交通事故の発生状況とランキング(2023年)

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5月も安全運転でいきましょう!
加害者にも被害者にもならない!
横断報道・交差点事故にご注意。
昨年5月は人身事故が2万3987件発生し、負傷者は2万8630人、死者は214人でした。1日あたり774件の人身事故が発生し924人が負傷、6.9人が亡くなっています。

交通事故件数や特徴を
知ることで事故を抑止

「交通事故日報・月報」等から、交通事故の発生状況を掲載。

交通事故の発生状況とランキング

交差点と横断歩道での事故に注意だね!

[目次]

掲載データーは暫定数で修正される場合があります。このページに掲載している数値等は、警察庁政府統計総合窓口、および各都道府県の警察本部HPから出典。(表やグラフなどは当サイトで作成)

交通死亡事故ランキング

2023年1月からの累計
(交通事故日報からの暫定数)

5月25日までの累計


都道
府県
死者数 前年比
1 大阪 71 +17
2 愛知 62 +6
3 千葉 46 -3
4 神奈川 44 +2
5 東京 43 -4
6 福岡 40 +19
7 茨城 37 +6
7 兵庫 37 -4
9 埼玉 35 -12
10 北海道 30 -7
全国(累計) 死者数 前年比
今年 963 +33
当月 162 -12

死者数の推移(2023年)

交通事故死者数の月別推移(2023年)グラフ

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2023年 217 171 226 185
2022年 183 176 203 191 214 191 207 230 222 261 252 280
前年比 +34 -5 +23 -6 // // // // // // // //

4月の死者数は185人で昨年より6人少なくなっています。もっとも多かったのは大阪府で18人(前年同月比+2人)です。交通事故死者数ゼロは福井、奈良、鳥取、徳島、佐賀です。

令和(2019年5月~2023年4月)の累計死者数は11,097人です。

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交通安全に関すること
2023年5月30日(火)に「全国一斉の交通取り締まり(※)が実施されるようです。自転車による交通違反の重点取り締りのほか、一時不停止・信号無視・通行区分等の取り締まりが強化されるようです。
※都道府県単位の一斉取り締まり、全国一斉の「飲酒検問」は時々実施されますが、複数の違反を全国一斉で強化する日は珍しいですね。今年4月末までの全国累計死者数は798人で前年同期より45人も多く、前年比では8年ぶりに増加している状況が理由のひとつかもしれません。おまわりさんが「鬼モード」で張り切る日かも・・くれぐれもご注意を!
  • 現在、栃木県に「交通死亡事故多発警報」が出されています。6月2日(金)までの期間中、県内全域で交通取り締まり等が強化されます。同県での警報発令は2017年9月以来で、6年ぶりということです。速度違反、交差点での違反、歩行者妨害等の取り締まりを強化するということです。
  • 現在、徳島県に「交通死亡事故多発警報」が出されています。6月6日(火)までの期間中、県内全域で交通取り締まり等が強化されます。今年2回目の発令です。
  • 「信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2022年」全国平均は39.8%。検挙数は約33万6500件(1日あたり922件)で、5年以上連続して増加。(都道府県ごとの停止率、ランキングはこちらからうっかり摘発されないために!
夏が近づいてきたじゃん
事故に気をつけようね!
自転車もヘルメット着用。

お、おう!

 

わんわん

すべての都道府県データーを掲載。(30日以内死者数を追加)交通事故の発生状況(2022年)

令和時代の交通事故発生状況・重大事故>>

かもしれない運転って知ってる?
かもしれない運転

交通安全での画像再利用はご自由にどうぞ

歩行中死者の7割は横断中に発生

道路の途中横断を含めると歩行中死者の7割は横断中に発生。警察庁は歩行者事故の防止ポスターとリーフレットを公開し、配布しています。
ご家庭や学校、職場などに掲示することで、事故抑止が期待できると思います。

横断歩道での死亡事故多発 横断歩道での事故防止
PDFで表示・印刷
(警察庁へリンク)
PDFで表示・印刷
(警察庁へリンク)

まとめてダウンロード[zip]

地球交通事故撲滅本部

警察庁が制作した動画です。吾輩の人に「何事だ!・・けしからん!」とかメチャ怒られるけど、いろいろ教えてくれます!多くの人が知らない、または忘れてしまった内容かも。運転者向けに作られた3つの動画(各3分程度で字幕あり)を見れば、事故を減らし違反点数2点・反則金9千円(普通車)を失うこともなくなるかも。[チャンネルは千葉県警]

上記は運転者編 ①(横断歩道に近づいたら)です。

動画は朝に見ると「ドンジャカ・・キュイーン♪・・ドカーン!」のBGMで目が覚めちゃうよ!

1日の安全運転にもつながるね。

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2023年4月末までの
交通事故発生状況

5月18日発表分

データー出典は政府統計総合窓口

発生件数・死傷者数

この数字に入らないようにしたいですね。

  • 各月下段は前年比
  • 薄いグレーの数字は2022年
  • 発生件数は人身事故
発生
件数
死者 負傷者
1 23,419 217 27,793
-440 +34 -402
2 23,369 170 27,555
+2,718 -6 +3,008
3 26,442 226 31,406
+4,527 +23 +1,921
4 24,410 -185 28,994
+822 -6 +1017
5 /// /// ///
23,987 214 28,630
6 /// /// ///
25,342 191 29,809
発生
件数
死者 負傷者
7 /// /// ///
24,870 207 29,514
8 /// /// ///
24,078 230 29,151
9 /// /// ///
24,256 222 28,861
10 /// /// ///
27,254 261 32,327
11 /// /// ///
27,370 252 32,207
12 /// /// ///
追記 280 追記

2023年4月末まで

件数等(累計) 前年同期比
発生
件数
97,640件 +3,982件
死者数 798人 +44人
負傷
者数
115,748人 +5,5447人
死者数が前年比5人以上減少

都道
府県
死者数 前年比
1 岡山 13 -13
2 群馬 28 -9
3 高知 3 -7
4 栃木 13 -5
5 岐阜 13 -5
6 奈良 6 -5
7 佐賀 2 -5
死者数が前年比5人以上増加

都道
府県
死者数 前年比
1 福岡 36 +18
2 大阪 58 +13
3 福島 20 +9
4 茨城 30 +8
5 三重 23 +8
6 広島 23 +8
7 長崎 13 +6
8 山形 9 +5
9 新潟 16 +5
10 愛知 48 +5
11 京都 20 +5
12 山口 14 +5

増えてるところは
取り締まりが
厳しくなるかも!?

まじかー・・(‘Д’)
安全運転するよ!

交通事故(人身)の発生件数

都道
府県
発生
件数
死者 負傷者
1 東京 9,571 37 10,674
2 大阪 8,140 58 9,455
3 愛知 7,767 48 9,127
4 神奈川 7,013 35 8,243
5 福岡 6,605 36 8,245
6 静岡 6,056 15 7,658
7 埼玉 5,488 28 6,470
8 兵庫 5,196 33 6,076
9 千葉 4,284 39 5,070
10 群馬 3,198 12 3,958
高齢者の比率が70%以上

都道
府県
死者数 比率
1 鳥取 1/1 100.0
2 高知 3/3 100.0
3 熊本 9/11 81.8
4 岩手 8/10 80.0
5 山梨 8/10 80.0
6 福井 4/5 80.0
7 鹿児島 11/14 78.6
8 岐阜 10/13 76.9
9 長崎 10/13 76.9
10 宮崎 9/12 75.0
11 島根 7/10 70.0
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被害者にも加害者にもならない!

「携帯電話に事故の知らせが入る」
ことがないように・・

  • 子どもの飛び出しに注意
▲オンマウスまたはタップで停止、スワイプでスライド。

夜間はハイビームで事故防止

自動車と歩行者の死亡事故が半分になるかも

夜間走行はハイビームで事故防止

千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。

照射距離と歩行者発見までの距離

前照灯 照射
距離
黒っぽい
服装
明るい
服装
反射材
着用
ロービーム 40m 約26m 約38m 約57m
ハイビーム 100m 約65m 約95m 約143m

※ハイビームでの発見距離は、ロービームの距離に2.5を乗じた推定値です。

停止距離{空走距離+制動距離}は、路面が乾燥しておりタイヤの状態が良好の場合は、40km/hで約17.3m、50km/hで約24.5mです。

夜間に運転者が歩行者を確認できる距離は、ロービームで歩行者が黒っぽい服装の場合は、約26mということです。50km/h走行時の停止距離は約24.5mであり、黒っぽい服装の横断歩行者を発見しても衝突の回避が難しくなります。実際は街路灯の有無などで異なる場合もありますが、計算上は50km/hを超えれば事故のリスクが非常に大きくなります。
ハンドル操作等によって回避可能な場合もあるかも知れませんが、路面状況や天候によっては、さらに難しくなる場合もあると思います。40km/h走行で26mを進む時間は約2.3秒、50km/hでは約1.9秒です。

ハイビームは100m先まで見通せるため、適切に使って早くに確認できれば、余裕をもって危険を予測し回避できそうですね。また酔って路上で寝込んだ人、落下物の早期発見にもつながります。対向車を確認した場合はロービームにする必要があるため、漫然運転(※)の防止にもつながりそうです。(ハイビームアシスト機能を除く)

(※)漫然(まんぜん)運転とは、ぼんやりと運転したり、考え事をしながらの運転(集中力や注意力が低下した状態)です。死亡事故(第一当事者)の原因では10年以上連続で、もっとも多くなっています。{法令違反では脇見や安全確認違反などの「安全運転義務違反」に含まれます}

交通違反の取り締まり状況
(1日の検挙数は約1万4900件)

歩行者・自転車は反射材で事故防止

反射材で事故防止

前照灯が下向き(ロービーム)の場合でも、反射材を着用していると約57m先で気づきます。