熊（クマ）の出没状況（件数）

▲写真は動物園で飼育されているメスのツキノワグマ（推定4歳）です。

目次

このページに掲載の数値は環境省から出典し、表やグラフは当サイトで作成。二次情報であることをご承諾の上であれば、ご自由にお使いください。

近年の出没件数（過去5年）

環境省の集計は年度単位です。表では西暦で表示しています。2024年度は（2024年4月～2025年3月の集計になります）

2020年～2024年の概況

ツキノワグマの生息地域における過去5年間（2020年～2024年）の出没総数は8万9616件で、年平均では1万7923件です。

都府県別の状況

• 数値は環境省HPから出典（PDFデーターを表形式にしています）（HP内でクマ類の出没情報を検索）
• 環境省は年度集計で和暦表示ですが、表では西暦で表示しています。
• 表はお使いのデバイスにより横スクロールします。

東北

東北6県の合計

2021年と2022年は新型コロナによる行動制限が多く出され、レジャー等による外出が控えられたことにより目撃件数が少なかった影響もありそうです。

クマと遭遇したら
（段階別の対処）

関東・甲信

• 千葉県は生息が確認されておらず、茨城県の出没は過去5年で記録されていません。
• 2024年度は栃木、東京、神奈川、山梨で最多になっています。（過去5年）

関東・甲信の合計

2021年と2022年は新型コロナによる行動制限が多く出され、レジャー等による外出が控えられたことにより目撃件数が少なかった影響もありそうです。

茨城県の目撃情報

クマと遭遇したら
（段階別の対処）
クマ対策に爆竹（花火）

東海・北陸

2024年度は岐阜、静岡、三重で最多になっています。（過去5年）

富山・石川・福井の合計

静岡・愛知・岐阜・三重の合計

愛知県の目撃情報

クマと遭遇したら
（段階別の対処）
クマ対策に爆竹（花火）

近畿

2024年度は近畿各府県で過去最多になっています。（過去5年）

近畿の合計

2021年と2022年は新型コロナによる行動制限が多く出され、レジャー等による外出が控えられたことにより目撃件数が少なかった影響もありそうです。

奈良県の出没状況

クマと遭遇したら
（段階別の対処）
クマ対策に爆竹（花火）

中国・四国

2024年度は鳥取、島根、山口、徳島、高知で最多になっています。（過去5年）

中国・四国の合計

2021年と2022年は新型コロナによる行動制限が多く出され、レジャー等による外出が控えられたことにより目撃件数が少なかった影響もありそうです。

四国の目撃情報

生息数（推計）と事故件数

下記は生成AIによる回答です。環境省、自治体の調査等から推計値を出しています。調査・集計年が異なる場合もあり画一的な統計でないため、目安・参考程度です。

• 生息が確認されているのは本州です。千葉県はこれまでに生息の確認はありません。茨城県は恒常的な生息はないとされているものの、ごく稀に福島県との県境近くなどでクマと断定された痕跡やクマとみられる目撃情報があります。
• 九州で公式の確認記録は1987年が最後です。絶滅したとされています。
• 生息地域の全体数は1万頭～2万6千頭
• もっとも多い県は秋田県で2,800～6,000頭（中間値は約4,400頭）
• もっとも少ない地域は四国で30頭程度

生息の多い地域

• 秋田県 約4,400頭（2,800～6,000頭）
• 岩手県 約3,000頭（2,000～4,000頭）
• 長野県 約2,500頭（1,500～3,500頭）
• 山形県 約2,000頭（1,000～3,000頭）

事故件数（過去5年）

生息地域における事故状況（環境省の集計を表にしたもの。西暦表示で掲載）

ツキノワグマの特徴と習性

※スライドはクリックで詳細ページを表示します。