薄暮時間帯の死亡事故は昼間の4倍!

交通死亡事故(自動車と歩行者)の53%は、薄暮時間帯の2時間に発生。

警察庁が2013年~2017年に発生した死亡事故(1万9754件)を調査し発表しています。

データーの出典:警察庁(統計資料)

夕暮れは交通死亡事故が多発

薄暮時間帯の死亡事故

薄暮時間帯

薄暮時間(日没前後の1時間)は、自動車と歩行者が衝突する死亡事故がもっとも多く発生しています。警察庁の事故分析によると、2013年~2017年に薄暮時間帯(2時間)に発生した死亡事故件数(自動車と歩行者)は、1時間あたり約682件です。

昼間と薄暮時間帯の比較

昼間(11時間)の約168件と比較で約4倍です。夜間(11時間)の約321件と比べても約2倍です。比率でみると車と歩行者の死亡事故の53%は、薄暮時間帯の2時間に発生しています。

昼間と薄暮時間帯の比較

▲出典:警察庁

時間帯別の死亡事故件数

  1. 17時~:1,329件
    (16時台は939件)
  2. 18時~:1,256件
  3. 19時~:1,206件

特に日没後に死亡事故が急増しています。

死亡事故が多い月

  1. 12月:346件(6月の約3倍)
  2. 11月:323件
  3. 10月:301件
  4. 1月:242件
  5. 9月:220件

年末にかけ日照時間が短くなると死亡事故が急増します。もっとも少ないのは6月(115件)です。

薄暮時間帯における反射材の利用状況

高齢者(65歳以上)の死傷事故で、反射材の着用率はわずか2.7%です。

  • 着用:215
  • 非着用:7,722

事故の要因と発生場所

夕陽の眩しさによる歩行者の見落とし

複数の要因が重なる時間帯

  1. ドライバーは視界が徐々に悪くなり、歩行者との距離が分かりにくくなる。
  2. 交差点での右左折時に、夕陽の眩しさで横断中の歩行者を見落とす。
  3. 日中の業務ドライバーは、疲れが出やすくなる時間。
  4. 高速道路、幹線道路では渋滞が発生する場所も。
  5. 学校の下校時間と重なる。
  6. 歩行者は自動車のスピードが分かりにくくなる。

死亡事故の発生場所

  1. 横断歩道および付近:33%
  2. 走行車両の直前・直後の横断:32%

横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場合は、ドライバー側に一旦停止の義務があります。しかしJAFの調査では約9割が停止しなかったとの結果も出ています。

停止を怠った場合は、横断歩行者等妨害違反(道路交通法第38条第1項)となります。

横断歩道では一時停止

▲歩行者がいる場合は一時停止

行政処分による点数・反則金

大型車 12,000円
普通車 9,000円
二輪車 7,000円
原付 6,000円

違反点数はいずれも2点です。

ライト点灯時刻(目安)と日没時刻

日没時刻の30分前にライトの点灯が推奨されています。9月~12月(各月15日)のライト点灯時刻(目安)を記載しています。

上段が推奨時間。下段は日没時刻

都市 9月 10月 11月 12月
札幌 17:15 16:20 15:40 15:30
17:46 16:53 16:11 16:00
仙台 17:15 16:30 15:55 15:45
17:46 17:00 16:25 16:17
新潟 17:20 16:40 16:00 15:55
17:53 17:07 16:33 16:26
東京 17:20 16:35 16:05 16:00
17:49 17:06 16:35 16:29
名古屋 17:30 16:50 16:15 16:10
18:00 17:18 16:47 16:42
大阪 17:35 16:55 16:25 16:20
18:06 17:24 16:54 16:49
都市 9月 10月 11月 12月
広島 17:50 17:05 16:35 16:30
18:18 17:37 17:06 17:01
松江 17:45 17:00 16:30 16:25
18:16 17:33 17:02 16:56
高知 17:45 17:00 16:35 16:30
18:13 17:33 17:04 16:59
福岡 17:55 17:15 16:45 16:40
18:26 17:45 17:16 17:12
鹿児島 17:55 17:15 16:50 16:45
18:24 17:46 17:19 17:16
那覇 18:00 17:30 17:10 17:10
18:34 18:02 17:40 17:40

秋の交通安全運動

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