全国の火災発生件数(ランキング)

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総出火件数、出火率の順位
(2022年のランキング)

2023年は発表待ちです。

[目次]

数値は消防庁の統計情報(火災発生件数)から出典しています。

総出火件数・死傷者等

  • 2年連続で発生件数、死傷者数が増加しています。
  • 林野火災、車両・航空機火災等は省略しています。
総出火件数 3万6375件 建物火災
(住宅含む)
2万0185件
死者数 1,446人 負傷者数 5,717人

都道府県の出火件数

総出火件数、建物(住宅を含む)、火災、死者・負傷者数です。

北海道・東北

出火率は人口1万人あたりの出火件数です。

都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
北海道 1,639 986 80 231 3.16
青森 485 277 30 69 3.90
岩手 340 193 27 69 2.82
宮城 586 347 29 89 2.58
秋田 314 165 26 36 3.28
山形 284 176 20 70 2.69
福島 569 309 37 84 3.09

配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

関東・甲信

  • 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
  • 東京都は出火件数、死傷者数ともに全国でもっとも多くなっています。
都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
茨城 1,091 530 42 183 3.77
栃木 640 315 28 81 3.29
群馬 655 326 28 85 3.37
埼玉 1,701 1,039 70 266 2.30
千葉 1,832 939 63 292 2.90
東京 3,970 2,859 90 743 2.88
神奈川 1,894 1,173 50 296 2.06
新潟 516 354 35 115 2.36

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

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配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

東海・北陸

出火率は人口1万人あたりの出火件数です。

都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
富山 154 106 16 28 1.48
石川 232 140 17 34 2.06
福井 172 95 10 38 2.24
山梨 316 142 11 37 3.87
長野 734 350 32 126 3.57
岐阜 633 332 34 95 3.17
静岡 908 502 31 125 2.48
愛知 1,861 1,046 75 310 2.47
三重 617 286 19 70 3.46

配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

近畿

出火率は人口1万人あたりの出火件数です。

都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
滋賀 429 243 14 55 3.03
京都 530 344 23 105 2.11
大阪 1,841 1,270 53 389 2.09
兵庫 1,646 822 65 269 3.00
奈良 377 174 24 62 2.82
和歌山 352 181 10 56 3.76

配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

中国・四国

  • 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
  • 高知県は出火率が全国2位、山口県は3位、島根県は4位です。
都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
鳥取 193 95 15 35 3.50
島根 292 113 10 37 4.38
岡山 722 327 26 110 3.84
広島 877 416 43 129 3.14
山口 603 250 17 70 4.50
徳島 232 115 8 28 3.19
香川 376 164 15 52 3.90
愛媛 474 256 26 72 3.53
高知 313 146 10 50 4.51

配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

九州・沖縄

  • 出火率は人口1万人あたりの出火件数です。
  • 大分県は出火率が全国1位、宮城県は5位、佐賀県は6位、熊本県は7位です。
都道
府県
総出火
件数
建物
火災
死者数 負傷
者数
出火率
福岡 1,415 757 54 204 2.77
佐賀 330 122 6 45 4.06
長崎 507 206 31 53 3.84
熊本 698 300 29 112 3.99
大分 558 204 17 53 4.93
宮崎 467 220 15 57 4.33
鹿児島 599 277 22 59 3.73
沖縄 401 196 13 45 2.70

配線器具火災が増加
(テレワークでは特に注意)

冬は空気の乾燥する季節です。また春先にかけては風も強くなり、もしもの火災時には延焼のリスクが大きくなります。くれぐれもご安全に!

過去5年の出火率(平均)

人口1万人あたりの火災出火率

出火率は人口1万人あたりの火災件数(すべての火災)です。過去5年間(2018年~2022年)の平均出火率でみると、もっとも高かったのは島根県で4.04(全国平均は2.87)です。

順位 都道府県 平均
1 島根県 4.04
2 山梨県 4.01
3 宮崎県 4.00
4 大分県 3.99
5 高知県 3.97
6 長野県 3.96
7 青森県 3.95
8 茨城県 3.90
9 鹿児島県 3.87
10 山口県 3.84
11 熊本県 3.74
12 岡山県 3.68
13 佐賀県 3.63
14 徳島県 3.63
15 三重県 3.59
16 鳥取県 3.56
17 群馬県 3.49
18 香川県 3.46
19 和歌山県 3.42
20 栃木県 3.39
21 長崎県 3.39
22 北海道 3.31
23 秋田県 3.22
24 岐阜県 3.16
25 福島県 3.14
26 岩手県 3.08
27 愛媛県 2.98
28 沖縄県 2.98
29 奈良県 2.96
30 広島県 2.88
31 東京都 2.88
32 千葉県 2.85
33 山形県 2.85
34 兵庫県 2.82
35 滋賀県 2.78
36 宮城県 2.74
37 静岡県 2.61
38 福岡県 2.57
39 愛知県 2.54
40 新潟県 2.38
41 埼玉県 2.36
42 福井県 2.22
43 大阪府 2.16
44 神奈川県 2.04
45 石川県 1.99
46 京都府 1.98
47 富山県 1.62

もっとも低かったのは富山県で1.62(1991年以降、32年間連続で全国最小)です。また石川県、福井県も毎年低くなっています。

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消防白書からの抜粋
  • 全火災の出火原因の約75%は失火。
  • 住宅火災は毎年減少(2020年までの10年間で約28%減少)しているものの、死者数は横ばい状況続いている。
  • 死者の約47%は逃げ遅れによるもの(不明・調査中をのぞく)、このうち避難行動を起こしていたものの、逃げ切れなかったと思われるものが約16%、火災に気づいたものの逃げ道がなかった、または火災に気づかなかったと思われるものが約16%。
  • 逃げ遅れでの死者のうち、おもな割合は病気・身体不自由が11%、熟睡中が約9%、延焼拡大が早く逃げ切れなかったものが約7%、消火しようとして死亡が約4%。
  • 住宅火災での死者発生時間は、午前0時~午前6時が多い(全時間帯の約1.2倍)
  • 死者が発生した住宅火災での着火(火がついたもの)で、もっとも多いのは寝具および衣類で全体の約19%。(不明を除く)
  • 死者のうち高齢者(65歳以上)が約70%で、81歳以上は全年齢層平均の約3倍。
  • 死因は火傷が約39%、一酸化炭素中毒・窒息が約37%。
  • 建物火災のうち全焼が約65%、半焼は約11%。
  • 建物火災による死者数は全火災の約80%(このうち約92%は住宅火災)。
  • 死者の発生した住宅火災の発火源は、たばこ(15.6%)、電気器具(12.6%)、ストーブ(9.3%)の順です。不明・その他を除きます。
  • たばこが原因の火災は、不適当な場所への放置が6割以上。
  • コンロによる火災の約半数は消し忘れ。
火災予防

火災の不安をなくすために

自治会・町内会向けチラシ

自治会や町内会などで個人向けに配布・回覧用のチラシです。PDFで表示します。

①は一般向けチラシ、②は多言語チラシ(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ポルトガル語・タガログ語)です。③は「おやすみ前、お出かけ前」の確認チラシです。①はPowerPointをお持ちの方は簡単に文字等を改変できます。PowerPointファイル(ppt)を同梱しています。町内の名称などを追記するなど、自由に変更してお使いください。

低画質なため印刷はA4(タテ)サイズをお勧めします。※このチラシのみ当サイトで作成。

まとめてダウンロード
[zip形式]2.32MB

▲上記のチラシ①~③のPDFと①のPowerPointファイルを同梱しています。

地震火災の防止

消防庁が作成した動画(3分間のダイジェスト版)。地震や台風などの水害時に発生する火災について、わかりやすく解説しています。もしもの時にたいへん役立つ内容です。

地震火災発生のメカニズム等を過去の事例をもとに紹介し、対策例として家具等の転倒防止措置、感震ブレーカーの設置、安全装置付きの暖房器具の使用など。

火災原因の半分以上が電気関係って知らなかった。

台風や水害の時にも役立つね。本編も見たほうがいいよ。もっと詳しく教えてくれる。

本編動画はこちらから(約11分)[表示]

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