春の交通安全運動 平成30年(2018年)

「春の全国交通安全運動」期間中の交通事故発生状況が発表されました。おもなデーターをまとめています。 ※データー出典:政府統計(PDF)

発生件数・死傷者数

人身事故発生件数 10,668件
前年比-1,564件
負傷者数 12,961人
前年比-2,076人
死者数 84人
前年比+10人

死者数は過去5年間で2番目に少ない。
平成でもっとも多かった平成4年(296人)に比べ、212人少ない。

おもな発生状況

  • 交通事故死ゼロを目指す日(4月10日)の死者数は12人。
  • もっとも死者数が多かった日は、13日(金)で15人。
  • 死者数のうち、65歳以上の高齢者は46人(54.8%)
  • 飲酒運転による事故件数は49件(死者は2人)。
  • 死者数が多かったのは、福岡県(7人)、愛知県・埼玉県(各6人)、新潟県・千葉県・静岡県・三重県(各4人)。
  • 死者数が0人の都道府県は、岩手県、秋田県、山梨県、長野県、富山県、岐阜県、奈良県、鳥取県、高知県、大分県。

ゴールデンウィーク中の交通事故対策をまとめています。>>

「春の全国交通安全運動」は、4月6日(金)から15日(日)までの10日間です。

小学校に入学する児童や自転車で通学する生徒が増える季節です。また自動車やバイクの運転免許を取得したばかりのドライバーも増加し、事故のリスクが高まる時期です。

春の全国交通安全運動

  • 実施期間:平成30年4月6日(金)~4月15日(日)の10日間
  • 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(火)
  • スローガン:「春風に 一緒にのせよう ゆとりとマナー」

運動の基本方針

  1. 子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
  2. 自転車の安全利用の推進
  3. 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
  4. 飲酒運転の根絶

ポスター・リーフレット

内閣府および警察庁が配布しているポスター・リーフレットです。それぞれPDF形式で表示・印刷できます。ご家庭や職場、学校に掲示することで、事故防止が期待できます。

まとめてダウンロードする場合は、こちらから(横サイズを含め7種類を同梱|zip形式)

平成30年春の交通安全運動

▲ポスター(PDF)

2018年春の交通安全運動

▲リーフレット(PDF)

飲酒運転の防止

▲飲酒運転の根絶(PDF)

高齢者の免許自主返納

▲免許の自主返納(PDF)


▲オンマウスまたはタップで停止。

今年に入ってからの交通事故発生状況

人身事故発生状況(3月末まで)

件数 負傷者数 死者数
1 34,599 42,444 318
2 33,485 40,301 245
3 37,809 46,199 282
105,809 128,944 845

その他データーは、こちらから

死者数の多い都道府県(4月15日現在)

都道府県 死者数 前年比
1 埼玉県 62 +9
2 千葉県 58 +16
3 愛知県 54 +2
4 大阪府 41 -3
5 神奈川県 39 +2
6 福岡県 38 0
6 茨城県 38 -7
8 東京都 37 -2
8 兵庫県 37 -11
10 北海道 35 +8

全国の死者数(合計):973人
※交通事故日報の速報値(暫定数)

昨年の「春の交通安全運動」期間中は・・

事故件数・死傷者数

  • 人身事故発生件数:1万2232件
    (1日平均:約1,223件)
  • 負傷者数:1万5037人
    (1日平均:約1,504人)
  • 死者数:74人
    (1日平均:7.4人)

死者数の内訳

  • 自動車:27人
  • 自動二輪(バイク・原付):15人
  • 自転車:5人
  • 歩行者:27人

発生状況

  • 4月10日の「交通事故死ゼロを目指す日」の死者数:13人
    ※交通事故死ゼロを目指す日に、もっとも多くの死亡事故が発生しました。
  • 飲酒運転による事故:発生件数は50件(死者は1人)
  • 死者数が多かった都道府県:広島が5人で最多。東京、岐阜、愛知、兵庫が各4人
  • 死者数がゼロの都道府県:岩手、宮城、秋田、栃木、富山、福井、山梨、長野、和歌山、徳島、愛媛、高知、宮崎



加害者にも被害者にもならないために

4月は「業務中ドライバー」による死亡事故比率が高い

愛知県警が過去5年間の事故を分析したデーターによると、4月は「業務中のドライバー」が交通死亡事故を起こす割合が高くなっています。4月は就職や転勤などで、新しい環境で運転することが多いことが原因のひとつと考えられています。

業務中の交通違反・交通事故をゼロに!>>

自転車の安全運転

自転車運転中のスマホ

運転中のスマホはダメ!

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号遵守と一時停止・安全確認 )
  5. 子どもはヘルメットを着用

自転車と歩行者の事故では高額賠償を負うケースも・・

自転車事故による高額賠償例(表示)
  1. 9,521万円 :男子小学生(11歳)が運転する自転車が歩行中の女性(62歳)に衝突。被害者は意識不明の状態が続いている。
  2. 9,266万円 :男子高校生の運転する自転車が、男性会社員(24歳)に衝突。被害者は言語機能喪失等の重大な後遺症。
  3. 6,779万円 :男性が運転する自転車が、横断歩道で女性(38歳)に衝突。女性は3日後に死亡。
  4. 5,438万円:男性の運転する自転車が歩行中の女性(55歳)に衝突。女性は11日後に死亡。
  5. 4,043万円 :男子高校生の運転する自転車が信号無視で、男性(62歳)が運転するオートバイと衝突。男性は13日後に死亡。

自転車の損害賠償保険加入を義務化する自治体も増えています。

子供を事故から守るために

10万人あたりの歩行中の死傷事故は7才児がもっとも多く、全年齢平均の3倍以上です。学校の交通安全指導に頼るだけでなく、ご家庭での安全教育が大切。またドライバーの方は予測運転を心がけ、細心の注意が必要な時期です。

小学校1年生の死亡事故は6年生の8倍

4月は交通安全への意識が未熟な入学児童も多く、登下校の時間では小学校付近や通学路、子どもの飛び出しが多い住宅街の市道などでは、特に慎重な運転が必要です。

子供の飛び出しに注意!

子供の飛び出しに注意!

過去5年間での小学生の死傷者数は、2万7264人(死者数は84人)です。時間帯では登校中が14.5%、下校中は20.8%です。また死者数でみると1年生が32人で、6年生(4人)の8倍になっています。

小学生の死傷者数(2013年~2017年の5年間)

学年 人数 学年 人数
1年 7,461 4年 3,452
2年 6,565 5年 2,641
3年 5,060 6年 2,085

4月から7月に事故が目立ち、約3割は子供の飛び出し

発生件数は夏休み前までの4月~7月に多く発生しており、特に5月が最も多くなっています。
時間帯は下校時に多く発生しています。
また子ども側に過失がない割合は約43%である一方、33%が飛び出しによる事故です。

自転車の死傷事故は、高校1年生がもっとも多い

ながらスマホは危険

高校生の平均死傷者数(年間)は約5,638人です。登下校時の事故が約65%で、自転車通学が増えることが要因とみられています。

  • ながらスマホは厳禁!
  • イヤホンで音楽を聴きながらも危ない!
  • 反射材の利用
  • 傘を差しながらの運転禁止

昨年は216人に1人が交通事故で負傷

平成29年の交通事故による死者数は3,694人で、10年前に比べ2,102人減少。負傷者数は約45万5000人減少しています。それでも総人口でみれば、約216人に1人が負傷しています。

全国で発生した交通事故の状況
※平成30年2月15日発表のデーター(警察庁)から

  • 人身事故発生件数:47万2165件
  • 負傷者数:58万4541人(1日平均約1,601人)
    ※日本の人口では、約216人に1人が負傷
  • 死者数(24時間以内):3,694人(1日平均約10.1人)
    ※平成でもっとも多かった元年(11,806人)より、7割近く少なくなっています。
  • 死者数(30日以内を含む):4,431人
    ※30日以内は3月31日に警察庁が発表しています。
  • 死者数のうち65歳以上の高齢者は、2,020人(54.7%)です。

交通死亡事故の多かった都道府県

死者数

1 愛知県 200人
2 埼玉県 177人
3 東京都 164人
4 兵庫県 161人
5 千葉県 154人

愛知県は15年連続でワースト1

10万人あたりの死者数

1 福井県 5.88人
2 愛媛県 5.67人
山口県
3 岡山県 5.07人
4 香川県 4.94人
5 茨城県 4.92人

死亡事故の高齢者比率

1 長崎県 74.5%
2 山形県 68.4%
栃木県
3 奈良県 67.5%
4 新潟県 67.1%
5 秋田県 66.7%
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