交通事故の発生状況とランキング(2024年)

交通事故の発生状況
7月も安全運転でいきましょう!
加害者にも被害者にもならない!
横断歩道・交差点事故にご注意。
昨年7月の死者は236人でした。

交通事故日報からの発生状況

今の状況を知るだけでも事故抑止につながりそうです。(#交通事故の発生状況)

交通事故の発生状況とランキング

交差点と横断歩道での事故に注意だね

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[目次]

掲載データーは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、警察庁政府統計総合窓口、および各都道府県の警察本部HPから出典。(表やグラフなどは当サイトで作成。二次情報であることをご承諾の上であれば、イラスト等を含めご自由にお使いください)

交通死亡事故ランキング

2024年1月からの累計(交通事故日報からの暫定数)で、翌日の午後に発表されています。(土日祝・連休をのぞく)ページの更新は1日~2日遅れる場合があります。

7月25日までの累計


都道
府県
死者数 前年比
1 千葉 78 +14
2 東京 75 +14
3 愛知 74 -6
4 大阪 64 -28
5 兵庫 58 +12
5 神奈川 58 -6
7 埼玉 54 -5
8 福岡 53 +1
9 茨城 51 +3
10 北海道 50 -8
全国(累計) 死者数 前年比
今年 1,355 -2
当月 173 -3
すべての都道府県[6月と年累計を表示]
  • 都道府県順
  • 月ごとに更新

大きく増加しているところは、取り締まりが厳しくなるかもしれません。

都道
府県
6月 前年比 2024年
(累計)
前年比
北海道 11 +1 41 -2
青森 3 +1 22 +4
岩手 1 ±0 14 +2
宮城 3 -5 23 -4
秋田 1 +1 10 ±0
山形 3 +1 11 -5
福島 1 -4 23 -5
東京 9 +1 69 +17
茨城 5 -2 44 -1
栃木 7 +1 21 -4
群馬 6 +2 24 -1
埼玉 6 -3 44 -4
千葉 12 +3 72 +15
神奈川 8 -6 51 -7
新潟 3 +1 30 +9
山梨 1 ±0 10 -3
長野 5 +4 24 +7
静岡 5 +2 34 +10
富山 1 -4 7 -12
石川 3 +2 11 -1
福井 0 ±0 8 +1
岐阜 8 +3 28 +9
愛知 9 ±0 65 -7
三重 4 ±0 22 -10
滋賀 2 -2 11 -8
京都 5 +2 22 -7
大阪 8 -1 54 -26
兵庫 10 +9 54 +14
奈良 4 -1 9 -3
和歌山 1 -1 11 -1
鳥取 1 -2 4 -1
島根 2 +1 5 -7
岡山 1 -1 21 +4
広島 4 -5 35 -4
山口 2 +1 19 +3
徳島 0 -3 14 -2
香川 4 +3 15 -1
愛媛 3 -1 21 -1
高知 1 +1 12 +8
福岡 11 +7 47 +3
佐賀 1 +1 9 +6
長崎 2 +1 12 -5
熊本 4 +2 25 +10
大分 0 -1 12 +1
宮崎 3 +2 14 ±0
鹿児島 6 +6 26 +9
沖縄 8 +5 22 +1

月別の推移

交通事故死者の月別推移(2024年)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2024 220 185 177 196 206 198
2023 217 170 226 184 208 176 236 241 215 252 254 300
前年比 +3 +15 -49 +12 -2 +22 // // // // // //

6月の死者数は198人で前年より22人多くなっています。もっとも多かったのは千葉県で12人(前年比+3人)です。

上半期の死者数は1,182人(暫定数)で前年比+1人です。

事故の多い都府県

下記については事故件数・負傷者数も掲載しています。(1週間ごとの更新です)

東京埼玉千葉神奈川愛知大阪

交通安全に関すること

交通事故の発生状況(2023年)

夏休みじゃん!
めちゃ暑いけど、ヘルメット着用して事故に気をつけようね!水難事故にも注意しようね。去年の7月と8月は568人が溺れたんだって‥
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お、おう!

わん、わん

令和6年「交通安全スローガン=全日本交通安全協会」をランダムに表示

すべての標語[表示]

出典:全日本交通安全協会

〇運転者・同乗者に呼びかけるもの

  • 今日もまた あなたの無事故 待つ家族
    (内閣総理大臣賞)
  • 抜け道と 思うな そこは通学路
  • 挙げる手を やさしく見守る 横断歩道
  • 飲みません 今日は私が ハンドルキーパー
  • ぎりぎりの 時間と車間が 事故を呼ぶ

〇歩行者・自転車利用者に呼びかけるもの

  • 身につけよう 交通ルールと ヘルメット
    (内閣総理大臣賞)
  • 車だけ? 交通ルールは 皆のもの
  • さあ青だ 踏み出す前に 再確認
  • 反射材 光って気づいて 事故防止
  • 自転車も 歩行者優先 安全走行

〇子供たちに交通安全を呼びかけるもの

  • わたるまえ わすれずかくにん みぎひだり
    (内閣総理大臣賞)
  • しんごうき あおでもかくにん わすれない
  • 見つけてね ピカピカぼくの はんしゃざい
  • ちょっと待て 車のかげから もう1台
  • 交差点 自分を守ろう 周り見て
  • じゅんびした? じてん車のるとき ヘルメット

 

交通事故ではありませんが、水難事故の発生状況と事例・対策を分かりやすく掲載しています。事故が多発する季節です。悲しい事故を防ぐために出来ること!

イベント時の交通安全

花火大会や夏祭りが開催される地域も多い季節です。全国では7月と8月に小規模な花火大会を含めると1,000以上あるそうです。通行予定のある方は周辺の交通規制の確認を。

7月のおもな花火大会[表示]

比較的規模の大きい、または人出や人口の多い都市でのイベントの一部です。交通規制などの詳細は主催者や地元自治体・警察の発表情報をご確認ください。夜間に行われ家族連れやグループでの見物も多く事故にご注意を!

  • 7月13日(土):2024久里浜ペリー祭花火大会(横須賀市)
  • 7月13日(土):ふじおかおいでん夏まつり(豊田市 藤岡コミュニティ広場)
  • 7月14日(日):函館港花火大会(函館市)
  • 7月13日(土):伊勢神宮奉納全国花火大会(伊勢市)
  • 7月15日(月):海の日名古屋みなと祭花火大会(名古屋市港区)
  • 7月17日(水):鎌倉花火大会(鎌倉市)
  • 7月20日(土):安倍川花火大会(静岡市葵区)
  • 7月19日(金)・20日(土):豊橋祇園祭(豊橋市)
  • 7月24日(水):日本平まつり(静岡市清水区)
  • 7月28日(日):豊田おいでんまつり花火大会(豊田市)
横断歩道での一時停止率

2023年の「歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止率」は全国平均が45.1%です。全国でもっとも高かったのは長野県の84.4%で8年連続全国1位、もっとも低かったのは新潟県で23.2%です。昨年の検挙数は約33万6500件(1日あたり922件)で、5年以上連続して増加。(都道府県ごとの停止率、ランキングはこちらから)うっかり摘発されないために!

道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。

まとめてダウンロード[zip]

地球交通事故撲滅本部

警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!・・けしからん!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。運転者向けに作られた3つの動画(各3分程度で字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]

上記は運転者編 ①(横断歩道に近づいたら)です。

動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。

かもしれない運転って知ってる?
かもしれない運転

交通安全での画像再利用はご自由にどうぞ

被害者にも加害者にもならない!

「携帯電話に事故の知らせが入る」
ことがないように・・

  • 子どもの飛び出しに注意
▲オンマウスまたはタップで停止、スワイプでスライド。

夜間はハイビームで事故防止

自動車と歩行者の死亡事故が半分になるかも

夜間走行はハイビームで事故防止

千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。

照射距離と歩行者発見までの距離

前照灯 照射
距離
黒っぽい
服装
明るい
服装
反射材
着用
ロービーム 40m 約26m 約38m 約57m
ハイビーム 100m 約65m 約95m 約143m

※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。

停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。

夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。

ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)

(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}

交通違反の取り締まり状況
(1日の検挙数は約1万4900件)

歩行者・自転車は反射材で事故防止

反射材で事故防止

▲前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。反射材は100円ショップでも購入できます。

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関連サイト
昭和残照館