水難事故の発生状況(2018年)

昨年9月はレジャー中の事故が全国で少なくとも28件(死亡・行方不明等)発生しています。川で魚釣り中の事故が目立っています。雨による増水に注意が必要です。

海や川、湖、池などでの「水の事故」について、発生状況や原因等をまとめています。

警察庁の「水難事故統計」および報道された事故から、発生状況と安全対策についてまとめています。また毎年6月から9月はレジャー中の事故が多くなります。この期間に発生した事故を記録しています。

データー(数値)の出典:水難事故統計(警察庁)

[目次]

夏期の事故状況(2018年6月~)

愛知・岐阜・三重で死亡事故が大きく増加。8月15日までに29人が亡くなり、昨年同期の2倍以上です。

北海道・東北・関東・甲信 東海・北陸
近畿・中国・四国 九州・沖縄

水難事故の発生状況(2017年)

昨年(平成29年)の死者・行方不明者数は、過去5年間でもっとも少なくなっています。(事故件数は2番目に少ない)

発生件数・水難者数

  • 発生件数:1,341件
  • 水難者数:1,614人
  • 死者:654人
  • 行方不明者:25人
  • 負傷者:323人
  • 無事救出:612人

事故の多かった都道府県

  1. 沖縄県:81件
  2. 北海道:73件
  3. 新潟県:57件
  4. 静岡県:56件
  5. 神奈川県:53件

発生場所(死者・行方不明者)

  • 海:384 人( 56.6 % )
  • 河川:174 人(25.6 % )
  • 湖沼池:57人(8.4%)
  • 用水路:55人(8.1%)
  • プール:2人(0.3%)
  • その他:7人(1.0%)

死者・行方不明のおもな行為別

  • 魚とり・魚釣り:219人(32.3 % )
  • 水遊び:61人( 9.0 % )
  • 水泳:47人( 6.9 % )
  • 作業中:44人( 6.5 % )
  • 通行中:42人( 6.2 % )
その他の行為別[表示]
  • シュノーケリング:18人(2.7 % )
  • スキューバダイビング:12人( 1.8 % )
  • 水難活動救助中:11人( 1.6 % )
  • ボート遊び:8人( 1.2 % )
  • 陸上における遊戯・スポーツ中:6人( 0.9 % )
  • サーフィン:4人( 0.6 % )
  • その他:40人( 5.9 % )
  • 不明:167人( 54.6 % )

7月・8月の水難事故

7月と8月は夏休みやお盆の期間と重なることもあり、十分な注意が必要です。昨年(平成29年)では、この2ヶ月間で年間の事故件数の約38%(水難者数は40%)が発生しています。

 平成29年7月と8月の事故状況

[発生件数・水難者数]

  • 発生件数:511件
  • 水難者:647人
  • 死者・行方不明者:248人

[死者・行方不明者の発生場所]

  • 海:145人
  • 河川:72人
  • 用水路:18人
昨年は前年同時期より103件少なくなっています。(統計のある1966年以降で2番目に少ない)東日本で天候不順の日が多く、海や川でのレジャー客が少なかったことが影響したとみられています。

8月11日~20日は厳重注意!

昨年の「山の日」8月11日(金)から20日(日)までに、重傷者、死者、行方不明者を出した重大事故は、全国で39件発生(報道ベース)しています。
11日には福岡県古賀市の「花鶴川」河口で、親子など3人が離岸流に流され死亡、救助しようとした1人も死亡する痛ましい事故も発生しています。

今年の「山の日」は11日(土)です。19日(日)まで長期休暇になる方も多いと思います。この期間は特に注意が必要です。



子供の事故(2017年)

川遊び

子供の事故の6割以上は川で発生。

昨年(平成29年)に発生した子供の事故で、死者・行方不明数は26人でした。このうち約3分の2が河川で発生しています。

※件数は子供(中学生以下)のみでの事故で、高校生以上の同伴と一緒に事故にあった場合を含みません。

川は海より溺れやすい!隠れた危険と対策>>

発生状況

※カッコ内は水難事故全体に占める比率

  • 水難者数:206人(15.4%)
  • 死者・行方不明者数:26人(3.8%)

発生場所(死亡・行方不明)

※カッコ内は子供の死者・行方不明者全体に占める比率

  • 河川:17人(65.4%)
  • 海:4人(6.5%)
  • 湖沼池:3人(1.15%)
  • 用水路:1人(3.8%)
  • プール:1人(3.8%)

過去の事故記録(地域別)

水難事故の多い夏の期間(6月~9月)に発生した、レジャー中のおもな事故を記録しています。

2017年(平成29年)

2016年(平成28年)

過去5年間の発生状況

※子供の件数・人数は中学生(15歳以下)です。
また高校生以上と同伴での事故は含みません。

事故件数(子供の件数)

  • 2017年:1,341件(144件)
  • 2016年:1,505件(162件)
  • 2015年:1,450件(179件)
  • 2014年:1,305件(166件)
  • 2013年:1,459件(198件)

死者・行方不明者数(子供の人数)

  • 2017年:654人(26人)
  • 2016年:816人(31人)
  • 2015年:791人(53人)
  • 2014年:740人(55人)
  • 2013年:803人(44人)

水難事故の防止対策

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