秋の全国交通安全運動(2023年)ポスター等

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「年末の交通安全運動2023年」について、都道府県ごとの実施期間、ポスター等をまとめています。>>。

令和5年の運動期間は
9月21日(木)~9月30日(土)

運動期間中の交通事故発生件数は8,428件、負傷者数は9,899件、死者数は63人(前年より20人少ない)です

[目次]

このページに掲載のポスターは内閣府、事故件数などは警察庁政府統計総合窓口から出典した情報です。数値を再利用される場合は、出典元データーをご使用ください。

実施期間

  • 令和5年9月21日(木)から9月30日(土)
  • 交通事故死ゼロを目指す日:9月30日(土)

重点項目

  1. こどもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保
  2. 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転等の根絶
  3. 自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

全国一斉取り締まりの結果

9月25日(月)と29日(金)に実施された全国一斉取り締まりについて、検挙数等が発表されています。

(1)9月25日(月)の自転車違反関連

全国で交付された指導警告票交付数は約1万2000件、検挙件数は約700件。

違反別の交付数、検挙件数[表示]
件数
指導警告票交付数 無灯火 460
二人乗り 200
信号無視 703
指定場所一時不停止 2,920
歩道通行違反 625
右側通行違反 1,267
歩道通行方法違反 96
並進禁止 2,196
その他 3,595
合計 12,062
検挙件数 信号無視 239
通行禁止違反 8
しゃ断踏切立入 82
指定場所一時不停止 286
歩道通行違反 11
右側通行違反 29
歩道通行方法違反 17
無灯火 0
乗車・積載違反 2
酒酔い運転 0
運転者の遵守事項違反 6
内訳 携帯電話 2
傘差し 0
イヤホン等 4
制動装置不良自転車運転 7
その他 2
合計 689

(2)9月29日(金)の通学路における取り締り

全国の通学路(3,778箇所)で実施され検挙総数は約1万3,500件。おもな違反は下記の通りです。

  1. 通行禁止:4,923件
  2. 最高速度違反:3,767件
  3. 歩行者妨害:878件
  4. 携帯電話使用等:736件
  5. 信号無視:358件
  6. 無免許運転:27件
  7. 酒気帯び運転:3件
秋の交通安全運動ポスター(2023年)

内閣府および警察庁が公開している交通事故防止に関するポスターです。職場や学校などに掲示することで、事故防止が期待できると思います。
※いずれもPDFで表示・印刷できます。(内閣府または警察庁の該当ページにリンク)

2023年の「秋の交通安全運動」ポスター横サイズ
▲③秋の全国交通安全運動ポスター(横サイズ)

上記①~③(PDF)を
まとめてダウンロード
[zip]2.34MB

 

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その他(通年)

各リンク先(警察庁の該当ページ)で、表示(PDF)・印刷できます。

飲酒運転防止ポスター 飲酒運転の根絶 歩行者妨害
飲酒運転の根絶 飲酒運転の根絶 歩行者妨害
あおり運転の厳罰化 高齢者の自動車免許返納 飲食店向けの「飲酒運転防止」チラシ
あおり運転 免許の返納 飲酒運転防止(※)

※飲食店向けの簡易チラシです。多言語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語)を併記しています。高画質ではないため、印刷する場合はA4サイズ(タテ)を推奨します。このチラシのみ警察庁の配布ではありません。

上記を含むポスター・リーフレット等をまとめてダウンロード(すべてPDF形式)

ポスター/リーフレット
▲警察庁が公開している交通安全ポスターなど16種類を同梱(zip|17.5MB)。交通事故防止に期待できそうです。外国人向けの交通安全資料
Traffic Safety Materials for Foreigners

▲警察庁が配布している英語・中国語・韓国語・ベトナム語、ポルトガル語など、外国人向けの交通安全リーフレット、資料など14種類を同梱(zip|18.0MB)。事業所に従事する外国人の交通事故防止に役立ちそうです。

ポスターって事故防止に効果あるのかな。

1回だけ見ても効果ないかも。何度も見れば時々思い出すかも。

じわじわーっと効果が出てきて、事故が減るといいね!

あ、そっか!じゃあ印刷して、あっちこっちに貼らなきゃ。
トイレの壁とかいいんじゃない?

トイレ・・写真の人がチョットかわいそうかもだけどね。

何度もポスターを目にすれば、事故の可能性に早く気づき「あと少し早く気づいていれば・・」を減らすことができそうです。例えば5秒でも40km/h走行の場合は約55.5m進みます。こっそり見張ってる、おまわりさんの早期発見にもつながりそうです。

車が1秒間で進む距離 速度 1秒 5秒
40km/h 11.1m 55.5m
60km/h 16.7m 83.3m
100km/h 27.8m 138.9m

交通取り締まりにご注意
(毎日どこかで1万4912件)

交通取り締まり オービス

可搬式オービス(移動可能な自動速度取り締まり機)は、すべての都道府県で運用されています。生活道路や通学路、堤防道路などでの取り締まりも増えています。

歩行者妨害(歩行者のいる信号機のない横断歩道での車の一時停止違反)は、取り締まりが強化されています。昨年の検挙件数(全国|年間)は約32万6千件(1日あたり893件)で、5年以上連続して増加しています。

横断歩行者妨害

9月以降の死者数は8月までの1.27倍

9月からは交通事故死者が急増
昨年(2022年)9月以降の交通事故死者数(月平均)は、8月までの1.27倍(1か月あたり約54人多い)です。2013年からの10年間をみても1.19~1.34倍(平均と中央値ともに1.24倍)で、大きな差はありません。9月は多くの地域で月初と月末で日没時刻の差がもっとも大きい月です。また薄暮時間帯(日没前後の1時間)は、自動車×歩行者の死亡事故が昼間の4倍といわれています。

10月以降は飲酒運転による死亡・重傷事故も増加し、過去5年では9月までの平均の1.17倍で、12月だけを見ると1.31倍で、もっとも多くなっています。(過去5年間に発生した飲酒運転による死亡・重傷事故の合計は2,528件)

歩行者・自転車は反射材をつけると、自動車がロービーム(照射距離40メートル)であっても約57メートル前で気づきます。反射材なしの場合は、黒っぽい服装で約26メートル、明るい服装でも約38メートルです。

千葉県警の分析によると、夜間に発生した自動車と横断歩行者の死亡事故について、ほとんどの前照灯は下向き(ロービーム)になっており、上向き(ハイビーム)であれば半数以上(56%)は、衝突を回避できた可能性が高いということです。路上に倒れたり寝込んでいる人、落下物の回避にも余裕ができそうです。反射材とハイビームの効果(当サイト内へリンク)

事故の要因が重なる

  • ドライバーは視界が徐々に悪くなり、歩行者との距離が分かりにくくなる。
  • 交差点での右左折時に、夕陽の眩しさで横断中の歩行者を見落とす。(死亡事故の33%が横断歩道および付近で発生)また右折時に直進車との距離や速度(特に二輪車の直進)が分かりにくくなるため、特に注意が必要です。
  • 日中の業務ドライバーは、疲れが出やすくなる時間。また企業・店舗からの集荷などが重なる時間でもあり、もっとも忙しい時間帯です。
  • 高速道路、幹線道路では渋滞が発生する場所も多い。特に11月下旬からは配送の車両が増えます。昨今は宅配サービスのバイクも目立ちます。
  • 学校の下校時間と重なる。
  • 歩行者は自動車のスピードが分かりにくくなる。

ライト点灯時刻の目安

9月は月初と月末の日没時間の差が、年間でもっとも大きい!

日没時刻の30分前にライトの点灯が推奨されています。また歩行者は反射材の利用が事故防止に役立ちます。おもな都市の点灯時刻(晴天時の目安)を掲載しています。

9月~12月の推奨時間(各月15日)[表示]
都市 9月 10月 11月 12月
札幌 17:15 16:20 15:40 15:30
仙台 17:15 16:30 15:55 15:45
新潟 17:20 16:40 16:00 15:55
東京 17:20 16:35 16:05 16:00
名古屋 17:30 16:50 16:15 16:10
大阪 17:35 16:55 16:25 16:20
広島 17:50 17:05 16:35 16:30
松江 17:45 17:00 16:30 16:25
高知 17:45 17:00 16:35 16:30
福岡 17:55 17:15 16:45 16:40
鹿児島 17:55 17:15 16:50 16:45
那覇 18:00 17:30 17:10 17:10
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運動期間中の交通事故

昨年の期間中の死者は全国で83人です。

期間中の死者数(今年と昨年)

※2023年は「交通事故日報」からの暫定数です。

2023年 2022年 2023年 2022年
21 5 10 26 7 11
22 8 7 27 6 8
23 7 2 28 5 13
24 5 4 29 2 11
25 6 9 30 12 8
合計 63 83人

2023年の発生状況

  • 交通事故発生件数:8,428件(前年比-40人)
  • 負傷者数:9,899件(前年比-137人)
  • 死者数:63人(前年比-20人)

※30日の「交通事故死ゼロを目指す日」の死者数は12人でした。

「秋の全国交通安全運動」は昭和29年から始まっています。昭和50年以前は実施月日が年によって異なりますが、期間はいずれも10日間です。おもな年の期間中死者数は下記の通りです。(沖縄県は1972年の本土復帰から統計に含まれています)

  • 昭和29年[1954年]は219人
  • もっとも多かった年は、昭和46年[1971年]で446人
  • 平成以降でもっとも多かった年は、平成元年[1989年]で320人
  • 令和5年[2023年]は63人

被害者にも加害者にもならない!

「携帯電話に事故の連絡が入る」ことがないように・・

  • 子どもの飛び出しに注意
▲オンマウスまたはタップで停止

かもしれない運転で事故を減らす!

もう知ってるかもね・・

かもしれない運転

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