年末・年始に増加する犯罪や事故

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2022年年末‐2023年年始
11のリスク(犯罪・事故)

年末は交通量が増加し交通事故がもっとも多い時期です。またスリやひったくり、空き巣や強盗などの犯罪も増えます。特に注意が必要な11のリスクを掲載しています。

[目次]

初詣(番外)

このページに掲載している数値は。政府総合統計窓口消防庁(火災統計)からら出典した2次情報です。表やグラフなどは数値を元に当サイトで作成しています。数値を再利用される場合は、出典元データーをご利用ください。

1.交通事故

12月は過去10年以上、年間でもっとも交通事故死者数の多い月です。交通量も増える時期です。車も自転車・歩行者もご安全に!

12月の死者数は11月までの月平均に比べ1.3倍以上(過去5年の平均)。2021年は1.32倍でした。

20212020201920182017
12月の
死者数
284298356410380

年末・年始(各5日間)の死者数

期間12月27日~31日1月1日~5日
2022年-23年//////
2021年-22年47人24人
2020年-21年42人29人
2019年-20年51人22人
2018年-19年78人35人
2017年-18年71人41人

過去5年間の平均では、1日あたり年末(5日間)は11.6人、年始(5日間)は6.0人が亡くなっています。2021年12月(月間)の人身事故件数は全国で3万1973件、死者数は284人、負傷者数は3万7011人です。毎日どこかで1200人近い方が負傷しています。この数字に入らない、加害者・被害者にならない!

2022年‐2023年の冬は、全国的に平年より寒く北海道から中国地方(日本海側)の降雪量も平年並か多くなる予想です。雪による交通障害にも十分な注意が必要です。

年末年始の大雪

強い寒気が来たら!
雪による事故・トラブル

2.スリ・置き引き被害(窃盗)

初詣でのスリ・置き引き

大変混雑する場所、時間帯もあります。大晦日からお正月にかけては昨年、おととし以上の人出になると思います。雑踏事故にはくれぐれもご注意を!

電車内飲食店などで財布を上着に入れたままハンガーなどにかけることは、絶対に避けましょう。また屋台などで飲食や買い物する場合には、足元にカバンやバッグなどを置くことも危険です。

仮睡盗(お酒を飲みすぎ、駅や電車内等で寝込んでいる人を狙った窃盗)が増える時期です。財布や貴重品の管理をしっかり行いましょう。

初詣などでの混雑時のスリ、置き引き被害に注意が必要です。財布や貴重品は内ポケットに入れましょう。写真撮影などでは、バッグなどの手荷物を離さないようにしましょう。

スリ被害の多い場所

  • 電車内(居眠りに注意)
  • 路上(わざとぶつかったスキに・・)
  • 総合スーパー(バッグを買い物かごはダメ)
  • 地下鉄内(手荷物に注意)
  • 深夜の飲食店(上着に財布をいれたまま、ハンガーはダメ)
  • デパート(催事場などは特に注意)
  • ゲームセンター(ゲーム中は知人に預ける)
  • 駅(混雑時に注意)
  • パチンコ・麻雀店(離席時に注意。財布は常に手元に!)

自動車の盗難も非常に多い

年末年始は自動車を使わず帰省や旅行をされる方も多い時期です。留守中に盗難にあわないように、タイヤロック、ハンドルロックなど二重(ツーロック)が必要です。またSNS等で帰省や旅行を知られる情報発信は避けるべきです。100%の盗難対策は難しいですが、自宅駐車場などでは遠隔で監視できるカメラの設置もおすすめします。

事業所は長期不在になることが分かるため、窃盗団に狙われやすくなります。トラックや重機についても最大限の警戒が必要な期間です。

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3.ひったくり被害

ひったくり

ひったくりはターゲットを尾行し、スキを狙って犯行を行うことが多い犯罪。特に女性ではコンビニ等からの帰り道に尾行される場合もあります。またATMの利用後は特に注意が必要です。人通りの少ない道は避け、バックなどは車道と反対側に持つようにしましょう。歩きスマホは周囲の状況に気づきにくくなります。

最近では「歩きスマホ」を狙ったひったくりも目立っています。

特に注意が必要な場所

  • 路上
  • 駐車場
  • 4階建て以上のマンション
    共同住宅
  • 総合スーパー
  • 駐輪場
  • 公園
  • スーパーマーケット
  • 3階建て以下のマンション
    共同住宅
  • パチンコ・麻雀店

4.犯罪状況

空き巣や強盗などの犯罪も目立つ時期

連休中の空き巣被害

(1)2022年1月~10月の犯罪状況

警察庁の犯罪統計によると、2022年1月~10月の刑法犯総数は492,042件で、前年同期より4.8%の増加。

窃盗や強盗被害が増える時期です。小売店、飲食店など現金を多く扱う店舗は特に注意が必要です。閉店時に1人にならない、通用口は明るくし防犯カメラなどを設置することが大切。あらかじめ下見をするケースが少なくありません。狙われない環境づくりが、なにより大切です。(もしもの時のために「さすまた」などを備える)

2021年より増えている犯罪!
2022年10月までの認知件数です。下記の犯罪が増加しています。カッコ内は前年同期と比べた増加率です。性犯罪は2年連続で増加傾向です。
  • 乗り物盗(※1):115,969件(+18.1%)
  • 強制性交等:1,352件(+16.2%)
  • 詐欺(※2):29,544件(+11.7%)
  • 放火:658件(+10.0%)
  • 強制わいせつ:3,920件(+9.7%)

※1:自動車、自動二輪、自転車等の窃盗

※2:特殊詐欺を含む全体

(2)街頭犯罪の増加率が高い地域

期間:2022年1月~10月

街頭犯罪は車上狙い、自転車盗、自動車盗、路上強盗、スリ、自販機荒らし、ひったくり、恐喝などで身近で発生しやすい犯罪です。


都道
府県
増加率発生
件数
前年比
1山梨40.5%405+164
2沖縄37.3%848+316
3北海道35.1%3,127+1,099
4滋賀33.0%1,134+374
5群馬27.1%1,395+378
6石川25.1%641+161
7奈良25.0%743+186
8福岡23.4%5,895+1,380
9愛知23.0%8,499+1,953
10徳島21.2%486+103

(3)帰省や旅行の留守を狙った空き巣

年末・年始に帰省や旅行などで、長期間家を空けることも多いと思います。計画が決ったら、侵入被害を防ぐために、普段より入念な防犯対策が必要です。昨今ではSNSで公開した旅行先の情報などから留守を探ったり、Googleストリートビューを悪用し建物外観などからターゲットを見つける手口も発生しているようです。

年末年始に休業する事務所や店舗などでは、現金や貴重品を置かないなど十分な防犯対策を!

多言語チラシ
▲火災予防・防犯カメラ設置など7か国語でのチラシです。

5.酒に酔って強盗などの加害者

酩酊状態でのタクシー利用に注意

年末・年始はお酒を飲む機会も増えます。酩酊状態でのタクシー利用(帰宅時)などで、運転手とトラブルになり、強盗致傷などの罪で逮捕される事件も発生しています。複数でタクシーに乗車し帰宅する場合は、酔った人を先に送るようにしたいですね。

また昨今クローズアップされている「セクハラ」「パワハラ」の加害者にならないように、注意が必要です。むかしの酒の上での説教は、場合によってはパワハラになってしまうかもですね。

6.お餅をのどに詰まらせる事故

お餅をのどに詰まらせる事故

毎年お正月にはお餅による窒息事故が多くなります。(事故の約9割が65歳以上)お餅は小さく切って食べやすい大きさにし、よく噛んで食べましょう。

2022年のお正月3が日は、東京都内だけで19人が病院に搬送され4人(いずれも80代の女性)が亡くなったということです。

応急措置については、日本医師会の救急蘇生法(外部リンク)が参考になります。

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7.火災の発生に注意!

全国統一防火標語(2022年度)は「お出かけは マスク戸締り 火の用心」火災はご自身の家庭内だけでなく、延焼による被害も心配されます。地域の方々との対策も大切です。

火災・火事に注意

出火原因ワースト10(2021年)

  1. こんろ:2,603件
  2. たばこ:1,703件
  3. 電気機器:1,398件
  4. 配線器具:1,181件
  5. 放火:1,050件
  6. ストーブ:1,045件
  7. 電灯電話等の配線:965件
  8. 放火の疑い:571件
  9. 灯火:405件
  10. たき火:389件
年末のお掃除に確認!

年末のお掃除の際は、コンセント内のほこりを掃除機で吸い取る、テーブルタップ(延長コード)の劣化を確認。また地震などの際に花瓶・水槽・ポット・加湿器の水や芳香剤の液体などが、電気製品やタップにかからないかもチェックしましょう。トラッキング火災にご注意>>

「消防白書」によると火災による死者のうち高齢者(65歳以上)が約70%、81歳以上は全年齢層平均の約3倍です。高齢者のいる方で帰省されたときは、火災防止対策(簡単に使える消火スプレーの備えなど)を!この冬は例年より寒く降雪地域では雪も多くなる予想です。停電した後の通電火災(停電時はブレーカーを落とす)、ストーブ火災などに注意が必要です。

おやすみ前、お出かけ前に火の用心!(火災の発生状況・出火原因)>>

8.パソコンのウィルス対策

昨今は比較的規模の大きな企業、病院内のネットワークの脆弱性が狙われた被害も散見し始めています。年末・年始の連休前後は特に注意が必要です。

ランサムウェア(身代金ウイルス)

ランサムウェア」と呼ばれる身代金ウィルスによる被害が拡大しています。感染するとパソコン操作は一切できなくなり、復旧するために仮想通貨などで金銭を要求される手口です。特にオフィスなどで、連休明けに大量のメールを受信する場合に、ウィルスが仕掛けられた添付ファイルを開き、感染するケースが目立ちます。ランサムウェアは感染した場合、駆除・復旧が極めて困難(ほぼ不可能)であり、被害も極めて深刻なものになります。重要なデーターは定期的なバックアップを必ず行いましょう。

感染したら顧客データー、
取引データー等すべてが
書き換えられてしまう・・

OSやドライバー、アプリを含めて、
丸ごとバックアップ
(イメージバックアップ)
が必要だよ。

社内に管理者を
置いたほうがいいかも。

マイクロソフトのOneDrive、Googleドライブなど、クラウドサービスでのデータ保存では、OSやインストール済のアプリーデーターは保存されないため、バックアップソフトなどでの保存が必要。

(1)仕事納めの日には・・

  • データーのバックアップを忘れずに行う。(外部ストレージに保存)
  • データーを保存したストレージ(外付けHDDなど)は、USB接続を外しておく。
  • パソコンの電源は必ず切っておく。(スリープ状態にしない)

(2)仕事始めの日には・・

  • パソコンを起動したら、OS、セキュリティーソフト等のアップデートを確認。
  • 差出人不明のメールは開かない。(特に添付ファイル、メール本文にURLがリンクされている場合は要注意です。)取引先からの挨拶を装ったケースも発生しています。

丸ごとバックアップはOSやアプリ、各種設定などPC内のデーターすべてを1度に保存し、もしものウイルス感染や故障の際に、丸ごと復元します。保存する容量やストレージにより異なりますが作業には数時間~1日程度かかる場合もあり、余裕をもったスケジュールが必要です。

どんなウイルス?

  • 取引先等とやり取りしたメールが攻撃者に盗まれ、その内容やメールアドレスが転用されて、ウイルスメールとして送られてくる。
  • Excelの添付ファイルにウイルスを埋め込まれる。
  • PDF閲覧ソフトをダウンロードさせる偽サイトに誘導し、閲覧ソフトを装ったウイルスをインストールさせる。

対策

  • 添付ファイルの「コンテンツの有効化」を安易にクリックしない。
  • メールに記載されたリンクはクリックせず、正規開発元からインストールする。

12月は特殊詐欺に厳重警戒

12月は詐欺被害がもっとも多い

9.オレオレ詐欺・架空請求など

期間は2022年1月~10月末(数値は政府統計総合窓口から出典)

(1)認知件数は1万3919件

10月末時点で前年同期より1,979件増加しています。月平均で1,392件発生しています(4月以外はずべて前年より増加)。1日あたりでは約61件発生しています。

毎年12月はもっとも多く、2021年12月は全国で1,408件発生しています。被害金額は約35億8700万円(1日あたり約1億1570万円)です。

(2)被害金額は約280億円以上

10月末までの被害金額は28,084,059,564円です。犯罪組織、反社会集団などにより、月平均で約28億円、1日あたり約9200万円が奪われていることになります。

2021年同期と比べた場合、約56億円多くなっています。

(3)被害者の年齢・性別

  • 年齢:60歳以上が約8割
  • 性別:女性が7割以上

(4)警察庁の詐欺防止ビデオ

杉さん、コロッケさん、伍代さん達がいろいろ教えてくれます。お爺ちゃん、おばあちゃんと一緒に見ると良さそうですね。

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ガラケーからスマホに乗り換えたお爺ちゃん、おばあちゃんも多いと思います。帰省されたときは、教えてあげましょう。ショートメッセージは無作為かつ大量に送信する手口であり、今後も増えるかもしれません。今までガラケーを通話のみで利用していた高齢者の方で、メールを含めて慣れてない方はメッセージ通信を使用せず、受信した場合はすべて無視するように伝えたほうがいいかもですね。

10.フィッシング詐欺(急増中!)

amazonなど大手ネット業者、宅配業者、金融機関を装ったメールが増えています。

フィッシング詐欺
2022年8月下旬からインターネットバンキングに係る不正送金事犯による被害が急増

警察庁の注意喚起(PDF)内容から転載(抜粋)

令和4年上半期(1月から6月までの6か月間)における発生件数は145件、被害額は約3億 2100万円でしたが8月における発生件数は70件、被害額は約2億1300万円、また9月1日から15日までにおける発生件数は184件、被害額は約1億6900万円となっており急増しています。(数値はいずれも暫定値)

不正送金被害が急増

被害の多くはフィッシングによるものとみられます。具体的には、金融機関(銀行)を装ったフィッシングサイト(偽のログインサイト)へ誘導するメールが多数確認されています。このようなメールや SMS に記載されたリンクからアクセスしたサイトに ID・パスワード等を入力しないよう御注意ください。

  • 金融機関の偽サイトや不正なアプリをダウンロードさせるサイトに誘導する。
  • 銀行の名前をかたって「異常ログインの可能性」などのウソのメッセージで、ID・パスワードを偽サイトに入力させて盗む。

ショートメッセージでURLが記載されていた場合は、すぐにアクセスしないことです。また間違ってアクセスした場合は、パスワード入力はしないこと。

11.押し買い被害

年末から年度末に特に目立ちます。「リサイクルセンター」など架空の名称を名乗り電話(近所をまわっています・・など)をしたあと訪問し、貴金属などを相場より安く買い叩く手口です。

悪質な訪問販売や通販トラブルは、消費者相談センター(188番=いやや)へ!

初詣(番外)

初詣
境内でのポイ捨て禁止


正しい拝礼の作法[神社庁の動画を表示]

神社の鳥居をくぐるときは、一礼してから鳥居内側の端を歩き、参拝を終えたあとも社殿の方向を向き一礼するのが丁寧な作法とされています。(出典:東京神社庁

ご神前についたら浅く一礼したのちに、お賽銭を入れる。そして・・

  1. 深いお辞儀(礼)を二回繰り返します。[ 二拝 ]
  2. 次に両手を胸の高さで合わせ、右手を少し手前に引き、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打ちます。[ 二拍手 ]
  3. そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります。
  4. 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(礼)をします。[ 一拝 ]


▲2分45秒の動画(字幕あり)です。


2023年は卯年

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