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交通事故の発生状況とランキング(2022年)

6月も安全運転でいきましょう!
加害者にも被害者にもならない!
横断報道・交差点事故に注意。
昨年6月の人身事故事故は2万4369件、負傷者は2万8527人、死者数は202人です。
交通事故件数や特徴を
知り事故抑止
「交通事故日報・月報」等から、交通事故の発生状況を掲載。
交差点と横断歩道での事故に注意だね!
- 交通死亡事故ランキング
日報のデーターからの順位 - 交通安全に関すること
警報などの発令地域 - 2022年5月末までの状況
人身事故件数:11万7645件
負傷者数:13万8834人
死者数:967人
- 加害者・被害者にならない
携帯電話に事故の連絡が入らないように
夜間に起きた死亡事故(歩行者×自動車)で、ハイビームであった場合は半数以上が衝突を回避できた可能性が高い!
掲載データーは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、警察庁・政府統計総合窓口から出典した2次情報です。数値を再利用される場合は出典元データーをご使用ください。※一部データーは各都道府県の警察本部HP
交通死亡事故ランキング
2022年1月からの累計
(交通事故日報からの暫定数)
6月28日までの累計
順 位 |
都道 府県 |
死者数 | 前年比 |
1 | 大阪 | 70 | +2 |
2 | 愛知 | 67 | +17 |
3 | 神奈川 | 57 | +6 |
3 | 大阪 | 57 | +1 |
3 | 千葉 | 57 | -2 |
6 | 兵庫 | 56 | +8 |
7 | 埼玉 | 52 | -9 |
8 | 北海道 | 43 | -7 |
9 | 岡山 | 36 | +10 |
10 | 茨城 | 33 | 0 |
全国(累計) | 死者数 | 前年比 |
今年 | 1,149人 | -32人 |
当月 | 182人 | -3人 |
死者数の推移(2022年)
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | 183 | 176 | 203 | 191 | 214 | |||||||
2021年 | 198 | 207 | 210 | 198 | 183 | 202 | 230 | 194 | 207 | 273 | 251 | 284 |
前年比 | -15 | -31 | -7 | -7 | +31 |
死者数がもっとも多かったのは愛知県で15人(前年比+4人)です。死亡事故ゼロは三重県と高知県です。5月末までの累計死者数で全国ワースト1は、愛知県で58人(同年同期比+18人)です。
交通安全に関すること
- 6月28日に神奈川県の交通事故発生件数が1万件(今年累計)を超えました。
- 夏の交通安全運動2022年(都道府県ごとの実施期間・ポスター等)。6月17日までの発表分を地域別に掲載しています。例年、東京都と岡山県、四国4県は実施されないようです。

すごく暑いじゃん!

熱中症に気をつけないと。でも自転車に乗るときはヘルメット着用だよ。
かもしれない運転って知ってる?

交通安全での画像再利用はご自由にどうぞ
歩行中死者の7割は横断中に発生
道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。
![]() |
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PDFで表示・印刷 (警察庁へリンク) |
PDFで表示・印刷 (警察庁へリンク) |
地球交通事故撲滅本部
警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。3分12秒の動画(字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。
[チャンネルは千葉県警]
上記は運転者編 ①(横断歩道に気づいたら)です。
- 運転者編 ②(横断歩道に歩行者がいたら)
2分57秒 - 運転者編 ③(横断歩道の手前に止まっている車がいたら)
2分53秒

動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。
2021年の「歩行者妨害」検挙件数は約32万6000件で、前年より約3万5000件多く5年以上連続で増加。全国の停止率ランキングと検挙件数・罰則>>
2022年5月末までの
交通事故発生状況
6月14日発表分
データー出典は政府統計総合窓口
発生件数・死傷者数
この数字に入らないようにしたいですね。
- 各月下段は前年比
- 薄いグレーの数字は2021年
- 発生件数は人身事故
月 | 発生 件数 |
死者 | 負傷者 |
1 | 23,859 | 183 | 28,195 |
-37 | -15 | +122 | |
2 | 21,191 | 176 | 24,547 |
-2,334 | -31 | -3,013 | |
3 | 25,020 | 203 | 29,485 |
-1,503 | -7 | -2,143 | |
4 | 23,588 | 191 | 27,977 |
-1486 | -6 | -1685 | |
5 | 23,987 | 214 | 28,630 |
+1,614 | +31 | +2,067 | |
6 | /// | /// | /// |
24,369 | 202 | 28,527 |
月 | 発生 件数 |
死者 | 負傷者 |
7 | /// | /// | /// |
24,867 | 230 | 29,512 | |
8 | /// | /// | /// |
23,781 | 194 | 28,941 | |
9 | /// | /// | /// |
22,980 | 207 | 27,441 | |
10 | /// | /// | /// |
27,236 | 273 | 32,172 | |
11 | /// | /// | /// |
28,376 | 251 | 33,476 | |
12 | /// | /// | /// |
31,973 | 284 | 37,011 |
2022年5月末まで
- 発生件数は人身事故です。
- 下段は1日平均です。
件数等(累計) | 前年同期比 | |
発生 件数 |
117,645件 | -3,746件 |
779.1件 | ||
死者数 | 967人 | -29人 |
6.4人 | ||
負傷 者数 |
138,834人 | -4,652人 |
919.4人 |
死者数が前年比5人以上減少
順 位 |
都道 府県 |
前年比 | 死 者 |
1 | 静岡 | -16 | 20 |
2 | 山形 | -9 | 5 |
3 | 栃木 | -9 | 19 |
4 | 鹿児島 | -9 | 12 |
5 | 広島 | -6 | 23 |
6 | 高知 | -6 | 10 |
7 | 佐賀 | -6 | 8 |
8 | 秋田 | -5 | 8 |
9 | 群馬 | -5 | 17 |
10 | 三重 | -5 | 15 |
11 | 大阪 | -5 | 54 |
12 | 福岡 | -5 | 23 |
13 | 長崎 | -5 | 8 |
死者数が前年比5人以上増加
順 位 |
都道 府県 |
前年比 | 死 者 |
1 | 愛知 | +18 | 58 |
2 | 岡山 | +12 | 33 |
3 | 長野 | +10 | 21 |
4 | 茨城 | +8 | 31 |
5 | 奈 良 | +7 | 14 |
6 | 島根 | +6 | 9 |
7 | 岩手 | +5 | 12 |
8 | 沖縄 | +5 | 16 |
高齢者の比率が70%以上
順 位 |
都道 府県 |
比率% | 死者数 |
1 | 山口 | 84.6 | 11/13 |
2 | 山形 | 80.0 | 4/5 |
3 | 高知 | 80.0 | 8/10 |
4 | 島根 | 77.8 | 7/9 |
5 | 徳島 | 77.8 | 7/9 |
6 | 山梨 | 76.9 | 10/13 |
7 | 岐阜 | 76.9 | 20/26 |
8 | 群馬 | 76.5 | 13/17 |
9 | 愛媛 | 76.5 | 13/17 |
10 | 長崎 | 75.0 | 6/8 |
11 | 鹿児島 | 75.0 | 9/12 |
12 | 栃木 | 73.7 | 14/19 |
13 | 福島 | 72.2 | 13/18 |
14 | 新潟 | 71.4 | 10/14 |
15 | 富山 | 71.4 | 10/14 |
16 | 静岡 | 70.0 | 14/20 |
交通事故(人身)の発生件数
順 位 |
都道 府県 |
発生 件数 |
負傷者 |
1 | 東京 | 11,955 | 13,108 |
2 | 大阪 | 9,904 | 11,462 |
3 | 愛知 | 9,252 | 10,875 |
4 | 神奈川 | 8,333 | 9,586 |
5 | 福岡 | 7,660 | 9,605 |
6 | 静岡 | 7,227 | 9,103 |
7 | 兵庫 | 6,445 | 7,602 |
8 | 埼玉 | 6,431 | 7,652 |
9 | 千葉 | 5,232 | 6,254 |
10 | 群馬 | 3,776 | 4,644 |
被害者にも加害者にもならない!
「携帯電話に事故の知らせが入る」
ことがないように・・
夜間はハイビームで事故防止
自動車と歩行者の死亡事故が半分になるかも
千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。
照射距離と歩行者発見までの距離
前照灯 | 照射 距離 |
黒っぽい 服装 |
明るい 服装 |
反射材 着用 |
ロービーム | 40m | 約26m | 約38m | 約57m |
ハイビーム | 100m | 約65m | 約95m | 約143m |
※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。
停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。
夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。
ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人{2021年11月末までに路上横臥(ろじょうおうが)による死亡事故は66件です}、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)
(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}2021年は11月末までに、この原因による死亡事故が307件発生しており、すべての原因でもっとも多くなっています。
交通違反の取り締まり状況
(1日の検挙数は約1万8500件)
歩行者・自転車は反射材で事故防止
前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。