交通事故の発生状況 平成29年(2017年)

全国の交通事故件数や特徴について、警察庁が発表している「交通事故月報」等から、おもなデーターまとめています。

 データーは暫定値または速報値であり、今後修正される場合があります。出典:警察庁

平成29年の発生件数と特徴

※平成30年1月4日発表の速報値からまとめています。確定値は3月中旬頃に発表されます。

12月末までに発生した交通事故(人身)は47万2,069件で、死者数は3,694人(1日平均で約10.1人)です。1949年(昭和24年)以降でもっも少なくなっています。

負傷者は57万9,746人(1日平均約1,588人)で、総人口(※)でみると約219人に1人が負傷していることになります。※平成29年6月1日現在の確定値(1億2676万6千人)

死者数のうち65歳以上の高齢者は、2,020人(54.7%)です。また飲酒運転による死者数は201人(前年比-12人)です。

人身事故の発生状況

※11月までは交通事故月報の暫定値。

発生件数(件) 死者数(人) 負傷者数(人)
1 37,720 282 46,423
2 37,086 288 42,555
3 41,113 303 50,514
4 37,571 244 46,301
5 38,471 282 47,715
6 38,390 276 46,909
7 38,614 314 47,328
8 39,858 310 50,074
9 37,386 299 46,043
10 41,367 343 50,630
11 40,239 372 48,780
12 追記予定 追記予定 追記予定

1月4日発表の12月を含む速報値での合計

発生件数 死者数 負傷者数
472,069件 3,694人 579,746人

交通死亡事故ランキング

※愛知県は15年連続でワースト1です

都道府県 死者数
1 愛知県 200人
2 埼玉県 177人
3 東京都 164人
4 兵庫県 161人
5 千葉県 154人
6 大阪府 150人
7 神奈川県 149人
8 北海道 148人
9 茨城県 143人
10 福岡県 139人

人口10万人あたりの死者数

都道府県 死者数
1 福井県 5.88人
2 愛媛県 5.67人
山口県
3 岡山県 5.07人
4 香川県 4.94人
5 茨城県 4.92人
6 栃木県 4.83人
7 岩手県 4.81人
8 三重県 4.76人
9 鳥取県 4.56人
10 鳥取県 4.56人

※ワースト1の福井県は、一般道での後部座席のシートベルト着用率が14.8%(全国平均:36.4%)で全国でもっとも低くなっています。

※死者数が全国でもっとも多かった愛知県は、10万人あたりでは2.66人で39位です。
都道府県順位(表)(画像)>>

高齢者の死亡事故比率

都道府県 死者数
1 長崎県 74.5%
2 山形県 68.4%
栃木県
3 奈良県 67.5%
4 新潟県 67.1%
5 秋田県 66.7%
6 鳥取県 65.4%
7 宮城県 65.0%
8 島根県 64.7%
9 大分県 63.6%
鹿児島県
10 山口県 63.3%

※全国平均は54.7%です。

おもな重大事故(死者3名以上)

  • 7月23日:茨城県小美玉市内の高速道路で、普通乗用車①が普通乗用車②に衝突した後、進路左側のガードロープ及び防護壁に衝突。普通乗用車①の運転者及び同乗者2名が死亡。
  • 8月25日:岩手県宮古市内の国道で、普通貨物自動車が進行方向左側へ路外に逸脱して川に転落。運転者と同乗者3人が死亡。
  • 10月19日:岡山市内の県道で、普通乗用自動車①が中央分離帯を乗り越えて対向車線に飛び出し、対向車線を走っていた普通乗用自動車②と正面衝突。普通乗用自動車①の運転者と同乗者2人が死亡。また普通乗用自動車②の運転者が負傷(軽傷)。
  • 11月15日:三重県亀山市内の高速道路で、軽四乗用車が大型貨物車に衝突した後、トンネル側壁に衝突して横転し、後続の普通乗用車が軽四乗用車に衝突。軽四乗用車の運転者及び同乗者2名が死亡。



交通事故を防ぐために!

高齢者の占める比率が毎年増加

平成29年の交通事故死者数は、統計開始(昭和24年|1949年)以降で、もっも少ない3,694人となっています。
しかし65歳以上の高齢者の占める比率は毎年増加傾向にあり、2,020人(54.7%)になっています。10年前(平成19年)の47.4%と比較して7.3%増加しています。

  1. 歩行者、自転車とも反射材の積極的な利用。
  2. 運転される人は「高齢運転者標識」を掲示。
    ※70歳以上の運転者が運転する普通自動車が対象。
    (道交法では「75歳以上のものが高齢運転者標識を付けないで普通自動車を運転すること」を禁じる規定。ただし平成29年10月現在では罰則規定はありません。

高齢者の事故防止

(新)高齢者講習制度

※平成28年のデーターから(警察庁資料)

平成29年3月12日より道路交通法が改正され、免許更新時に75歳以上の人は「認知症機能検査」および3時間の高度化講習を受ける必要があります。

  • 70歳以上の人:2時間の講習(合理化)
  • 75歳以上の人:3時間の講習(高度化)

運転免許自主返納のご検討を!

人口10万人当たりの死亡事故件数でみると、当事者が70歳以上から事故率が増加し75歳以上から大きく増加しています。

高齢者の事故率

▲拡大表示(出典:警察庁の資料)

原付以上の運転で第1当事者の年齢層別免許人口10万人当たり死亡事故件数(平成28年)

25歳から69歳の死亡事故件数(平均)3.51人に比べると・・

  • 70歳~74歳:4.5人
  • 75歳~79歳:6.7人
  • 80歳~84歳:10.6人
  • 85歳以上:16.7人
高齢者の運転免許自主返納

▲PDFで表示

免許の自主返納件数

  • 2017年(11月末まで):約23万2,000件
  • 2016年:約16万2,300件
負傷者数は約58万人(平成29年)

交通死亡事故の件数は減少傾向にあるものの、負傷者は57万9,746人で、1日平均では約1,588人負傷しています。

高齢者では交通事故による骨折などが原因で、寝たっきりになったり認知症を発症するきっかけになることが少なくありません。

高齢者の交通事故

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