インフルエンザと冬の気温(寒さとの関係)

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「新型コロナ」の感染が続く中、現在ラニーニャ現象が発生しており、今秋以降の気温は平年より低くなる可能性が出ています。「寒冬」と「暖冬」のインフルエンザの流行状況です。

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冬の気温と受診者数の関係

2011年-12年シーズンから2019年-20年[前シーズン]について、インフルエンザで医療機関を受診した人数(推計値)と冬の気温を掲載しています。

冬の気温とインフルエンザの流行

[目次]

気温(平年差)は過去の気象データー(気象庁)インフルエンザの受診者数は「国立感染症研究所」のインフルエンザ流行マップから出典しています。数値を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。
またこのページの内容は医療情報ではありません。インフルエンザの予防など医療情報は、厚生労働省のページ(外部リンク)をご覧ください。

インフルエンザの受診者数

過去9シーズンのインフルエンザ受診者数(患者数)です。『国立感染症研究所』が発表している「インフルエンザ流行マップ」でのシーズン合計受診者(期間内の推計値)です。2018-19年から推計方式(※)が見直されており、このページに掲載している2017-18年までの受診者数は、新しい方式での数値に変換したものです。
※推計方式の見直し内容は同研究所の資料(PDF)外部リンクをご参照ください。

  1. 1489.6万人(2017-18年)
  2. 1206.7万人(2018-19年)
  3. 1122.7万人(2016-17年)
  4. 1094.3万人(2011-12年)
  5. 1064.6万人(2015-16年)
  6. 1037.5万人(2013-14年)
  7. 992.6万人(2014-15年)
  8. 906.8万人(2012-13年)
  9. 728.5万人(2019-20年)※前シーズンです。

もっとも多かったのは2017-18年
(1489.6万人)

この冬は西日本の気温が平年より1.2℃低い(1.0℃以下は22年ぶり)など、全国的に平年の気温を下回る「寒冬」でした。期間を通して「ラニーニャ現象」が継続しています。

もっとも少なかったのは2019-20年
(728.5万人)

冬の気温は全国的に平年より高く、特に東日本と西日本では、統計開始以降もっとも気温が高い「暖冬」でした。流行のピークは、例年より1か月近く早い12月23日~29日の週(87.7万人)でした。また「新型コロナ」の累計感染者数が3千人を超えた4月4日の週では、インフルエンザ受診者は約4千人まで減少(全国で警報・注意報なし)しており、流行が重なることはありませんでした。

上記の2シーズンだけをみると「暖冬」は受診者数が少なく、「寒冬」では多くなっています。しかし9シーズン全体(下記をご参照)をみると、はっきりとした相関関係はみられないようです。

冬の気温と受診者数

  • 気温は12月~2月の地域平年差です。「寒冬」と「暖冬」は気象庁の基準(地域で異なる)です。色分けは当サイトで行ったもので、気象庁の気温階級ではありません。
  • 推計受診者数は全国の合計で、医療機関を受診した人数であり罹患者数ではありません。(医療機関を受診していない人は含まれない)
寒冬 平年並 暖冬
地域 気温
(平年差)
期間
推計受診者数
(シーズン累計)
2019-20
[最少]
北日本 +1.2 9月23日~4月5日
東日本 +2.2
西日本 +2.0 728.5万人
沖縄・奄美 +1.3
2018-19 北日本 +0.4 11月19日~5月19日
東日本 +1.1
西日本 +1.3 1206.7万人
沖縄 +1.8
2017-18
[最多]
北日本 -0.4 11月6日~5月13日
東日本 -0.7
西日本 -1.2 1489.6万人
沖縄・奄美 -0.3
2016-17 北日本 +0.5 10月31日~6月4日
東日本 +0.8
西日本 +0.8 1122.7万人
沖縄・奄美 +1.1
2015-16 北日本 +1.0 11月16日~5月22日
東日本 +1.4
西日本 +1.0 1064.6万人
沖縄・奄美 -0.6
2014-15 北日本 +0.8 11月17日~5月17日
東日本 -0.2
西日本 -0.2 992.6万人
沖縄・奄美 -0.5
2013-14 北日本 +0.2 11月18日~5月25日
東日本 -0.2
西日本 -0.1 1037.5万人
沖縄・奄美 -0.3
2012-13 北日本 -1.2 11月12日~6月2日
東日本 -0.8
西日本 -0.7 906.8万人
沖縄・奄美 +0.4
2011-12 北日本 -1.3 11月7日~5月27日
東日本 -0.9
西日本 -0.7 1094.3万人
沖縄・奄美 0.0
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受診者数が初めて50万人を超えた週

医療機関の推計受診患者数(全国)で、初めて週単位の受診者数が50万人を超えた週、および初めて50万人を下回った週です。

全国の推計受診患者数(週単位)の合計で、都道府県単位では多い地域と少ない地域の差があります。しかし全国の受診者数が50万人を超える頃は、警報や注意報の発令地域がかなり多くなります。前シーズンでは12月9日~15日の週に超えており、43都道府県で警報または注意報が出ています。

初めて50万人を
超えた週
初めて50万人を
下回った週
受診者数 受診者数
2019-20 12月9日~15日 1月27日~2月2日
53.5万人 49.6万人
2018-19 12月31日~1月6日 2月11日~17日
58.6万人 45.9万人
2017-18 12月25日~31日 3月5日~15日
66.7万人 46.2万人
2016-17 1月2日~8日 2月27日~3月5日
53.5万人 48.8万人
2015-16 1月25日~31日 3月21日~27日
70.6万人 47.5万人
2014-15 12月22日~28日 2月9日~15日
91.1万人 38.9万人
2013-14 1月20日~26日 3月24日~30日
87.1万人 44.9万人
2012-13 1月7日~13日 2月25日~3月3日
52.8万人 44.2万人
2011-12 1月16日~22日 3月19日~25日
73.3万人 45.5万人

※2014-15年シーズンは50万人を超えた週が12月22日~28日で、前週の47.5万人から大きく増加し91.1万人になっています。2013-14年、2011-12年シーズンも同じ傾向です。

シーズンによって違うものの、12月下旬頃から受診者数が大きく増えるようです。年末年始の人混みは出来るだけ避けたいね。

「新型コロナ」の感染も油断できない状況が続いているから、例年以上に注意が必要ですね。

寒いと暖房器具を使う機会も増え、空気の乾燥が心配。ウイルスは気温だけでなく、湿度が低いと感染しやすいって聞いたよ。

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最新情報を知る!(厚労省など)

『国立感染症研究所』は流行開始から終息までの期間、週単位で「インフルエンザ流行マップ(外部リンク)」を発表しています。都道府県ごとの流行状況を知ることができます。
(10月10日現在は発表されていません)
流行が始まったら、お住いの地域の状況を確認されることをおすすめします。

2019-20年の流行状況

前シーズンの状況です。今シーズンは発表が始まってから掲載します。

インフルエンザの流行状況(2019年から2020年)
[最新の状況]厚生労働省、国立感染症研究所から、流行状況(警報・注意報)と予防に関する情報を掲載。2019年-20年シーズンの流行は、例年より1か月以上早く終息。累計患者数は約728.5万人で、前シーズンより約447.5万人少なく、過去10年ではもっとも少なくなっています。
感染リスクを少しでも下げるために

厚生労働省が配布しているインフルエンザの予防・対策リーフレット。
画像をクリックまたはタップで表示(PDF形式)厚労省にリンクしています。

正しい手の洗い方 感染拡大を防ぐために 高齢者のインフルエンザ対策 一問一答
「コロナウイルス」の感染防止チラシ
「新型コロナウイルス」の感染防止に!厚労省のリーフレット、素材を使用した簡易チラシを配布(PDFで表示・印刷)。みんなで力を合わせ、コロナ危機を乗り越えましょう!

▲「新型コロナウイルス」の感染防止に!簡易チラシを掲載しています。

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