | 平年差 | おもな特徴 |
2021- 2022 |
冬 | /// | |
2021 | 秋 | /// | |
夏 | +0.2 | ||
春 | +0.2 | ||
2020- 2021 |
冬 | +0.1 | |
2020 | 秋 | +0.4 | |
夏 | +0.6 | ||
春 | 0.0 | ||
2019- 2020 |
冬 | +1.0 | |
2019 | 秋 | +0.3 | |
夏 | 0.0 | ||
春 | +0.6 | ||
2018- 2019 |
冬 | +1.5 | |
2018 | 秋 | -0.2 | |
夏 | -0.2 | ||
春 | +0.6 | ||
2017- 2018 |
冬 | -0.6 | |
2017 | 秋 | +1.0 | |
夏 | +0.5 | ||
春 | -0.3 | ||
2016- 2017 |
冬 | +0.8 | |
2016 | 秋 | +1.0 | |
夏 | +0.8 | ||
春 | +0.8 |
近年でラニーニャが発生した年
エルニーニョ/ラニーニャ監視速報によると、2021年7月現在は平常の状態ということです。また秋にかけては、平常の状態である可能性が高い(70%)と発表しています。
2010年以降の発生
- 2020年秋-2021年春:東日本と西日本で「平年並」。12月と1月は前シーズンが記録的暖冬だったため、相対的には寒かった。しかし2月の気温平年差は前年をさらに上回る暖冬。インフルエンザの患者数は例年と比較して非常に少なく、流行は発表されていません。
- 2017年秋 – 2018年春:北陸地方を中心に大きな被害を出した「平成30年豪雪」がありました。12月~2月は全国的に寒い冬となり、特に西日本は日本海側で、平年より1.2℃、太平洋側は1.3℃低い寒さでした。西日本で12月~2月の平均気温が平年より1.0℃以上低くなったのは22年ぶり。
またこの冬はインフルエンザ患者数が約1489.6万人(国立感染症研究所の推計値)で、過去10年でもっとも多くなっています。 - 2016年夏 – 2017年春:関東・甲信越で11月に初雪を観測。しかし12月~2月は全国的に暖冬傾向
- 2014年夏 -2015年冬:西日本と北日本の日本海側で、12月~2月上旬まで寒波の到来が目立った。また降雪も多かった。
- 2010年夏 – 2011年秋:12月~2月の気温は、北日本で平年よりやや高く、東・西日本ではほぼ平年並み。
ラニーニャ発生時の冬の特徴気象庁の“ラニーニャ現象発生時の日本の天候の特徴”によると、発生期間によって影響が異なるということです。
11月を中心とする10月-12月に発生
- 平均気温:東日本で低い傾向。
- 降 水 量:西日本(太平洋側)で少ない傾向。西日本(日本海側)で並か少ない傾向。
- 日照時間:沖縄・奄美で少ない傾向。
12月を中心とする11月-1月に発生
- 平均気温:東日本で低い傾向。
- 降 水 量:東・西日本(太平洋側)で少ない傾向
- 日照時間:北日本(太平洋側)、西日本で多い傾向