年末・年始に増加する犯罪や事故

スポンサーリンク

年末から年始に気を付けたい11のリスク(犯罪・事故)

交通死亡事故は10年以上連続して12月がもっとも多く、スリやひったくり、空き巣や強盗などの犯罪も増える時期です。

(1)交通事故

交通事故

2017年12月25日~218年1月7日までの死者数は158人

交通事故死者数

2018年 1月1日~7日
60人
2017年 12月25日~31日
98人

2018年~19年の年末・年始は冬型の気圧配置になり、全国的に平年より気温が低くなる予想です。積雪や路面凍結による事故に注意が必要です。帰省などで高速道路の利用を予定される方は、最新の気象・交通情報に注意が必要です。

(2)スリ・置き引き被害(窃盗)

初詣でのスリ・置き引き

年間の認知件数は3,677件(平成28年)

電車内飲食店などで財布を上着に入れたままハンガーなどにかけることは、絶対に避けましょう。また屋台などで飲食や買い物する場合には、足元にカバンやバッグなどを置くことも危険です。

仮睡盗(お酒を飲みすぎ、駅や電車内等で寝込んでいる人を狙った窃盗)が増える時期です。財布や貴重品の管理をしっかり行いましょう。

初詣などでの混雑時のスリ、置き引き被害に注意が必要です。財布や貴重品は内ポケットに入れましょう。写真撮影などでは、バッグなどの手荷物を離さないようにしましょう。

スリ被害の発生場所ワースト10

  1. 電車内
  2. 路上
  3. 総合スーパー
  4. 地下鉄内
  5. 深夜の飲食店
  6. デパート
  7. ゲームセンター
  8. パチンコ・麻雀店
  9. スーパーマーケット

犯罪ではありませんが、この時期は神社・仏閣の参道や境内に屋台で買った食べ物などのゴミが目立ちます。

パワースポット」がダストスポットにならないよう、気を付けたいものです。

初詣パワースポット

 

(3)ひったくり被害

ひったくり

年間の認知件数は3,493件(平成28年)

ひったくりはターゲットを尾行し、隙を狙って犯行を行うことが多い犯罪。特に女性ではコンビニ等からの帰り道に尾行される場合もあります。またATMの利用後も特に注意が必要です。人通りの少ない道は避け、バックなどは車道と反対側に持つようにしましょう。

最近では「歩きスマホ」を狙ったひったくりも目立っています。

ひったくり発生場所ワースト10

  1. 路上
  2. 駐車場
  3. 4階建て以上のマンション・共同住宅
  4. 総合スーパー
  5. 駐輪場
  6. 公園
  7. スーパーマーケット
  8. 3階建て以下のマンション・共同住宅
  9. パチンコ・麻雀店

名古屋市で女性を狙ったひったくり事件が相次いでいます。(2018年12月)

警察は、バイクを使ったひったくり事件が12月に名古屋市内でおよそ30件発生していて、被害者のほとんどは女性だということで、同一犯の可能性もあるとみて、捜査しています。

NHKニュースから一部引用

(4)空き巣・強盗

連休中の空き巣被害

年間の認知件数は3万9,249件(平成28年)

空き巣や強盗などの犯罪も目立つ時期です。

  • 空き巣(住宅対象):39,249件
  • 強盗:2,332件

コンビニなどを狙った強盗被害が増える時期です。小売店、飲食店など現金を多く扱う店舗は特に注意が必要です。閉店時に1人にならない、通用口は明るくし防犯カメラなどを設置することが大切。あらかじめ下見をするケースが少なくありません。

帰省や旅行で長期留守を狙った空き巣

年末・年始に帰省や旅行などで、長期間家を空けることも多いと思います。計画が決ったら、侵入被害を防ぐために、普段より入念な防犯対策が必要です。

(5)酒に酔って強盗などの加害者になるケース

酩酊状態でのタクシー利用に注意

年末・年始はお酒を飲む機会も増えます。酩酊状態でのタクシー利用(帰宅時)などで、運転手とトラブルになり、強盗致傷などの罪で逮捕される事件も発生しています。

また昨今クローズアップされている「セクハラ」「パワハラ」の加害者にならないように、注意が必要です。



(6)お餅をのどに詰まらせる事故

お餅をのどに詰まらせる事故

毎年お正月にはお餅による窒息事故が多くなります。(事故の約9割が65歳以上)
お餅は小さく切って食べやすい大きさにし、よく噛んで食べましょう。

東京消防庁によると、平成31年の正月3が日に都内で餅をのどに詰まらせ、病院に搬送された人数は19人で2人が亡くなっているとのことです。また19人のうち17人が65歳以上の高齢者ということです。

事故例や応急措置については、東京消防庁のホームページ(外部リンク)が参考になります。

(7)火災の発生に注意!

火災・火事に注意

火災発生件数は39,373件(平成29年)

1日あたり約108件の火災が発生し約4人が死亡しています。(負傷者は約16.5人)このうち住宅火災による死傷者数は7,508人で、死者数は1,456人です。

また放火(※)も増える時期です。留守にする場合は、家の周りに物を置かない、明るくするなどの対策が大切です。

※疑いを含めると過去10年以上、出火原因の1位です。平成29年では、全国で5,833件(全体の17.1%)発生しています。

平成30年度の全国統一防火標語は、『忘れてない?サイフにスマホに火の確認』です。

(8)パソコンのウィルス対策(連休の前後)

ランサムウェア

▲拡大表示

ランサムウェア」と呼ばれる身代金ウィルスによる被害が拡大しています。特にオフィスなどで、連休明けに大量のメールを受信する場合、ウィルスの仕掛けられた添付ファイルを開き、感染するケースが目立ちます。

ランサムウェアは感染した場合、駆除・復旧が極めて困難であり、被害も甚大なものになります。

①仕事納めの日には・・

  1. データーのバックアップを忘れずに行う。(外部ストレージに保存)
  2. データーを保存したストレージ(外付けHDDなど)は、USB接続を外しておく。
  3. パソコンの電源は必ず切っておく。(スリープ状態にしない)

②仕事始めの日には・・

  1. パソコンを起動したら、OS、セキュリティーソフト等のアップデートを確認。
  2. 差出人不明のメールは開かない。(特に添付ファイル、メール本文にURLがリンクされている場合は要注意です。)取引先からの挨拶を装ったケースも発生しています。

ランサムウェアについては、こちらで詳しく説明しています。>>

(9)成人式での事件・事故

成人式での事件・事故

平成30年の「成人の日」においても、全国で事件や事故が起きています。一生に一度しかない晴れの日に、加害者になり逮捕されることのないように。

(10)オレオレ詐欺・架空請求など

オレオレ詐欺

年末はオレオレ詐欺などの「特殊詐欺」が増加します。また年度末にかけては、還付金詐欺も増えてきます。

詐欺被害にあった人の9割以上は、騙されないと思っていた」とのアンケート結果もあります。

帰省されたときは、ご家族で詐欺被害を防ぐ対策を話し合いましょう。

騙される人?騙されない人?詐欺被害者の心理>>

(11)リサイクルショップを装った「押し買い被害」

年末、年度末に特に目立ちます。「リサイクルセンター」などを名乗り電話(近所をまわっています・・など)をしたあと訪問し、貴金属などを相場より安く買い叩く手口です。

リサイクルショップを名乗る不審電話に注意>>