インフルエンザの流行状況(2019年から2020年)

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2020年-21年シーズンの掲載はありません。例年に比べ感染者数は非常に少ないということです。

一部報道によると「日本感染症学会」の発表として、2021年‐22年シーズンはインフルエンザの大規模な流行が起こる可能性があるということです。前シーズンに、インフルエンザに罹患した人が少数であったことで、社会全体の集団免疫が形成されていないなどが理由。厚労省等の予測や発表は出てないようですが、気になるところです。

下記の内容2019年-2020年の内容です。

4月10日発表分
(最終更新)

「国立感染症研究所」が週ごとに発表しているインフルエンザの流行状況は、4月10日が最終です。今シーズンの流行は、昨年より1か月以上早く終息しています。

インフルエンザの予防

手洗い、うがいでバイバイ菌、マスクでガードだね!

[目次]

このページに掲載している数値等は厚生労働省国立感染症研究所都道府県の発表情報から出典したものです。数値を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。

インフルエンザの流行状況

直近の5週間(2020年第10週~2020年第14週)ではB型(67%)、AH1pdm09(30%)、AH3亜型(2%)と発表されています。

AH1pdm09型の症状は、1~3日の潜伏期間の後に38℃以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛、関節痛など。
(東京都感染症情報センターのHPから引用)

国立感染症研究所の発表データー

「国立感染症研究所」が発表する流行状況の指標です。都道府県が発表する警報・注意報とは異なります。

12週目から警報の発表地域がなくなっています。

流行マップ[14週目]

期間:2020年3月30日~4月5日
※今シーズンは最終の更新です。

▲スライド(スワイプ)で、前シーズンの同じ期間(週)と比較ができます。
画像出典:国立感染症研究所

1医療機関あたりの患者数

  1. 青森県(0.98)
  2. 岩手県(0.58)
  3. 富山県(0.48)
  4. 岡山県(0.45)
  5. 鳥取県(0.41)
  6. 京都府(0.38)
  7. 福井県(0.32)
  8. 沖縄県(0.31)
  9. 大阪府(0.31)
  10. 島根県(0.29)

第14週 (2020年3月30日~4月5日)に受診した患者数は、推計で約0.4万人(前週は約0.8万人)と発表されています。

累計患者数の比較

単位:万人(推計)

14週目 13週目
今シーズン 728.5 728.1
前シーズン 1,176.0 1,170.4
増減数 -447.5 -442.3

患者数の推移(週単位および累計)

グラフは患者数が顕著に増加し始めた48週目からのデーターです。(国立感染症研究所は39週目から患者数を発表しています)

単位:万人(推計)

  • インフルエンザの患者数(2019年-20年)
    患者数(週単位)

▲スワイプでスライド表示します。

期間:2019年48週目~2020年14週目

  • 48週:2019年11月25日~12月1日
  • 01週:2019年12月30日~2020年1月5日
  • 14週 :2020年3月30日~4月5日

  • 今シーズンで患者数がもっとも多かった週(ピーク)は、52週目(2019年12月23日~12月29日)で約87.7万人です。前シーズンのピーク(4週目の2019年1月21日~1月27日で222.6万人)より、1か月近く早かったものの、患者数は約134.9万人少なくなっています。
  • 今シーズンの累計患者数は約728.5万人で、前シーズンより約447.5万人少なくなっています。
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「新型コロナウイルス」の感染が続けば、インフルの流行と重なる恐れもあり心配。

みんなで力を合わせて感染拡大を止めようよ!

過去の状況

「国立感染症研究所」の発表データーを元にしています。

2018-19年シーズン

2018年11月19日~2019年5月19日のインフルエンザ患者数(全国の推計)は、1206.7万人と発表されています。(患者数は医療機関受診者数)
ピーク時のウイルスの型は、A1pdm09(50%)、AH3亜型(49%)、B型(1%)でした。

患者数が顕著に多かった期間は、2019年1月7日から2月24日です。1月7日から1月13日の警報数(※)は、前週の84から358に急増しています。
この週から2月24日まで、全国の警報数が100を超えています。
大きく減少したのは、2月25日からで警報数は61に減少しています。
※全国約5000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数について、保健所ごとに集計し基準を超えた場合に発表される。

患者数の推移(週単位)

インフルエンザの患者(推移)

▲「国立感染症研究所」が発表しているデーターを元にしたグラフ(週単位の受診患者数|推計)※拡大表示

  • すべての都道府県で[警報]または[注意報]が発表されたのは、2018年12月31日~2019年1月6日の週です。この週から患者数が急増しています。
  • すべての都道府県で[警報]が発表されたのは、2019年1月14日~1月20日です。この週から2月17日まで、全都道府県で[警報]が継続しています。
  • 流行のピークは2019年1月21日~1月27日で、この週の受診患者数(全国の推計)は222.6万人です。
  • 全国で[警報]の地域がなくなったのは、2019年4月1日~7日の週です。

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近年の患者数(推移)

  • 各シーズンごとに集計期間は異なります。
  • 「国立感染症研究所」が発表している期間で、シーズン最終週(ほぼ終息とみられる週)に発表された累計患者数(推計)です。
  • 2017年-18年から集計方式が新方式(外来患者延数で集計)に変更されており、2016年-17年以前の患者数は、従来方式の患者数に0.66を乗じた推計です。
シーズン 累計患者数(推計)
2019年-20年 728.5万人
2018年-19年 1206.7万人
2017年-18年 1489.6万人
2016年-17年 1122.7万人
2015年-16年 1064.6万人

インフルエンザ患者数の推移

▲「国立感染症研究所」が発表しているデーターを元にしたグラフ(拡大表示)

初めて累計患者数が50万人を超えた週

  • 2019年-20年:11月25日~12月1日
    (約64.9万人)
  • 2018年-19年:12月31日~1月6日
    (約58.6万人)
  • 2017年-18年:12月18日~12月24日
    (約66万人)
  • 2016年-17年:12月19日~12月25日
    (約51万人)
  • 2015年-16年:1月18日~1月24日
    (約52万人)

感染予防(対策)

厚生労働省が配布しているインフルエンザの予防・対策リーフレット。
リンク先で表示・印刷できます。(PDF形式)

正しい手の洗い方 感染拡大を防ぐために 高齢者のインフルエンザ対策 一問一答
正しい手洗い 感染予防 高齢者 一問一答

お医者さんが行っている風邪予防のひとつとして、こまめに緑茶などを飲み喉の粘膜についたウイルスを胃に流すということです。(胃酸により殺菌)ウイルスは喉などの粘膜から感染するそうです。(一説では10分程度で感染)
エビデンスに基づく予防効果は不明ですが、人混みなど感染リスクが高い場所では、試してみる価値があるかもしれません。(ステンレスボトルで緑茶を携行など)

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「新型コロナウイルス」ついては、まだまだ知見が少ないものの、万一感染しても発症するかは自己免疫力の差、ウイルスの密度・数(?)などに影響を受けると想像できます。リスクをゼロにすることは困難であっても、こまめな手洗い・うがい(外出先においても携行した緑茶でうがいなどは有効かも)は大切ですね。

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タミフル等による子供の異常行動に注意

厚生労働省は、インフルエンザ患者(特に子どもや10代の若者)の異常行動について注意喚起を行っています。平成28年ではタミフルなどの薬を投与された患者が興奮状態に陥り、「窓を開けて外に出る、飛び降りる」などの異常行動が54件報告されているそうです。

  1. 10代以下の子供は発症から2日間は一人にしない
  2. 高層階では窓に補助鍵を付ける
  3. なるべく1階に寝かせる

厚生労働省が配布しているリーフレット

ノロウイルス・食中毒

注意報・警報(2019年から2020年)

発表があった場合に掲載します。

感染経路と予防(対策)

ノロウイルスの感染力は非常に強く、ウイルスの数が100個以下でも感染すると言われています。おもなウィルスの感染経路は、ドアノブや生活用具を介する場合、感染者が嘔吐(おうと)した吐瀉(としゃ)物、糞便からの飛散、ウイルス感染した食物からです。

ノロウィルスの感染経路

ノロウイルスに関する20の質問(感染経路と予防など)>>

厚生労働省が配布しているリーフレット