今年の冬は寒い?(2023年-2024年)気温と雪の予想

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今年の冬は寒い

「3か月予報」によると2023年12月から2024年2月の冬の気温は、全国的に平年より高く降雪量は少ない予想(期間の見通し)

[目次]

このページに掲載している数値・予想確率の元画像は、気象庁のデーターから出典した情報です。また表やグラフ等は数値を元に当サイトで作成したものです。

全国的に暖冬の予想です

12月~2月の気温(期間予想)です。全国的に平年の気温を上回り北日本は平年並か暖冬傾向、東日本~沖縄・奄美は暖冬の予想が出されています。

12月~2月の期間予想

11月21日発表分

2023年12月~2024年2月の気温予想
▲11月21日発表の「3か月予報」も、これまでの「寒候期予報」と同じ予想です。

気温の予想

東・西日本と沖縄・奄美は平年の気温を大きく上回る予想(前回予想と同じ確率)。

確率
低い %
平年並 %
高い %
北日本
20
40
40
東日本
10
30
60
西日本
10
30
60
沖縄奄美
10
30
60

降雪量の予想(日本海側)

降雪量

日本海側の雪は北日本で平年並か少なく、東・西日本は平年より少ない予想です。前回予想(10月24日)に比べ、西日本(日本海側)の降雪量は、少ない予想が50%から60%に上がっています。

確率
少ない %
平年並 %
多い %
北日本
40
40
20
東日本
50
30
20
西日本
60
30
10
1か月予報(12月29日まで)

11月30日発表分

12月2日(土)から1週間の気温は、北日本で高い確率が80%、東・西日本で高い確率が50%、沖縄・奄美で平年並の確率が50%と予想されています。

前回(11月23日)の予想に比べ、北海道と東北は平年より低い予想から、高い予想に大きく変わっています。関東・甲信、北陸は平年並から平年より高い予想に、東海・近畿は低い予想から平年並か高い予想に、中国・四国・九州は平年より低い予想から高い予想に変わっています。

各地域の数字は平年に対する確率(%)で、左から低い・平年並・高い順です。

2023年12月2日~12月8日の気温予想

12月2日~12月8日の気温

2023年12月9日~12月15日の気温予想

12月9日~12月15日の気温

2023年12月16日~12月29日の気温予想

12月16日~12月29日の気温

12月上旬の気温は全国的に平年より高くなる予想ですが、確率の基準になる平年の気温は11月下旬に比べ大きく下がる期間です。(多くの地域で最高気温は2℃以上低くなります)

3か月予報(2024年2月まで)

冬の気温は全国的に暖冬傾向の予想です。「3か月予報」は期間の見通しのため、予報精度は「1か月予報」が高くなります。

11月21日発表分

1か月予報をご参照ください。
2024年1月の気温予想

2024年1月の気温

2024年2月の気温予想

2024年2月の気温

地域別平年差(℃)

11月の気温(地域平年差)は、北日本で+1.6℃、東日本は+1.3℃、西日本は+0.6℃、沖縄・奄美は+0.2℃でした。上旬の気温は東日本で平年より3.9℃も高く観測史上1位(2位より1.4℃高い)、西日本は平年より3.1℃高く観測史上1位タイの記録です。
しかし中旬はいずれも平年より1.0℃以上低くなっています。下旬は東日本で+0.8℃、西日本は+0.4℃です。気温の変化が大きい月でした。今年は秋らしい期間が短かったですね。

  • 2023年7月から12月の地域平年差
    2023年7月~12月の気温

▲色表示のない場合は平年差±0.0℃です。

スワイプ その他の期間をスライド表示(スワイプ)
(パソコンはオンマウスで矢印表示)

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過去10シーズンの冬
(気温と降雪量)

冬の期間(12月~2月)の気温(地域平年差)と降雪量(平年比)を地域別に掲載しています。

数値は過去の地域平均気象データー(気象庁)から出典し、気温の色分けは当サイトで行ったものです。表はデバイスにより横スクロールします。

気温(地域平年差)

現在の平年基準は1991年~2020年の観測データーが使用されています。

  • 日:日本海側
  • 太:太平洋側
平年差(℃)
高い +0.1 ~ +0.5 +0.6 ~ +1.0 +1.1以上
低い -0.1 ~ -0.5 -0.6 ~ -1.0 -1.1以下

[2018-19年]~[2022-23年]

地域 2018
-19年
2019
-20年
2020
-21年
2021
-22年
2022
-23年
北日本 +0.2 +0.9 -0.4 +0.1 -0.3
+0.1 +0.9 -0.3 +0.1 -0.3
東日本 +0.7 +2.0 +0.3 -0.5 +0.1
+0.9 +1.9 +0.8 -0.5 +0.3
西日本 +1.1 +1.9 +0.5 -0.5 ±0.0
+1.1 +1.7 +0.6 -0.6 ±0.0
沖縄・奄美 +1.5 +1.0 +0.1 ±0.0 +0.3

2018-19年シーズンは「エルニーニョ」が継続、翌2019-20年シーズンは「エルニーニョ」の発生はなかったものの西日本で統計開始(1946年)以降で、もっとも気温が高かった暖冬です。雪も非常に少なく北日本の降雪量は平年の15%、東日本は同9%で、統計開始以降でもっとも少ない記録です。観光への影響が出た地域も多く、ご記憶のある方も多いと思います。

[2013-14年]~[2017-18年]を表示
地域 2013
-14年
2014
-15年
2015
-16年
2016
-17年
2017
-18年
北日本 -0.2 +0.6 +0.7 +0.3 -0.8
±0.0 +0.5 +0.8 +0.3 -0.6
東日本 -0.4 -0.5 +1.0 +0.5 -1.3
-0.5 -0.4 +1.1 +0.5 -0.9
西日本 -0.3 -0.4 +0.6 +0.6 -1.5
-0.4 -0.5 +0.8 +0.5 -1.5
沖縄・奄美 -0.6 -0.8 +0.3 +0.8 -0.6
暖冬と寒冬の気温はどれだけ違う?

暖冬と寒冬

地域平年差では体感的な気温が分かりにくいため、近年の期間平均(12月~2月)で、気温が高かった[2019-20年の冬]と低かった[2017-18年の冬]について、実際の気温(月平均)で比較しています。平年値は1991年~2020年の観測データーが使われています。

暖冬 寒冬
  • 期間の上段は最高気温
  • 期間の下段は最低気温
都市 期間 12月 1月 2月
東京 2019年-20年 12.6 11.3 13.3
5.2 3.7 4.0
平年値 12.0 9.8 10.9
3.8 1.2 2.1
2017年-18年 11.1 9.4 10.1
2.7 0.6 1.3
名古屋 2019年-20年 13.0 11.8 11.8
5.2 4.1 3.1
平年値 11.7 9.3 10.5
3.4 1.1 1.4
2017年-18年 10.1 8.5 9.9
2.0 0.2 0.4
大阪 2019年-20年 13.2 11.9 11.9
6.0 5.8 4.7
平年値 12.3 9.7 10.5
5.3 3.0 3.2
2017年-18年 10.7 8.4 9.2
3.7 1.8 1.9
札幌・新潟・金沢・広島・福岡などを表示
都市 期間 12月 1月 2月
札幌 2019年-20年 2.6 0.4 0.8
-4.2 -5.3 -5.2
平年値 2.0 -0.4 0.4
-4.0 -6.4 -6.2
2017年-18年 0.8 0.0 -1.0
-5.0 -5.5 -7.6
仙台 2019年-20年 9.8 7.5 8.6
1.6 0.8 0.6
平年値 8.3 5.6 6.5
0.9 -1.3 1.1
2017年-18年 7.4 5.0 5.8
0.1 -0.9 -0.1
新潟 2019年-20年 10.6 8.2 8.7
3.0 2.4 1.5
平年値 8.7 5.3 6.4
2.4 0.1 -0.1
2017年-18年 7.1 4.9 4.5
1.4 -1.0 -1.6
金沢 2019年-20年 12.5 9.8 10.5
4.2 3.9 2.8
平年値 10.2 7.1 7.8
3.5 1.2 1.0
2017年-18年 9.1 6.1 6.3
2.7 -0.1 3.9
松江 2019年-20年 12.6 11.0 11.2
4.2 4.3 2.1
平年値 10.9 8.3 9.4
3.6 1.5 1.3
2017年-18年 9.1 7.1 7.8
2.2 1.0 -0.7
広島 2019年-20年 12.9 12.2 12.7
5.3 4.9 3.9
平年値 12.1 9.9 10.9
4.0 2.0 2.4
2017年-18年 9.9 8.5 9.5
2.4 1.2 1.0
高知 2019年-20年 15.4 14.4 14.5
5.9 5.0 4.2
平年値 14.4 12.2 13.2
4.2 2.1 3.1
2017年-18年 12.4 10.9 11.2
2.2 0.9 1.2
福岡 2019年-20年 14.4 12.7 13.8
6.9 6.8 6.1
平年値 12.6 10.2 11.6
5.8 3.9 4.4
2017年-18年 10.6 9.0 10.1
4.2 2.8 2.7

降雪量(平年比)

降雪量

平年の降雪量を100とした場合の比率(%)

北海道

  • 日:日本海側
  • オ:オホーツク海側
  • 太:太平洋側

[2018-19年]~[2022-23年]

地域 2018
-19年
2019
-20年
2020
-21年
2021
-22年
2022
-23年
北海道 88 67 103 108 107
84 72 98 113 102
95 73 99 91 113
[2013-14年]~[2017-18年]を表示
地域 2013
-14年
2014
-15年
2015
-16年
2016
-17年
2017
-18年
北海道 98 89 97 77 115
114 99 109 99 113
84 112 95 107 122

東北~中国

  • 気象区分では新潟県は北陸、長野県は関東・甲信に含まれます。
  • 日:日本海側|太:太平洋側

[2018-19年]~[2022-23年]

地域 2018
-19年
2019
-20年
2020
-21年
2021
-22年
2022
-23年
東北 82 32 108 124 89
東北 64 40 117 107 92
関東甲信 27 20 15 86 44
北陸 41 11 141 124 92
東海 56 5 66 94 88
近畿 17 14 92 211 56
近畿 10 1 23 40 261
山陰 12 22 136 114 104
山陽 118 1 24 52 148
[2013-14年]~[2017-18年]を表示
地域 2013
-14年
2014
-15年
2015
-16年
2016
-17年
2017
-18年
東北 103 104 80 97 118
東北 154 100 82 84 122
関東甲信 391 58 72 43 135
北陸 53 111 74 68 200
東海 132 137 39 71 49
近畿 67 110 44 153 103
近畿 468 119 29 109 76
山陰 76 85 50 127 174
山陽 317 69 47 141 32

エルニーニョ/ラニーニャ現象

出典:エルニーニョ/ラニーニャ監視速報

11月10日発表分

エルニーニョ/ラニーニャ監視速報によると”「エルニーニョ」が続いている”と発表しています。2024年春まで継続する確率は80%の予想です。

エルニーニョ/ラニーニャ発生確率

2023年5月から始まった今回のエルニーニョは、発生時は南米ペルー沖の海面水温が平常に比べ+1.1℃、その後8月に+2.2℃になり10月も同じ状況が続いており、過去5番目の強さということです。この状態は2024年1月頃まで続く見通しということです。

冬にエルニーニョが継続した場合

2023年11月10日発表時点では、2024年5月まで「エルニーニョ」が継続する確率は80%と発表されています。下記は2000年以降の冬の期間(12月~2月)に「エルニーニョ」が継続したシーズンの気温(平年差)と降雪量(平年比)です。

気温平年差(℃)
高い +0.1 ~ +0.5 +0.6 ~ +1.0 +1.1以上
低い -0.1 ~ -0.5 -0.6 ~ -1.0 -1.1以下

期間の上段は12月から2月(3か月間の気温平年差℃)、下段は降雪量(平年を100とした場合の比率%)です。各シーズン12月~2月(全般)です。

冬の
期間
北日本 東日本 西日本
2018-
19年
+0.2 +0.1 +0.7 +0.9 +1.1 +1.1
86 79 41 32 9 31
2015-
16年
+0.7 +0.8 +1.0 +1.1 +0.6 +0.8
91 91 74 65 148 87
2014-
15年
+0.6 +0.5 -0.5 -0.4 -0.4 -0.5
94 105 111 73 58 66
2009-
10年
+0.2 +0.2 +0.2 -0.4 +0.4 +0.5
95 97 131 58 117 37
2006-
07年
+1.2 +1.1 +1.3 +1.2 +1.1 +1.1
62 52 13 21 34 17
2002-
03年
-0.9 -1.1 -0.4 -0.7 -0.1 -0.2
99 96 99 131 78 103
暖冬シーズンの雪(降雪日数)[表示]

過去10年で全国的に暖冬だった1月と2月の雪の状況です。

  • 秋田市、新潟市、福井市
  • 1月と2月に24時間の降雪量が6cmと11cmを超えた日数です。
  • 2020年は「エルニーニョ」の発生はなかったものの、記録的な暖冬(統計開始以降でもっとも気温が高い)でした。
都市 24時間
降雪量
2016年 2019年 2020年
1月 2月 1月 2月 1月 2月
秋田市 6cm~
10cm
7 7 3 2 1 4
11cm~ 0 2 0 1 0 1
新潟市 6cm~
10cm
2 0 2 2 0 0
11cm~ 2 0 1 0 0 0
福井市 6cm~
10cm
0 2 0 0 0 0
11cm~ 3 1 1 0 0 0

上記の期間(3都市)で1日の降雪量が20cmを超えた日は5回あり、もっとも多かったのは2016年1月24日に福井市で36cmです。平野部で著しい大雪は少ないようですが、一時的な寒気の流れ込みによる雪には注意が必要です。2016年1月下旬には全国的に強い寒気の影響で九州(北部)でも雪の日が多くなり、24日に沖縄県で観測史上2回目の雪を観測しています。

2020年の暖冬は際立って雪が少なく、1月に1cm以上の降雪日は新潟市と福井市で0回、2月は新潟市で4回(いずれも1cm)、福井市で3回(いずれも5cm未満)です。

「エルニーニョ」が続いた場合の気温

気象庁の解説よる冬から春に「エルニーニョ」が続いた場合の気温傾向です。

継続期間 気温の傾向
11月~1月
(12月中心)
北日本、沖縄・奄美で高い傾向。
12月~2月
(1月中心)
西日本で平年並か高い傾向。
1月~3月
(2月中心)
有意な傾向はなし
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地域別の気温予想

12月上旬と中旬の平年値

12月上旬は平年値において多くの都市で、11月下旬に比べ気温が大きく下がる期間です。

全国約100地点について、最高気温と最低気温の平年値(旬ごとの平均気温)を掲載しています。地域名をクリックまたはタップで表示します。

北海道

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
稚内 1.3 -3.1 -0.3 -4.5
旭川 0.8 -6.0 -1.1 -8.3
富良野 0.5 -7.9 -1.5 -10.8
北見 1.8 -8.5 -0.3 -11.1
釧路 4.1 -5.1 2.2 -7.1
帯広 2.8 -6.5 0.6 -9.4
留萌 2.7 -2.8 1.1 -4.6
札幌 3.5 -2.4 1.6 -4.4
函館 4.7 -2.2 2.7 -4.0
東北

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
青森 6.1 -0.2 4.0 -1.7
八戸 7.1 -0.4 5.0 -1.9
秋田 7.5 1.2 5.5 -0.2
大館 5.7 -1.7 3.6 -3.4
盛岡 6.2 -1.2 4.0 -2.8
大船渡 9.0 1.0 7.1 -0.4
仙台 9.9 2.2 8.0 0.7
気仙沼 8.6 0.1 6.5 -1.2
山形 8.0 0.5 5.7 -0.8
酒田 9.2 2.7 7.2 1.4
福島 10.2 2.0 8.3 0.5
郡山 9.2 0.7 7.2 -0.5
若松 7.6 0.5 5.4 -0.9
小名浜 12.5 3.6 11.1 2.0
関東・甲信
  • 東京の観測地点は千代田区
  • 上越の観測地点は高田
  • つくばの観測地点は館野
  • リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。
市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
新潟 10.2 3.6 8.4 2.2
上越 11.2 3.0 9.0 1.7
村上 9.5 2.1 7.4 0.9
宇都宮 12.1 1.9 10.7 0.0
奥日光 4.7 -3.1 2.5 -5.0
前橋 12.9 3.4 11.5 1.7
草津 4.9 -3.1 2.6 -5.0
水戸 12.7 2.1 11.3 0.3
日立 12.8 4.4 11.4 2.7
つくば 12.7 1.3 11.4 -0.7
さいたま 12.9 3.0 11.6 1.1
熊谷 13.2 3.4 12.0 1.7
秩父 12.5 0.0 11.2 -1.7
千葉 13.8 6.4 12.3 4.7
銚子 14.2 7.5 12.6 5.5
館山 15.1 5.3 13.8 3.7
東京 13.3 5.3 11.9 3.6
八王子 12.9 2.7 11.6 0.6
横浜 13.7 6.7 12.3 5.1
小田原 14.2 4.8 12.8 2.8
甲府 12.9 2.1 11.2 0.1
長野 9.0 0.0 6.7 -1.4
軽井沢 7.1 -3.6 5.2 -5.3
松本 9.9 -0.6 7.8 -2.4
飯田 10.6 0.4 8.6 -1.1
東海・北陸

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
静岡 15.5 6.2 13.9 4.4
熱海 14.1 8.0 12.7 6.4
御前崎 14.6 7.4 12.9 5.5
浜松 14.8 6.3 12.9 4.7
名古屋 13.3 4.9 11.4 3.3
豊橋 13.4 5.3 11.3 3.8
豊田 13.3 2.5 11.3 1.0
南知多 13.1 5.0 11.4 3.6
岐阜 13.2 4.5 11.3 2.9
高山 8.4 -0.2 5.9 -1.6
中津川 11.2 0.7 8.8 -0.8
13.5 6.0 11.8 4.6
四日市 13.0 3.3 11.4 2.0
尾鷲 15.3 5.5 13.7 4.0
富山 11.5 3.9 9.0 2.4
金沢 12.0 4.8 9.9 3.3
輪島 11.0 3.7 9.0 2.3
福井 11.7 4.0 9.3 2.6
敦賀 12.5 5.6 10.3 4.0
近畿

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
大津 12.1 4.0 10.2 2.7
米原 10.8 1.9 8.3 0.6
京都 13.3 4.7 11.2 3.3
舞鶴 12.3 4.0 10.1 2.7
奈良 12.9 3.3 11.0 2.0
和歌山 14.0 6.3 12.1 5.1
大阪 13.9 6.7 11.9 5.2
枚方 13.5 4.5 11.5 3.0
神戸 13.6 7.1 11.7 5.5
豊岡 12.5 3.8 10.0 2.3
姫路 13.5 3.6 11.6 2.2
中国・四国

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温と降水・降雪量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
岡山 13.2 3.3 11.3 1.9
津山 11.6 1.4 9.5 0.3
広島 13.6 5.2 11.7 3.9
庄原 10.1 0.1 7.9 -0.8
鳥取 12.7 4.4 10.5 3.0
松江 12.4 4.7 10.6 3.5
浜田 13.4 6.1 11.6 5.1
山口 13.1 3.1 11.3 1.9
13.2 5.4 11.5 4.3
高松 13.6 5.4 11.7 4.1
徳島 14.0 6.4 12.1 4.9
松山 14.1 5.9 12.2 4.6
宇和島 15.3 6.3 13.3 5.0
高知 15.8 5.7 14.0 4.0
室戸岬 14.3 9.1 12.6 7.4
本山 12.7 2.5 10.8 1.0
九州・沖縄

リンクのある都市は、他の月の平年値(気温・降水量)を掲載しています。

市町村 12月上旬 12月中旬
最高 最低 最高 最低
福岡 14.0 7.0 12.2 5.7
八幡 13.6 5.7 11.9 4.6
佐賀 13.9 4.9 12.0 3.6
長崎 14.5 7.2 12.7 5.8
熊本 14.4 4.7 12.5 3.2
人吉 13.5 3.3 11.7 1.7
大分 14.3 5.8 12.7 4.3
宮崎 16.2 6.2 14.7 4.8
鹿児島 16.7 8.4 14.9 6.6
那覇 22.6 17.9 21.4 16.8
石垣島 23.9 19.3 22.9 18.5

近年の秋から春の気温

気温

平年差(℃)
高い +0.1 ~ +0.5 +0.6 ~ +1.0 +1.1以上
低い -0.1 ~ -0.5 -0.6 ~ -1.0 -1.1以下
10月11月12月1月2月3月降雪量

10月の気温(平年差)

2017 2018 2019 2020 2021 2022
北日本 -0.9 +0.8 +1.2 +0.4 +0.3 +0.1
東日本 -0.5 +0.6 +1.6 -0.5 +0.6 -0.5
西日本 ±0.0 -0.4 +1.4 -0.4 +0.9 -0.1
沖縄
奄美
+1.5 -1.3 +0.4 +0.2 +0.6 +0.4


11月の気温(平年差)

2017 2018 2019 2020 2021 2022
北日本 -0.7 +1.0 -0.6 +1.0 +1.7 +1.7
東日本 -0.8 +1.1 +0.5 +1.2 +0.5 +1.7
西日本 -0.9 +0.1 +0.5 +1.0 -0.2 +1.8
沖縄
奄美
+0.4 +0.3 +0.3 +1.0 -0.6 +1.2


12月の気温(平年差)

2017 2018 2019 2020 2021 2022
北日本 -0.1 +0.1 +0.4 -0.7 +0.5 -0.2
東日本 -1.3 +0.8 +0.7 +0.8 +0.7 -0.4
西日本 -1.8 +1.0 +1.2 -0.5 ±0.0 -1.1
沖縄
奄美
-0.8 +1.3 +0.8 +0.1 -0.1 -0.4


1月の気温(平年差)

2018 2019 2020 2021 2022 2023
北日本 +0.3 +0.2 +1.3 -1.0 -0.2 -0.7
東日本 -0.7 +0.3 +2.5 +0.1 -0.6 +0.3
西日本 -1.1 +0.9 +2.6 ±0.0 -0.2 +0.3
沖縄
奄美
±0.0 +1.0 +1.2 -0.8 +0.6 +0.1


2月の気温(平年差)

2018 2019 2020 2021 2022 2023
北日本 -1.2 +0.4 +1.1 +0.7 +0.1 +0.1
東日本 -1.0 +1.4 +2.0 +2.0 -1.0 +1.0
西日本 -1.6 +1.4 +1.6 +2.1 -1.4 +0.9
沖縄
奄美
-0.9 +2.4 +1.0 +1.0 -0.4 +1.1


3月の気温(平年差)

2018 2019 2020 2021 2022 2023
北日本 +1.5 +1.1 +2.0 +2.6 +1.2 //
東日本 +2.0 +1.1 +1.6 +2.9 +1.6 //
西日本 +1.4 +0.8 +1.4 +2.6 +1.6 //
沖縄
奄美
+0.7 +0.9 +0.9 +1.6 +1.3 //

近年の3月は気温が高いですね。2021年3月は北・東・西日本で統計開始(1946年)以降で1位、沖縄・奄美は2位の記録です。


期間降雪量(12月~2月)
平年を100とした場合の比率(%)です。九州[北部]地域は含まれません。

2018
-19
2019
-20
2020
-21
2021
-22
2022
-23
北日本
日本海側
86 54 105 114 //
東日本
日本海側
41 11 141 124 //
西日本
日本海側
9 16 231 82 //

降雪量(日本海側)

  • 平年を100とした比率(%)
  • 全般の比率は3か月間の平均ではありません。
地域 全般 12月 1月 2月
北日本
日本海側
100 110 93 98
東日本
日本海側
92 210 94 37
西日本
日本海側
83 119 123 7
さらに12区分の地域別[表示]

北海道、東北、関東・甲信・・などの地域区分の気温平年差と降雪量

  • 2022年12月‐2023年2月(3か月間)
  • 気温は平年差(℃)
  • 降雪量は平年を100とした比率(%)
  • 新潟県は北陸、静岡県は東海、山口県は九州[北部]に区分されています。
地域 気温(℃) 降雪量(%)
北海道 -0.5 日本海側 107
オホーツク海側 102
太平洋側 113
東北 ±0.0 日本海側 89
太平洋側 92
関東・甲信 +0.4 44
北陸 +0.1 92
東海 +0.3 88
近畿 ±0.0 日本海側 56
太平洋側 261
中国 ±0.0 山陰 104
山陽 148
四国 -0.1 613
九州(北部) ±0.0 79
九州(南部) +0.1 200
奄美 +0.3 ///
沖縄 +0.3 ///
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気象庁の基準など

出典:気象庁の過去の気象データー

冬の気象予測は難しい・・

冬の気温や雪の予想は、「エルニーニョ/ラニーニャ」だけでなく、「北極振動」や「太陽活動」「偏西風」の影響、「日本海寒帯気団収束帯」の発生など複数の要因が関係するといわれ、夏より予測が難しいとされています。特に近年の局地的な大雪は、気温だけでなく気圧配置による寒気の強さ、流れ込み頻度などが大きく影響するということです。

北極振動

北極と北半球中緯度付近の気圧が交互に変わる現象。北半球中緯度付近の気圧が低い場合は寒気の流れ込みが多くなり、北日本・東日本で大雪の日が多くなる傾向。変動する詳しい原因は解明されていないそうです。

日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)

大雪の気象情報で聞くことが少しづつ増えてきました。冬に日本海で寒気の吹き出しに伴って形成される1000km程度の収束帯(略:JPCZ)で、特に西日本(日本海側)の地域で局地的な大雪になることが多いということです。2018年2月5日~8日に北陸を中心に大きな被害が発生した「平成30年豪雪」などが、この収束帯による影響ということです。形成過程は異なりますが夏に局地的な大雨をもたらす「線状降水帯」のように、発表があった場合は注意が必要ですね。

寒い冬に気をつけること

空気が乾燥する季節です。火災にご注意を。また除雪作業中の事故、住居内での事故にも注意が必要です。

冬の事故防止

事故・災害

  • 除雪作業での事故
  • 落雪事故
    最近では太陽光発電の普及により、屋根に設置した太陽電池パネルに積もった雪が滑り落ち、ケガや車などが損傷する事故も起きています。
  • 雪に不慣れな地域では、路面凍結などによる交通事故、転倒事故
  • 交通事故
  • 住居内での事故

火災発生件数は3万6375件

消防庁によると昨年(2022年)に全国で発生した火災の総件数は3万6375件で、死者は1446人、負傷者は5719人で、いずれも2年連続で増加しています。毎日どこかで約100件の火災が発生しています。

火災の怖さは複数の死傷者が発生することが多く、また近隣への被害が拡大することも少なくないことです。気温が低くなると暖房器具を使う機会も増えます。また空気も乾燥する季節です。暖房器具や消火設備の点検、火事を起こさないための知識の共有が大切です。

寒い日には・・猫バンバン

寒い日は車の下やタイヤハウスに、猫が隠れていることも。
エンジンを始動する前に、ボンネットを軽く叩くなどで、
確認しましょう。

お願いします。