徳島、香川、愛媛、高知の
ツキノワグマ出没状況
▲動物園で飼育されているツキノワグマ(メス・推定4歳)
四国のツキノワグマは、徳島県・高知県の四国山地にある剣山(つるぎさん)を中心とした地域に、数十頭程度が生息しているとみられています。
[目次]
- 最近の目撃情報
市町村・警察等の発表情報を掲載 - 熊を目撃したら
回覧用のチラシ - 熊との事故を防ぐために
警察、市町村等が発表した目撃・出没情報(一部痕跡を含む)について、出没日時順にリスト化して掲載しています。県内すべての情報ではありません。速報性はありませんので出没地域の方、レジャー等で山間部等に行かれる方は、該当市町村のメルマガ・SNS等での確認をおすすめします。
近年の出没件数
- 数値は環境省HPから出典
- 環境省の集計は年度単位
年 度 |
2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 |
件 数 |
3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2024年
- 2024年3月31日午後1時30分頃:四国霊場12番焼山寺、参道車道中腹付近で、たぬきのような小さな大きさの茶色い生き物が車道を横切って歩いていた。歩き方がひょっこひょっこしていて、熊に似た歩き方。狸にしたら尾っぽがみじかく、胴がぼてっとしていた。おそらく子熊かなと思いながら、車だったのでそのまま通り過ぎたということです。
※メールでお寄せいただいた情報です。
目撃情報をお寄せください。匿名でOKです(簡単入力)
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人への危険が予想される場所(市街地や公園や遊歩道など)の場合は、目撃された方から市町村役場もしくは管轄地域の警察(または110番)へ通報をおすすめします。当サイトからの通報は行っていません。
2023年
環境省の集計では徳島県で1件、高知県で2件の出没情報があるそうです。
2022年
情報はありません。
2021年
- 8月3日深夜0時30分ごろに、高知県南国市(南国インターから北部にある採石場の北付近)2号線上にて小熊を1.5~2mの距離にて目視により視認された。サイズはやや小さめので、中型犬、柴犬程度ということです。目撃された方は危険を察知され、その場からアクセル全開で離れられた。また農家でして何度も見た事がありますので、タヌキ、ハクビシン、猪、などの害獣との見間違えは100%ないということです。闇夜でもあり真っ黒のモフモフからツキノワグマの小熊と推察されるということです。
※メールでお寄せいただいた情報です。 - 3月21日(日)か28日(日){日時不詳}に、徳島県名西郡神山町の「神通の滝」駐車場から下りて2キロ以内の右手下に川がある場所。桜の頃で景色を見る為車を降り、ガードレールから下を見ると山肌を駆け上がって来て、道路を横ぎり山へ上がって行く熊を目撃された。体長は中型犬より少し大きくて真っ黒ということです。
※8月にメールでお寄せいただいた情報で、日時は定かでないということです。
2020年
- 6月24日午前7時30分ごろ:香川県高松市塩江町「鷹山公園」から「竜王山」頂上への登山道途中(1005mピーク付近)で目撃された。
※メールでお寄せいただいた情報です。 - 4月5日午後11時過ぎ:高知県安芸郡北川村西谷地区。自宅の敷地内から、大型犬ほどの熊とみられる動物を目撃された。
※メールでお寄せいただいた情報です。
2019年
- 11月9日午後3時20分ごろ:徳島県三好市池田町地内(車で徳島から、祖谷峡の小便小僧に行く道中の、小便小僧の15分程手前辺りの道路上)で、クマとみられる動物を目撃された。
※メールでお寄せいただいた情報です。 - 9月27日(時刻不詳):高知県香美市物部町三嶺地内「さおりが原」南方の雑木林(クマのような動物2頭)
- 5月2日午後12時30分ごろ:徳島県落合峠付近の山中。落合峠まで車で行き、「矢筈山=やはずやま」へのピストン登山に2人で行かれた時、復路の落合峠まで残り30分くらいの尾根道を歩行中に、南側斜面の約20メートル先にて目撃されたということです。(熊も人間に気づいたので、しばらくお互い動かずにいたまま、我々から徐々に歩を進めてその場から離れました。小さい熊だったように思います。※目撃された方の話)
※メールでお寄せいただいた情報です。 - 2月24日午前10時05分ごろ:徳島県美馬市と香川県塩江町の県境。「竜王山」から鷹山園地へ降りて、小休憩後に相栗峠に降りる県境の下山道を200mほど降りた地点で、体長が1m程の熊であろう黒い生物を50m程前方で目撃。(道を横切って山に入っていったとのことです。)
※メールでお寄せいただいた情報です。
2018年
- 8月9日(時刻不詳):徳島県那賀郡那賀町(林道杉地臼ヶ谷線の旧相生,上那賀町境周辺)※ツキノワグマらしき動物。
(危機管理部 消費者くらし安全局消費者くらし政策課 鳥獣管理対策担当の発表情報)
2017年
- 6月15日:愛媛県宇和島市津島町御槙地区。
(クマと断定されていないが、宇和島署が注意喚起しています) - 5月19日午後8時ごろ:徳島県神山町下分の四国霊場12番札所「焼山寺」付近。
(クマと断定されていない。また周辺では4月にもクマらしき動物が目撃されています)
2016年
- 日時:7月21日午前8時30分ごろ:高知県安芸市古井(安明寺橋から数百メートル北)近年において安芸市(市内の山間部)で、クマの出没が確認されたのは初めてということです。
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人への危険が予想される場所(市街地や公園や遊歩道など)の場合は、目撃された方から市町村役場もしくは管轄地域の警察(または110番)へ通報をおすすめします。当サイトからの通報は行っていません。
クマと遭遇を避けることが優先
それでも遭遇したら・・
クマ棚を見たら生息エリア
「クマ棚」はツキノワグマが木にのぼり栗や柿などの実を食べるとき、枝をたぐり寄せます。このとき折れた枝が木の上に積み重なった状態です。木の比較的高い場所に、大きな鳥の巣ように枝が重なり集つまった状態を見た場合は注意が必要。
クマと遭遇したら
(段階別の対処)
▲クマ棚の写真や痕跡も掲載しています。クマの接近防止に爆竹(花火)
クマ出没チラシ(回覧用)
5種類(多言語含む)あります。それぞれPDFで表示・印刷(各A4サイズ)できます。
⑤ 多言語(英語、韓国・中国・スペインなど10か国語。翻訳ツールによるもの)
①~⑤をまとめてダウンロード
(zip形式 5.43MB)
▲PDFとpptファイル(PowerPointで編集できます)を同梱。PDFはスマホに保存したあと、マルチコピー機のあるコンビニ等で印刷することもできます。
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